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『未来視オークはぬいぐるみ!?』 〜美女たちに癒されながら、悩める運命をブッタ切る!〜  作者: 焼豚の神!
プロローグ(第0章):もふもふの運命、始まりの焼豚顔と神様兄弟との邂逅
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第2話 ②「“キミは選ばれし者”って…言うの早くない?まだ川でコケてるだけなんだけど!?」

今日もよろしくお願いします!


ストーリーに、どれだけ脂が乗っているか…


ぜひ読んで確かめてください(*'ω'*)!


そろそろ、かわいいヒロインちゃん達も出したいんですけど、物語的な進行具合でちょっともう少し後に出した方が面白くニヨニヨできそうな展開を組めそうなのです!

ヒロインちゃんたちが登場してきたら爆速的にケラケラ~萌え萌え~するはずですよ~♬

もう暫しむさい男たちの修行風景をご堪能してお待ちください(*'ω'*)/

【シーン:早朝、森の奥。地面はまだ朝露でぬれている】


グリス:「昨日、“書いてみたい”って思っただけなのに、なんで今日にはサバイバル訓練開始なの!?ボクまだ、チャーハンの味も覚えてないんだけど……!」



書きたい。そう思った。それは間違いなく、グリスの“最初の一歩”だった。

でも──神様兄弟にとっては、それがもう“スタートの合図”だったらしい。


そして、地獄のような訓練が始まった。



■シーン:グリス、木に登る

グリス(必死に)

「なんで!?なんで木の上のハチミツを素手で取らなきゃいけないの!?なんかめっちゃブンブン言ってるんですけど!!」


ツカサ(地上で手を振りながら)

「書き手たる者、視野を広く持て!高いところはいいぞ〜!」


レンジ(冷静に)

「落ちたら最初からやり直しだ。飛ばすなよ?」


グリス(大声で)

「やり直しの定義おかしくない!?」






■シーン:腕立て100回中

グリス(ヘトヘト)

「100回て……ボクの人生、通算でまだ30回もやってないのに……!」


レンジ(ニコニコ笑顔)

「物理的な基礎は“言葉の器”を鍛える。全ては言葉のためだよ!

言葉には力が宿っていると昔から言われているからな。だけど同時に、言葉は刃でもあるんだ。鈍れば届かず、軽ければ折れる...。だから、それを支える器がなければ、言葉もただの音にすぎないのさ」



グリス(ふらつきながら)

「言葉のために筋肉いる!?うそだ、絶対マッチョの思想だ……!」







■シーン:“ごはんをゲットするまで帰れません” 川チャレンジ

【冷たい川に、鍋がぷかぷか浮かんでいる】


グリス(川の中、ブルブル)

「ごはんって、これ“拾って帰れ”じゃなくて、“自力で調達しろ”って意味だったんだね……」


ナレーション

ふらつく足。滑る岩。凍える水。

けれど、グリスは──それでも前へ進んでいた。


グリス(弱々しく)

「うう……これ、神様兄弟の“飯テロ”じゃなくて、ガチテロでしょ……」





■シーン:謎の筋トレ「神ツボ押しスクワット」

【グリス、両脚にツボ押し棒を挟んでスクワット中】


グリス(悶絶)

「これ拷問でしかない!!どこの国の鍛え方なのぉおおお!!」


ツカサ(爆笑しながら)

「いや~いいね、才能感じるよ。泣き声が実にドラマチック!」


レンジ(淡々と)

「涙は“感情の源泉”だ。言葉を生む、尊い原料だな」


グリス(涙目)

「尊い!?この涙!?あんたらの頭が尊すぎてついてけないよ……!」





【夕方、訓練終了】



肉体はボロボロ。足はガクガク。なのに──

グリスの中にひとつ、確かな感覚が芽生えていた。


「これだけやっても、生きてる。

泣いても、もがいても、誰も笑わなかった……」




むしろ、どこか誇らしそうに見つめてくれていた。

“弱くていい”。“未熟でいい”。

その姿のまま、前に進むことを──この兄弟たちは許してくれる。




グリス(静かに)

「ボク、選ばれし者……とか言われたけどさ。

まだコケてばっかりで、何もできてないんだけど……」




ナレーション

それでも彼の足は、今、止まっていない。

ぐらついて、倒れて、また立ち上がって、進んでいる。

それが、選ばれた者の“最初の証”なのかもしれない。








【シーン終盤:焚き火の前】



グリス(ヘロヘロ)

「もう……無理……筋肉って、限界くると熱くなるんだ……知ってた……?」


ツカサ(やけに楽しそう)

「知ってた! っていうか、その辺からが本番だからな!」


レンジ(淡々と)

「次は“言霊耐性”の基礎訓練に入る。思考と言葉のリンク精度を上げろ」


グリス(心の声)

(……なんで“言葉の訓練”なのに、ボクだけ毎日、地面と友達してるんだろ……)


川の音が静かに響く中、夕陽がゆっくりと傾いていく。

グリスの肩は重く、足取りはふらふらだったが──


それでも、心のどこかに、ほんのわずかな「続けたい気持ち」が残っていた。


なぜなら、

ツカサとレンジの目が、あの一冊の本と、ボクに向けられるときだけ──

少しだけ、あたたかく感じるからだ。





そして彼はまだ知らない。

後に『占影せんえいのグリス』と呼ばれ、各国の大物たちに一目置かれる存在になることを。世界中が、彼の“言葉”を待ち望む日が来るなど──この時の彼に想像できるはずもなかった。



グリス(ポツリ)

「神様のブートキャンプ、マジで笑えない……」


第2話③:「“言葉のチカラ”とか言うけど……え、これマジで世界変えるやつ!?」(つづく)

どうも、お世話様でございます!


焼豚の神でございます。




今回も読了しに来てくださった皆様ありがとうございます('◇')ゞ!


「えっ?神様兄弟って人じゃないの。マジの神様なのん??」と思うかもしれませんが、追々彼らの正体も判明していきます故、お楽しみに(^_-)-☆


感想・ブクマ・お気に入り、おかわり自由でお待ちしてます!

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