第一章4 現世に存在する魔女のヒント
ロゼンは為王龍をそっちのけで、話しを進めた。
「魔女はそう簡単に探す事が出来ないから、私からヒントを出して上げよう。」
「ヒント1 黒髪で短髪 ヒント2 メガネっ娘 ヒント3 同じ学校に通っている」
ロゼンはヒントを出して部屋を出ていった。
為王龍はヒントを頼りにして魔女を探しに現世に帰ることにした。
現世に帰るためには魔方陣を描かいて魔道を出さないと、いけないが、為王龍は魔方陣を描くのが出来ない
「俺はこの世に生まれて一度も魔方陣なんて物描いたことが無いから描けるわけがないからどう描くのか位教えろよ」
ロゼンにムカついていた時に魔王王室の扉が開いたそこに居たのは遥だった。
「魔王様が魔方陣一つも描けないとは笑わせてくれますね。」
と遥が言い出した。
遥はいつも他人が出来ない事を馬鹿にしてくる。
「俺に出来ない事なんだから遥にもできるわけないだろう」
遥は何でも出きる完璧人間だけど、一度も魔方陣を描いたことがないお前に魔方陣は描くことが出来ないと思っていたが、遥はチョークで黙々と魔方陣を描き始めた。
~10分後~
「どうだ!見ろこの完璧な魔方陣を。私を誉めてもいいぞ。」
調子にのり始めてきた。調子に乗るとこいつは誉めてくれるまでこの調子になってしまう。