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あにまるず

森の賢者

掲載日:2017/11/06

わたしは、この森の賢者である。


すべてを見通すまなこに、


それらを解するための明晰なる頭脳。


この世すべてを知り理解する、


わたし以上の賢者はおるまいよ。




それにしても腹が減った。


いま居る木になっていたは、すべて取りつくした。


暫くしていたらまた成るかと思ったのだが、


未熟な実ばかりしか成らず、食に値しない。


もう少し我慢すればと思わくも無いが、


流石にこれ以上は耐えられまい。



仕方なしと長く居座った木から、


何度目かの移住を決意する。


ならば、木から降りねばと下方に目を向けた。


……遠い。


食せる実を探すうちに、


いつの間にやら地を離れ過ぎたか。


………………。


んむ、もう少し待つか。


あともう少し待てば、


いまだ未熟な実も食べごろに成るであろう。


きっとそうに違いない。



……それにしても腹が減った。


腹が減ると考えるから腹が減るのか。


ならば、他のことに目を向けるべきであろう。


そう考えに到るわたしは実に聡い。


さて、早速……文字通り目を向けるとしよう。



そうしてふと下方に目を向けると、


そこには小さき影が見えた。


ひとの子のようだ。


何やらこちらに指を差して興奮しているな。


いったいなにをそんなに……



「わぁーナマケモノがいるぅー! すごぉーぃかわいい!!」



……ひとはわたしのことをナマケモノと呼ぶ。


実に不愉快極まり……まぁどうでもよいことか。



それにしても、腹が減ったな。

可愛らしい動物の詩を読んで、衝動的に書いた。

後悔はしていないが、可愛いってなんだろうという悩みが増えた(´・ω・`)しょぼん

胸がきゅんとするあにまるずをで、ナマケモノをチョイスする私を誰か褒めてもいいのよ?


※あにまるずをシリーズ化していますので、他の作品のあにまるずもお楽しみ頂けると嬉しいです♪

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― 新着の感想 ―
[良い点] 一見、賢者と呼ばれるには程遠い姿を私たちに晒しているアレが、こういうこと考えてるとしたら確かに賢者ですね。賢者(?)とするか迷うくらいの賢者。 [気になる点] オチがすごい分、もうちょっと…
[良い点] ナマケモノを選んだミズタマン♪さん流石です。 (^o^)/ヨシヨシ 私もナマケモノ好きですよ。 かわいいし、平和ですよね(^-^)
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