第23話:◆「闇を斬り裂く蒼の軌跡」◆
こんにちは!
本日2回目です!!
坑道の深奥、蒼い魔術の光と黒い瘴気が激しく交錯する。
「くそっ……!」ライナーが叫びながら、敵の闇の槍を大剣で受け止める。
「まだだ、ここで倒れるわけにはいかない!」
セリカは鋭くレオニスの動きを見極め、レイピアを振るう。
「隙を見せるな、あいつはただの聖職者じゃない!」
グリスは魔術書のページをめくりながら、ペンを空中に走らせる。
「今こそ、俺の物語を書き換える時だ!」
——
◆レオニスの闇、再び
レオニスの姿が暗く歪む。
「俺はレオニスではない……その名はマド《???》」
言葉は断片的で、声は複数に分裂する。まるで誰か複数の人格が一つの体に宿っているかのようだ。
「誰が喋っているのか……もうわからない……」
その言葉に周囲がざわめく。
ヴォルカが剣を高く掲げ、叫ぶ。
「この裏切り者を倒す!」
ナナシが前に飛び出す。
「無銘の牙、今こそ力を示す時だ!」
ミミとルルカが連携して敵の攻撃をかいくぐり、プルリが魔弾を連射する。
ゴルドは盾を高く掲げ、仲間たちの盾となる。
「俺に任せろ!忘れっぽくたって仲間を守る!」
——
◆グリスの蒼い光
グリスは大きく息を吸い込み、蒼炎が彼の周囲に燃え上がる。
「これが……俺の力だ!」
魔術書から溢れ出る光が闇を切り裂き、ペンが蒼く煌めく。
リーアがその背中を押す。
「あなたならできるわ、グリス!」
レオニスの闇が濃くなる。
「マド《???》の力を見せてやる」
歪む姿から次々に影が現れ、仲間たちを襲う。
エルネアは叫ぶ。
「みんな、油断するな!」
ハイロの左眼が閃き、敵の動きを封じる。
——
◆闇の深淵と光の誓い
グリスは叫んだ。
「俺たちの物語は、ここで終わらせない!」
リーアが剣を振り下ろし、仲間たちと一体となって攻撃を繰り出す。
「共に進もう、未来へ!」
闇と光がぶつかり合い、坑道は轟音に包まれた。
傷つきながらも、仲間たちは立ち上がる。
グリスの瞳に、新たな決意の火が灯った。
「さあ、描くか!」
その声は、闇の中に確かな光を宿していた。
【第24話】へつづく!
タイトル:「裏切りの仮面と蒼き紡ぎ手」
どうも、お世話様でございます!
焼豚の神でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。('◇')ゞ
物語が現在、狡猾と狡猾が交差しています!
今後も加速度的に物語が進行していきます!
3回目の投稿は、夜21時30分に投稿予定!
それでは、引き続き物語をお楽しみください!('ω')ノ
◆グリスの「モフ度」と能力関連設定◆
グリスの能力:「クロニクルベアラー(物語を綴る者)」
→ 他者の記憶・感情・空間の“物語構造”を感知し、世界を“読み解く”力。
→ 使えば使うほど“内側の温度(感情)”が昂ぶり、モフ度が上昇する。
モフ度
- 0~19%:平常
- 20~29%:末端ふわ化
- 30~49%:耳/尻尾ふわ化
- 50%以上:ぬいぐるみ化進行、人格への影響(語尾に“ぷぅ”など)
- 75%以上:上半身下半身がぬいぐるみ化急行、人格への影響(発声が可愛くなるなど)
- 100%:完全ぬいぐるみ化(意識あり)=“魂を綴る最後の綴り”
良ければ、感想・ブクマ・お気に入り、おかわり自由でお待ちしてます!
また、良かったら筆者に別作品である『ナナシの豪腕とモンスター三姉妹 ―最弱から始まる最強クラン伝説―』通称:【ナナクラ】を是非、この機会に知って頂けますと幸いです!
それでは、また次話でお会いしましょう~~~(^^♪




