第１８話：◆「黒の刃、傷の真実！～最初の裂突，光る手刀，ささやきの誓い～」
おはようございます！
今日は久しぶりの快晴です！
朝日が眩しいぜ(*ノωノ)
今日も暑くなりそうやな！('ω')ノ
皆さんも、夏バテに負けず、今日も乗り越えていきましょう！
さて、そんな微妙な天気をも吹き飛ばすほどの笑いとシリアスが入り混じった絶妙なストーリーはいかがでしょうか？
本格的な行動内探索が始まり、陰謀と策謀が交錯していきます！
ではでは、ストーリーに、どれだけ脂が乗っているか…ぜひ読んで確かめてください(*'ω'*)！
「グリス！当たり前だけど、このしょうもな言葉選び、ほんと、まじで、まじで、まじで、このタイミング！」
「まず一息つけよシロモフ。」
「お前が問題を引き起こすといつもこうなるんだよ！」
「そしてお前がそれをツッコミやるところまで定番だろ。もはや安心感だな。」
「仲良いみたいに言うな！」
ナナシのツッコミにも耐え、グリスはその目の5242さんを照らす。
しかし、全員が後ろに従いながら進んでいたそのれの初々しい瞬間に、「はじめての」黒の雰囲気が刈って輝いのように転じった。
——そして、最初に「この刃を抜いた者」がついに現れる。
「……光るよ。」
黒い刃の指先が、静かに光を流し始める。
その者は——
「セフィーナ。」
その誰よりも静かな声、だが突然に鏡のように原点を具したマナーで言い切り、グリスは悲鳴をあげた。
「ついに驚惑の宗教法もお似語も抜いてきたぞオイ！」
「セフィーナさん、……あなた…その剣を…」
リーアが悲しげな眠りを吹き飛ばすような声で言った。
「リーア、私はずっとこれを保っていた。この刃が光る時、真の街は新しい行方を演ずる。これは、社群と不均衡の記録。そして、残念な名の最終締めの刃。」
「気持ち悪ぃ！」
ナナシのツッコミに、セフィーナは笑みを吐く。
「記録を読んだら、刃は真実を訴え始めた。ヴァルツェル…いや、この地の『視線』そのものが、我らに真実を表せと驚いてる。」
その顔は一瞬、死体のように凍りつき、後に「表情を持たない者」の表象の一つとされる。
——そして、冒頭。
「なるほどな。この刃は、何かを創る刃ではなく、何かを終わらせる刃。それゆえに、ここまで手を付けることを誰も謝しなかった…じゃあ、誰だろうね、この戦場を終わらせたいやつは。」
ハイロは黙って黒い刃を見つめる。
「……ヴァルツェルだろ。」
「大問題発起！また不満爆発！お前、そういうのポロッと書いちゃだめなの！？」
グリスの笑いを喚びながら、カイが前に出る。
「まさか、ここで…アレの冒演は終わりじゃ。みな、この刃から直感を言語で得よ。これは世代を跡事として繰り返す、覚醒を針とする『末端』。」
「もうポエムだなこれ。」
しかし、そのとき、この刃に手を張り続けようとしたセフィーナの腕が、一線の黒い形によって振り切られた。
「っ！……ひゅ。」
「止められるわけないのか。さすがに。」
その形は、普段の冒険者たちには気づかれないほど美しく、だからこそ、一緒にいると思わせていた。
マリー。
微笑を残しながら後退する女。
その背中に涙するリーアの姿。
ささやきがさらに首をふるえる。
「もう、ここには、前のあの領域は無い。これから先は、あなたたちの本当のモノが問われる。私たちが問う。さあ、『名を言える勇気』は…」
——それぞれが、黙って光る黒い刃のほうを向いた。
一瞬、何もかもが発光し、永道のドアが開きかける。
「グリス、注意しろ。ここから光が出てきたら、まず戦うんだ。」
「その前にさ、みんなごめん。『ちょっとだけ泣いてもいい？』」
グリスの声が震えていた。冗談まじりの口ぶりだったが、その目には、光の粒がにじんでいた。
セフィーナはそっと目を伏せ、黒の刃の光を浴びながら、その震えに静かに耳を澄ませた。
「泣くな。泣いていいのは、終わったときだけだ。」
ナナシの声は低く、だが熱を帯びていた。
その瞬間——
“ガギィィィィィン！”
裂けるような音と共に、空間そのものが軋んだ。
空が、黒と白に真っ二つに割れる。
空間の継ぎ目からあふれ出す、見たこともない“紋章の雨”。
それは記憶の断片。
それは心の声。
それは、かつて失われた“街そのものの想い”だった。
「これが……“刃の記録”か……！」
リーアが手を胸に当て、震える足で一歩を踏み出す。
「この剣は、“終わり”と“始まり”の境界を断ち切るもの……。“創造”じゃなくて、“再選択”を促すものなの……！」
刃がさらに強く光る。
周囲の地形が軋み、転移魔法のように景色が滲み始める。
すると、セフィーナの目に、ある“影”が映った。
それは「かつての街」にいた、誰も覚えていないはずの“子供たち”の幻影。
その子たちは皆、傷だらけで、口を閉ざしていた。
「……私は……見たのよ……」
セフィーナが、誰ともなくつぶやく。
「この刃を通して、私は見たの。あの子たちが“何をされたか”も、どうして“記録から消されたのか”も、全部……！」
「まさか……お前、見たのか？『視線』の正体を？」
ナナシが、やや強く問いかける。
だがセフィーナは、静かに首を横に振った。
「見たのは、真実の“手前”よ。……でも、それだけでも、世界を敵に回す覚悟くらいは、できたわ。」
その言葉に、グリスは息をのむ。
「敵に、回すって……まさか、セフィーナ……」
「うん。ここで一つ、“嘘を終わらせる”。」
そう言うと、セフィーナは黒の刃を正面に構えた。
——すると、その刃の光が形を成し始める。
刃の周囲に“紋章”が浮かび上がる。
それは、古代文明のものと一致しない、まったく新しい“文字”だった。
それを読み解くように、カイが呟いた。
「……『第五相：選択の観測者に至る門』……？」
「門……開くのか？」
ハイロが黒刃を凝視したまま言う。
その瞬間、**“ガンッ”**と何かが刃にぶつかった。
「っ！」
セフィーナの手から刃が跳ね飛ばされる。
「誰だ！？」
リーアが叫ぶ。
現れたのは、一人の仮面の女。
その身にまとう黒い装束は、風と共に揺れ、まるでこの世界そのものに溶け込んでいるようだった。
「……この門は、まだ開いてはならない。」
「誰だ、てめぇ……！」
ナナシが睨みつける。
仮面の女は、静かに応える。
「“終末観測者 第七位”——“マアル”と申します。」
その名に、セフィーナが微かに震える。
「まさか……まだ“生きていた”のね……。」
「私は、“観ている”だけ。選択の責は、あなたたちにある。」
マアルは空中に一振り、掌で印を結ぶと、再び“幻影の街”が光と共に姿を現した。
「さあ、選べ。“過去”を暴くか、“未来”に背を向けるか。」
空がさらに歪む。
黒の刃が、再び光り出す。
——そのとき、ナナシが一歩前に出た。
「よし、俺の選択はもう決まってる。」
その瞳に宿ったのは、“始まりを終わらせる覚悟”だった。
【第19話】へつづく！
タイトル：「選択の刻、黒刃に問われし者たち」
サブ見出し：沈黙の門番、七位の観測者、交差する覚悟
どうも、お世話様でございます！
焼豚の神でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。('◇')ゞ
物語が現在、狡猾と狡猾が交差しています！
今後も加速度的に物語が進行していきます！
今日は土曜日、つまり筆者のエネルギーも充填満タンということ！
今日は連続投稿するよ！
2回目の投稿は、お昼少し過ぎた12時30分に投稿予定！
それでは、引き続き物語をお楽しみください！('ω')ノ
◆グリスの「モフ度」と能力関連設定◆
グリスの能力：「クロニクルベアラー（物語を綴る者）」
→ 他者の記憶・感情・空間の“物語構造”を感知し、世界を“読み解く”力。
→ 使えば使うほど“内側の温度（感情）”が昂ぶり、モフ度が上昇する。
モフ度
- 0～19%：平常
- 20～29%：末端ふわ化
- 30～49%：耳／尻尾ふわ化
- 50%以上：ぬいぐるみ化進行、人格への影響（語尾に“ぷぅ”など）
- 75%以上：上半身下半身がぬいぐるみ化急行、人格への影響（発声が可愛くなるなど）
- 100%：完全ぬいぐるみ化（意識あり）＝“魂を綴る最後の綴り”
良ければ、感想・ブクマ・お気に入り、おかわり自由でお待ちしてます！
また、良かったら筆者に別作品である『ナナシの豪腕とモンスター三姉妹 ―最弱から始まる最強クラン伝説―』通称：【ナナクラ】を是非、この機会に知って頂けますと幸いです！
それでは、また次話でお会いしましょう～～～(^^♪
