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最強の魔法使い  作者: みか
一章 日常編
20/106

すれ違い


「あ、あの」


「おぉ。すまないのぉ、でお前さんは悠真と同じクラスの…」


(あれ?挨拶してないのにどうして)


「へーんーたーいーじじいぃ!」


いつの間にか朱里の後ろに黒曜 秋葉が立っていた。背後にはドス黒いオーラが出ている。


「えっと……失礼しました」


プリントは後で渡す事にして朱里は教室へ戻る事にした。教室に入ると無意識に悠真の姿が無いか探してしまう。


「…あ、悠真!」


悠真は自分の席に座り窓の外を見ていた。そんな悠真に朱里は近付く。


「……何の用だ?」


目線は窓の外に向けたままそう言う。何の用と聞かれ朱里は戸惑ってしまった。


「…その、さっき職員室で龍王さんと何を話してたのかな?って気になって…」


もじもじしながらそう言うと悠真は突然立ち上がる。何事かと思う朱里だがすぐに分かってしまった。悠真は無言で朱里を見つめる。だが、「俺に関わるな」と言っているかのようで萎縮してしまう。


「……ごっ、ごめん。何でもないよっ」


「………」


そんな朱里の様子を見て悠真は無言で席に着きさっきと同じように窓の外を見ていた。


━━━━━━…キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り一時間目が始まった。チャイムから数分後、黒曜 秋葉と龍王が教室に入って来た。


「お前達に言いそびれたが今日はBクラスと合同で実技の授業だ。各自、第一グラウンドへ集合!」


実技の授業と聞いてざわつく。そして一番の理由はBクラスと合同という事だ。


「兄貴、Bクラスの連中に兄貴の力を見せ付ける大チャンスですよ」


「………」


皐月の言葉を無視し、教室から出ていく。皐月はそんな悠真の後を何事もなかったかのように追い掛ける。


「朱里ちゃん…私達も行こう?」


「あ、うん」


朱里はこのまま何の事件も起こらなければ良いと思った。


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