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最強の魔法使い  作者: みか
一章 日常編
21/106

合同授業


チャイムが鳴る前に第一グラウンドへと足を運ぶCクラス達。中には既にBクラスの者達が居て悠真達に気付くとクスクスと笑いだした。


「くそッ、あいつら~!」


「……放っておけ皐月」


悠真に止められた皐月は渋々と大人しくなる。だがこれでCクラス全員が対抗意識を持ったのは他でもない。悠真達も中に入るとBクラスの中心のような生徒が悠真の前に現れた。


「やぁ、どうも。君は神崎 悠真君だね?どうして名前を知っているのか疑問だろうね…君は結構有名だからだよ。ま、Cクラスに居るようじゃ宝の持ち腐れってやつかな」


今の言葉で完全に切れた皐月は殴りかかろうとするがクラスメートの拘束魔法で暴力沙汰にはならなかった。


「……あんたは俺を知ってるみたいだが、俺はお前を知らないな。見た事もないし興味もないな」


そう言い捨てると相手が顔を赤くさせて怒る。悠真とBクラスの生徒の空気が悪くなる中、ようやく止めが入った。


「こら、そこ!いきなり喧嘩か?」


止めたのは黒曜 秋葉だ。その隣には龍王も居る。集合の号令が掛かりクラス毎に整列する。


「…まぁな、仲良くなれとは言わないが喧嘩はするなよ?それはさておき授業の内容だがまずは数名でチームを組んでもらいB、Cで戦ってもらう。なお、これは入れ換え戦とは関係無いぞ」


黒曜 秋葉の言葉にざわつく。だが悠真は戦うと聞いて内心喜んでいた。


「ほっほっ、じゃあ早速じゃがチームを作ってくれ。人数は出来るだけ均一になるように心掛ける事じゃ」


5分の間で各自のクラスはチームを作れという事になった。周りはあちこち忙しそうに走り回っているが悠真はその場を動かない。こういうチーム分けは悠真にとっては苦手だった。


「兄貴、俺と組みましょう」


こうして皐月と組む事になったが二人では不利だ。後二人は欲しい所だ。


「あと1分だぞ」


その声に戸惑う悠真。もし1分以内に見付からなければ悠真と皐月の二人だけになってしまうのだ。周りを見ると既にほとんどが組終わっていた。


「くっ…」


「ねぇ、悠真」


切羽詰まった時声を掛けられた悠真は振り向く。そこには笑顔の朱里と涼が立っていた。


「私達も二人しか集まらなくて、良かったら一緒に組まない?組めば四人になるし」


朱里の提案に悠真は賛成し、組む事になった。皐月は最後まで反対したが悠真がやる気なのを見て諦めていた。


「……よし、終わったな。それじゃ一組ずつ前に出て勝負をしてもらうぞ…そうだな、最初は━━━━」


「勿論、最初は俺とだよな?神崎 悠真」


黒曜 秋葉の言葉を遮りそう言い放ったのは悠真を目につけているBクラスの中心生徒だった。


「……ふん。良いだろう」


「よし、決まりだな。俺は東藤とうどう 勝也かつやだ…俺が負けたらそうだな、全裸で校舎と寮の周りを走ってやる」


「…俺が負けるなんて事は無いが万が一負けたらお前の言うことを何でも聞いてやるよ」


お互いに睨み合い、目を反らそうとはしない。そんな二人に周りは緊張感に包まれていた。


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