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第二話 ステータスについて考える

目を開けたが、周りは全体的に白くモヤがかかっているかの様に見えた。

体は上手く動かすことが出来なくなっている。

おそらく、自分は生まれたての赤ん坊なのだろう。

白い空間では女神になることを邪魔されたので、とりあえず寝ようとしたら、今度は女神の声が頭の中に直接聞こえてきた。

「言い忘れましたが、この世界にはステータスというものがあり、それは自分の能力を表しています。それを見る方法は、ステータスと心の中で呟くだけです。

あと、あなたの名前は前世の名前と同じ『ユウ』という名前にしておきました。それでは、またあなたが死んだ後に会いましょう。」

僕はまた、女神に眠りを邪魔されてしまった。

そんなことは今は気にしないでおこう。

この世界にはゲームの様にステータスというものがあるらしい。

せっかくなので自分のステータスを見てみようと思う。

「(ステータス)」

==================

名前:ユウ

職業:転生者

Lv:測定不能


HP:測定不能

MP:測定不能

攻撃力:測定不能

防御力:測定不能

魔法攻撃:測定不能

魔法防御:測定不能

素早さ:測定不能


スキル

・武術の達人 New!

・魔導の達人 New!

・全属性ダメージ無効 New!

・物理ダメージ無効 New!

・鑑定 New!

・異言語理解 New!

・女神の加護 New!

※武術の達人:全ての武器を達人の様に使うことができる。

※魔導の達人:全ての魔法を達人の様に使うことができる。

※全属性ダメージ無効:全ての属性のダメージを受け付けない。

※物理ダメージ無効:全ての物理ダメージを受け付けない。

※鑑定:人や物を鑑定することができる。

※異言語理解:全ての言語を理解することができる。

※女神の加護:スキル成長速度大幅増加と全スキル取得権限解放の効果をもたらす。

==================

女神は僕の名前を前世と同じにしてくれたみたいだ。

そこじゃないだろうって?

僕だって混乱しているんだ。

少しぐらい現実逃避したっていいだろう。

冗談はこれぐらいにして、ステータスを一つずつ見ていこうと思う。

まず、さっきも言った通り名前は前世の名前になっている。

次に職業だ。

僕は確かに転生者だが、それは職業なのだろうか?

まあ、無職よりはいいと思う。

問題はその後だ。

なぜか、数値が入るであろう所には測定不能という文字が書かれている。

これでは、実際自分がどれほどの力を持っているかわからない。

まあいいか、別に強くなかったとしてものんびり過ごすことはできるから。

そんなことを考えていたら眠くなったので、

寝ることにした。

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