第一章3 一流魔王になるためには・・・
俺は朝起きて目が覚めたら夢オチではないかと思っていた。実際夢オチではなかった。
昨日の通りに、ロゼンが魔王城にやってきた。
「昨日も言った通り、為王龍(すわろう)君が一流魔王になるためには沢山の努力が必要と言ったね。その課題を言いにきたんだよ。」
どんな課題がくるかは大体予想が出来た。あんなのやこんなのと思っていたらロゼンが話し始めた
「一流魔王になるのに必須なのが2つある。まず1つ目は魔女と結婚してもらう。」
1つ目は予想と当たっていた。流石に魔女だとは思いもしなかった。ロゼンが2つ目を話し出した
「2つ目は魔界の制覇をしながら日常生活を送って貰う。」
「えっ!?」
俺は驚いた。どういう事だ。日常生活を送れだと、なぜ魔界の制覇をしながら現世で、日常生活をか送らないといけないんだ?
ロゼンは俺の疑問に気づいた。そして言った。
「その魔女と結婚と言っても君の知っている人物だよ。なぜ魔界の制覇をしながら現世で、日常生活を送らないと行けないんだと思ってるね。」
お前には心が読めるのかと思った。
「今、お前には心が読めるのかと思ったね。それはおいといて、本題に入ろうか」