表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の作った地図が冒険舞台  作者: 早川けけか
2/3

そして、勇者に

よろっしくお願いします

チュン、チュン。 

チュピピピピピピピピ。

いい朝だ。素直にそう思った。

小鳥が元気よく鳴き、朝日が照りつける。

こんな良い朝は一生に一度ではないか。

もう一度言う。いい朝だ。

この状況以外は・・・。


ふと、目覚めるとそこは自分の部屋ではなかった。おかしい現象その1

「おきましたか。」すぐ横ににっこりほほえむ女の子。おかしい現象その2

服が変。おかしい現象その3。

その他にもいっぱいあるがまずこの3つだろう。

待て。落ち着け、俺。

白井健二、良し。高校生、良し。ふられたばっかり、良し。

いったいどうなっているんだ~~!?

頭をもみくしゃにする。

「どうしたんですか?勇者様。」

は・・・?

「今、なんとおっしゃいました。?」

「え・・・。どうしたんですかと。」

「いやぁ、そこじゃなくて。そのあと。」

「えーと、勇者様?」

えええええ~~!!??

何言ってんのこの子?

勇者?なんだそれ?

訳がわからん。

「もー疲れがとれたんだから、出発しましょう。」

「どこへ?」

「どこって、プルー大草原ですよ。」

プルー????どこだよ。

「ほら早く。」

「おい!ひっぱるな。」

「じゃあ、はやくー。」

いったい、どうなってるんだ。


「宿主か?」

「はい、そうです。」

ふーん

「それでは、宿代として50イェン払ってください。」

ん!?

50・・・イェン?

「あのー?50イェン?」

「はい。」

・・・円じゃないのか?

ま、はらっとくか。

チャリン~♫

「ねー君の名前はなんなの。?」

「忘れたんですか~。勇者様~。」

「らしいから~、教えて。」

「アルーン=リゲイラーでっすよー。」

アルーン・・・。どっかできいたような名前だな。

「で、俺は何すればいいの?そして、ここはどこ?」

「ここは、プルー村ですよ。」

プルー村・・・。

「そして、勇者様は魔王をたおすのですよ。」

まじかよ・・。



















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ