第24話:◆「裏切りの仮面と蒼き紡ぎ手」◆
おこんばんは!
本日3回目の投稿が本日最後の投稿です!
坑道の闇が静まりかけた中、戦いの余韻が漂う。
グリスは魔術書を胸に抱き、ペンを握り締めながら、深く息をついた。
「マド《???》の正体……それを暴かなければ、この戦いは終わらない」
リーアは隣で静かにうなずく。
「あなたの物語が、仲間の未来を繋ぐのよ」
——
◆再び姿を現す闇
突然、レオニスの体が異様に歪み、彼の口から謎の言葉が零れる。
「我はまど、影の囁き……」
声は幾重にも重なり、まるで無数の存在が一つに溶け込んでいるかのようだ。
エルネアが剣を構えながら叫ぶ。
「白霧の鷹よ、彼の正体を見抜け!」
ハイロは左眼を光らせ、闇の魔眼で相手の正体を探る。
「彼の身体の奥に複数の魂が混在している……このままでは、簡単には倒せないぞ」
ナナシが叫ぶ。
「無銘の牙、全員集中だ!」
ミミとルルカは前線を守りつつ、プルリは魔弾で遠距離から援護する。
ゴルドは盾で仲間をかばいながら、バルク・ムキムキとハイテンションオババが姿を現す。
「筋肉は裏切らん!俺たちの力を見せてやる!」バルクが叫ぶ。
「地獄のマッサージ、もう一発よ!」ハイテンションオババも意気込む。
——
◆グリスの覚悟
グリスは静かに魔術書を開き、光のページに呪文を書き込む。
「この力で、マド《???》を封じる……俺が決めるんだ、物語の結末を」
リーアが微笑みながら言う。
「私はあなたの剣、共に歩む」
ライナーが勢いよく飛び出し、叫ぶ。
「俺は絶対にグリスさんの舎弟だ!お前を絶対守る!」
セリカがツッコミつつも後ろから援護。
「余計なこと言ってないで、ちゃんと戦え!」
レオニスの影が一瞬、巨大な怪物のような姿に変わる。
「これが、我が本当の姿……闇の深淵より出でし者」
エルネアが前に立ちはだかる。
「皆、全力で行くぞ!」
ハイロが魔眼を輝かせ、ヴォルカとフィリオも力を合わせて攻撃の準備を整える。
グリスは魔術書の光を高く掲げ、蒼炎が彼の体を包み込む。
「俺の物語は、俺が紡ぐ。終わらせるのは、まだ早すぎるだろ!」
仲間たちの声が響き渡る。
「共に行くぞ!」
闇と光が激しくぶつかり合い、物語の新たな幕が上がった。
【第25話】へつづく!
タイトル:「紡がれる蒼炎、断ち切る影」
どうも、お世話様でございます!
焼豚の神でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。('◇')ゞ
物語が現在、狡猾と狡猾が交差しています!
今後も加速度的に物語が進行していきます!
今日はもうおしまいです!
また明日、月曜日に連続投稿するかもよ!
1回目の投稿は、朝6時10分に投稿予定!
それでは、引き続き物語をお楽しみください!('ω')ノ
◆グリスの「モフ度」と能力関連設定◆
グリスの能力:「クロニクルベアラー(物語を綴る者)」
→ 他者の記憶・感情・空間の“物語構造”を感知し、世界を“読み解く”力。
→ 使えば使うほど“内側の温度(感情)”が昂ぶり、モフ度が上昇する。
モフ度
- 0~19%:平常
- 20~29%:末端ふわ化
- 30~49%:耳/尻尾ふわ化
- 50%以上:ぬいぐるみ化進行、人格への影響(語尾に“ぷぅ”など)
- 75%以上:上半身下半身がぬいぐるみ化急行、人格への影響(発声が可愛くなるなど)
- 100%:完全ぬいぐるみ化(意識あり)=“魂を綴る最後の綴り”
良ければ、感想・ブクマ・お気に入り、おかわり自由でお待ちしてます!
また、良かったら筆者に別作品である『ナナシの豪腕とモンスター三姉妹 ―最弱から始まる最強クラン伝説―』通称:【ナナクラ】を是非、この機会に知って頂けますと幸いです!
それでは、また次話でお会いしましょう~~~(^^♪




