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最強の魔法使い  作者: みか
一章 日常編
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先輩VS男子生徒


二人は互いに向き合う。朱里はオドオドしているが悠真は違った。初めて見る氷乃先輩の魔法にウキウキしているように見える。



「ふん、俺から行くぜ!ディ・リーザス・ル・フリード」



まずは男子生徒からの先制。悠真と戦った時の魔法で勝負を仕掛ける。氷乃先輩はまだ余裕そうだ。構築が終り数個の氷で出来た塊が宙に浮かぶ。氷乃先輩ほまだ魔法を使わない。



「終りだぁ!」



ついに氷の塊が飛んでくる。朱里は見てられなくなったのか手で顔を覆う。だが朱里以外は慌てる様子も無く笑顔だ。



「…君の魔法、絶対に当たらないよ。ディ・エル・リュース・ザ・フェイト・ル・シーク」



長い詠唱を唱えると直ぐ様足元から魔法陣が現れ、そこから巨大な氷の壁が姿を現した。氷の壁は分厚く三十センチはありそうだ。突如現れた壁に男子生徒の魔法は消された。が、それで終りではなかった。



「う、うおっ!」



(なっ…一度の詠唱で魔法を二つも使うだと?)



驚く悠真達だが先輩達は冷静だ。もう一つの魔法陣は男子生徒の足元にあった。既に構築は終り、魔法が発動した。これでは気付いても避けられない。



「うっ…あああああああっっ!!」



魔法陣から細かい氷の塊が飛んでくる。イメージは下から上へ噴き出す感じだ。この攻撃によって氷乃先輩の勝ちが決まった。



「…く、クソッ。こんなガキに負けるなんて」



「まだ言うつもりですか!何度も言いますが私は暁学園高等部二年生ですよ」



そう聞くと男子生徒はやっと先輩だと分かり何度も頭を下げる。二人は仲直りをし、パーティーをお開きにしたのだった。



















「所でさ、まだ名前聞いてないよね?」



寮へ帰る途中、思い出したように朱里は言った。男子生徒は何やら不機嫌そうな面持ちだ。



「誰がお前なんかに教えるか」



「……俺は神崎 悠真。お前は?」



「はい、兄貴。俺は日向皐月ひゅうが さつきと言うっス」



朱里は態度の違いに腹を立てていたが悠真は違った。



(…面白い奴)



こうして寮パーティーは無事に終わったのだった。だがこの時、ある事件に巻き込まれるという事をここに居る誰も想像していなかった。


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