そこに咲く華
落日が世界の終焉を告げる
君の流した涙が 私の心を清める
血に塗れたこの両手の 罪は消えないけれど
それでも明日は来るから
泣かないで
果てしない闇の中にも 光があるから
その悲しみの果てに 陽はまた昇る
そこに咲く華
果てしない歴史の流れに 身を委ねて
その時の果てに ただ咲き乱れて
やがて散る定めと知っていても
その華は君のために咲く
降りしきる雨が君の心を洗う
私の流した血が 大地を濡らして
悲しみに染まるこの手の 苦しみは消えないけれど
それでも夜は明けるから
泣かないで
果てしない闇の中にも 光があるから
その絶望の先に 陽はまた昇る
そこに咲く華
果てしない川の流れに 身を委ねて
鮮血に染まる大地 落日が彩る
やがて散ると悟りながら
その華は君のために咲く