表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔法使い  作者: みか
二章 入れ替え戦編
97/106

必ず勝つ






「…精霊王の名の下に我は見透かす者なり…ル・グレスト・レ・アルマージ」


「ふん。いきなり精霊王の力を解放か」


東藤と向かい合う悠真は先に力を解放する。東藤は少し怖じ気付いている。


「……俺から行く」


悠真と東藤を囲むように炎が広がる。これで誰にも邪魔されない炎のステージが出来上がった。










「……どうした、来ないのか? そうか。また操られるのが怖いんだな」


「っ、そんな訳ねーだろ!」


零堂と対峙する皐月はなかなか手を出せないでいた。前のように言霊で操られ、自分を攻撃するように命じられたら決着がついてしまう。


「……精霊王の名の下に我は言霊を支配する者な、り」


「うぐっ」


これで零堂は精霊王の力である言霊を支配出来る。攻撃出来ずにいる皐月を見て零堂はニヤッと微笑んだ。











「…ん?そういえばこないだの雷の子、居ないんだったわね。また誰かと組めば?」


「……ううん。誰かと組むのは危なくなった時にする。だから私から行くねっ! エル・ファルドレイト・エルム」


朱里が詠唱を唱えると眩しい光が弾ける。

近くに居た高坂は堪らず目を反らす。












「がはばは。お前と戦うのは初めてだな……まぁ、俺とお前じゃ俺が有利だがな」


「…っ、さぁ、どうかな」


塚本の言う通り地と炎では悠那が不利だ。

しかし悠那にはまだある作戦がある。護身用の刀を抜くと詠唱を唱え始めた。


「リ・リーザス・ウェポン」


そうして刀に空いてる方の手を触れる。と、刀に変化が生じた。刀が水を纏ったような形になる。


「ハアアアアッッ」


「うっ…防御だ!」


塚本は右腕に岩を纏わせ、悠那の刀を受け止めた。塚本は微笑むが何故か悠那も微笑んだ。


「ふふっ。ディ・アクト・レ・キール・エル・モーション・バイオレット」


詠唱を唱えるとシュュュー…と水が蒸発するような音が聞こえる。目を見開く塚本だが悠那はまだ笑顔だ。


「うおっ!! 熱い、熱いー!」


刀に纏った水が勢いよく蒸発し、高温の水蒸気が立ち込める。流石の塚本も熱くてもがく。


「へへん……ハッ! 朱里ちゃん」












「うっっ……」


「しばらくは何も見えないよ。ごめんねーーーっ!」


何も見えない筈だ……なのに、何でこっちを見て笑ってるの?おかしい…。


「ビックリした? 私達は勝つ為に色々と研究してたからね。Cクラスに負ける訳にはいかない…エルヴィス・レ・リュース」


防御する間もなく、目の前の朱里を切り刻んだ。

服は破け、皮膚からは血が滲み出ている。


「朱里ちゃん、大丈夫?」


「あ……悠那」


助けに来てくれたのは嬉しい。

高坂は悔しそうに唇を噛み締める。


「何やってるのよ、大我!!」


「うぅ……すまねぇ」


今だ目を押さえたまま覚束ない足取りでフラフラと高坂の隣に行く。


「……悠那、ごめん力を貸して」


「勿論。そのつもりで来たんだもん」



「……大我、こっちも組むわよ」


「お、おぅ」


いつの間にか組む流れになったが仕方無い。

朱里は悠那と、高坂は塚本と組む事になった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ