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可愛い妹が出来たので愛でます  作者: Precious Heart
第3章ー池袋ラプソディー
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20話〜妹と従姉と和解?〜

 



 フッズでの俺から香恋ちゃんへのプレゼントは買い終わった。


 だが、フッズで1つ意外だった事もあったので、それも語らないといけない。





 特設階での買い物が終わった後、俺達は階段を降りて各階を見て回った。


 プレゼントは渡し終わっていたので、特に買う物もなかったのだが、麗姉が少し見てみたいとの事だった。


 上機嫌だった香恋ちゃんも特に異議はなかったので麗姉の買い物に付き合った。


 麗姉はさっとフロアを見ては、気になる物がなければ次のフロアへと向かっていた。


 何が欲しいのかなと思っていたら、麗姉は文房具コーナーで足を止めた。


 そのコーナーの一角では色違いのシャーペンがズラッと並べられており、『絶対疲れない最新型シャーペン!』とポップが貼られていた。


 麗姉はそのシャーペンが気になったのか、試し書きをし始めた。


「優、香恋、このシャーペンはどうかしら?」


 と、しばらくして麗姉が俺と香恋ちゃんに訊いてくる。


 どうって言われても困ると思いつつ、俺と香恋ちゃんもとりあえず試し書きをしてみる。


「うん、いいんじゃない?」


 と、俺が、


「わっ、書きやすーい」


 とは香恋ちゃんの言葉である。


「そう、ならいいわ」


 麗姉は首肯すると、黒色と桜色の2本を手に取りレジへと向かった。


 えーと、そのシャーペン1本2,000円ぐらいするみたいなんだけど、1本で良くない?


 と、俺が首を傾げていると、サクッと会計を終わらせた麗姉が戻ってきた。


「はい、引っ越し祝いのプレゼントよ」


 と、そう言って俺に黒を、香恋ちゃんに桜色のシャーペンを手渡してきた。


「えーと、ありがとう……?」


 俺は唐突なプレゼントに戸惑うが、昔から唐突に物をくれた事もあったので、何とかお礼を口にする。


 香恋ちゃんはと言うと、目をパチクリさせて戸惑うばかりだった。


「あら、言わなかったかしら?

 香恋のプレゼントを私が選んで買ってあげるって?」


 いつまでも受け取らない香恋ちゃんに、麗姉が補足説明する。


 うん、言ってないね。


 正確には『香恋のプレゼントを選んであげるわ』だけである。


 その後は仲良くしたい云々で挑発しただけだったし。


 あのやり取りでプレゼントを貰えると思う方がおかしいと思う。


「あ、ありがとうお姉ちゃん」


 香恋ちゃんはおずおずと麗姉からプレゼントを受け取る。


「香恋、これでしっかり勉強なさい。

 それと――」


 麗姉が香恋ちゃんに何かを耳打ちした。


 香恋ちゃんは麗姉の言葉を聞くと、


「もう、お姉ちゃんはしょうがないなぁ」


 と、苦笑していた。


 えーと、麗姉は香恋ちゃんに何て言ったんだろ?


 凄い気になるところではあるが、

 2人の雰囲気が柔らかくなったから、まあ良しとしよう。




 そうして、俺と麗姉からのプレゼント選びは終わり、俺達はようやくフッズを後にした。






 副題 <デートを邪魔して悪かったわね。流石にやり過ぎたわ>






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