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大きな倉庫に、小さな子猫が迷いこみました。

「ここは危ないよ。」

人間達は子猫を追いかけて捕まえました。

「この子をどうしよう?」 アルバイトのお姉さんが手をあげました。

「私が飼います。」

お姉さんは子猫を大事そうに抱えて帰りました。

そこは、お姉さんのカレシの家でした。

「俺、ネコは好きじゃないんだけど」

そういいながらも、カレシはネコのために、おいしいごはんと、暖かな寝床を用意してくれました。


追いかけられた時に、怖い思いをしたせいで、ネコは人間を嫌いになっていました。

人間と一緒にいるのは、おいしいごはんのため。ネコはそう思っていました。


ある日、ネコは寝床が冷たい気がして、部屋を見回しました。

カレシがあぐらをかいて、テレビを見ています。

その膝の上に、ネコは飛び乗りました。

大きなあぐらは思った通り暖かく、居心地のよい場所でした。

「怒らないでね?」

お姉さんが、ちょっと遠慮がちに頭を撫でました。

その手のひらは、やはり暖かく、そして優しいものでした。

ネコは、もう少しここに居るのも悪くないような、そんな気がしました。


あぐらがネコの体にぴったりの大きさになる頃、カレシが『ダンナサン』になりました。


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