表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔法使い  作者: みか
二章 入れ替え戦編
66/106

崩壊の後


「あ、あの………今までどこに居たの!それからもう傷は大丈夫?」


「…龍王の所に居た。お前も知っているだろ?

トーナメントの出場メンバーなんだ。傷の方は大した事はない」


元気そうにそう語る悠真に安心する悠那だがよっぽど思い詰めていたのだろう、今にも泣きそうだ。


「おっ、無事だったな」


「あ……秋葉先生」


早足で向かって来る秋葉を交え、ひとまず寮の中で休む事にした。


「……学園襲撃の際、お前達はどこに居た?」


秋葉の言葉に誰もが驚く。

その意味だと悠真達も犯人の候補みたいだからだ。


「それは私達を疑っているんですか?」


「っと、誤解させたか。お前達が犯人と疑ってるんじゃなくてな……学園長が念のため全校生徒に確認しとけってな。納得出来たか連城」


「はい。ですが襲撃されたとなればトーナメントは延期、もしくわ中止するべきでは?」


氷乃は冷静に言うと秋葉はうーんとうねる。何か難しい問題でもあるのだろうか。


「…そりゃ連城の言ってる事は正しいと思ってるがな、学園長はどうやら中止にするつもりは無いみたいなんだ」


そう言って頭を抱えた。

見るからに秋葉の苦悩は眼に見えたが何故学園長はそこまでしてトーナメントを開催させたいのか分からない。


「秋ちゃん先生……他の先生はどうなの?」


「秋ちゃ、ゴホン。如月は後で職員室に来るように……それで話を戻すけど他の先生方も延期か中止にした方が良いと思ってるみたいだが…」


要するに学園長に何か思惑があるのか、それとも単にトーナメントを成功させたいのかの2つだ。学園長に逆らえる者などこの学園に存在しない。


「……今日の日程ですが俺、前園、浜野、日向は龍王の元で修行をしていました」


「…同じく、我々も私、連城、如月、鮎澤も龍王様の元に居ました」


話を聞いた秋葉はふんふんと頷いてどこから出したのかメモ帳に書き込んだ。


「よしと…それにしてもあの変態の所で修行か。前園、浜野、連城、鮎澤はアイツに何もされなかったか?」


あまりに必死な形相だった為、頷くのがやっとだった。


「そうか……あ、何かされたらすぐ言えよ?それと今後の事は職員会議後に言い渡されるからお前達は外出禁止な」


最後にウィンクをすると勢いよくドアを閉めた。まるで台風が通り過ぎた後みたいだ。


「外出禁止かー……トーナメントの事、明日分かるのか」


「でもあーちゃん先輩。校舎壊れちゃってますし建て直すの時間掛かりますよね」


確かにそうだ。

校舎はほぼ全壊だ。普通は再生魔法を使える者100人に対して半年は掛かるだろう。それではトーナメントが始まってしまう。


「案外そうでもないですよ」


「えぇっ! マジか晴人。気になるぜ……教えろよ」


「私も気になります、晴人先輩」


朝日と朱里は身を乗り出して騒ぎ出す。

そんな二人に呆れながらも晴人は話し始める。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ