プロローグ
早速ですけど何か異世界に転生しました。
ね?早速でしょ!
ん、僕もあんまり…いや、全く話についていけてません。
どうして僕が転生する事に成ったか。
と言う話はさておき……え?それを先に話せって?しょいがないな~。
そんなに聞きたいなら教えてあげない事もなくはない。
あ、冗談だよ冗談。
順を追って説明するね。
まず、どうして僕が転生する事に成ったのか?
答えは簡単、死んじゃったからで~す
まぁ、テンプレですよね。
で、僕の転生を担当した神……あれ?
名前何だっけ?
まぁいっか。その神様がいってたんだけど僕は、ある貴族の間に産まれる子供なんだって。
でね問題はその貴族は破綻仕掛けの崖っぷちなんだって。
で、あらぬ事に自分の子供に一筋の希望を抱いて要るらしい。
ろくでもない奴等だな生まれて間もない赤子に一家の損方を掛けるなんて。
まぁどうでもいいことだが。
だってじいさん(神)が転生した奴は皆、固有スキル改めチートスキルに
目覚めるって言ってたからなんだけど
で、俺が期待を胸に転生したんだけだね、目が覚めたら檻の中。
しかも鉄格子
まぁ、俺レベルになるとね、わかちゃうんですよ。
此…完全に詰んだ。
考えて見ればすぐわかったよ。
崖っぷちの性根が腐った貴族がやることだ。どうせ子供を育てる金が無いなら、何処かに売ってしまおう。
そんなところだろ。
そんな状況の俺が今一番心配しなきゃいけないのは、この馬車が盗賊に襲われて殺されるのと、買い主がキモおやじでSでホモでペドでショタコンかも知れない。と言う事だけだ…たぶん
そんなときに睡魔が襲ってきた。
つくづく思う、赤子の活動時間みじかすぎない?