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最強の魔法使い  作者: みか
二章 入れ替え戦編
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襲撃



一方、悠真達は結果発表を聞きに再び中心へ来ていた。奏多率いる一年Aクラスの姿はあるがBクラスの姿はない。


「…何だろ……なんか、ちょっと気持ち悪い…」


隣に居た前園がそう呟いた。確かに、少し顔色が悪く冷や汗が伝っている。


「おい、大丈夫かよ…」


「皐月君……う、うん!」




『生徒の皆さん、お待たせしました。これよりトーナメントの結果発表を始めます』




落ち着いた女子生徒の声が響き渡る。アナウンスに観客席に座る生徒達はざわめき始めた。


「どうしよ……涼ちゃん、まだなのに…」


「よっ。どした?」


「あ、あーちゃん先輩!!」


先輩達にも涼ちゃんが居ない事を話す。


「……まさか」


「ん?晴人、なんか分かったのかよ」


「……いえ」


……晴人先輩。何か隠してる?

でも…どうしよ。




『これより、学園長より結果発表をお願いします』



「ふむ。これより結果発表を行う……第一学年は1位Aクラス、2位Cクラス、3位Bクラス。よって、CクラスをBクラスへ昇格しBクラスをCクラスにーーーーーーーーーー」
















「キャア…………キャーーー」



今目の前で起こってる事は現実なのか、それとも夢なのか。一瞬、思考回路が止まる。


「な…にが…」


学園長が……目の前で殺された。上半身が無残にも床に転がる………。


もう会場中がパニックになり、誰よりも早く外に出ようと出口に殺到していた。


「…な、何が起こってるんですっ!」


「知るかっ! 氷乃、離れるなよ」



もはや会場には悠真達、Cクラスと晴人達。奏多、そして来賓客しか居なかった。



「……悠那」


「お、お祖父様!危ないですから来ちゃダメです!」


「そうそう。危ないから、下がっていた方が良いですよ。当主様?」


悠那と違う、もう一人の声が聞こえる。血で染めたような真っ赤な赤いローブを身に纏った人物が殺された学園長の隣に立っていた。


「…ぬ、貴様は…」


「……ゆ、悠人ぉ!!」


赤いローブの人物は口角を上げる。赤いローブの人物が何故、学園長を…?


「まぁまぁ、落ち着いて。悠那も怖い顔しないの♪」


「本気で言ってるの? 柊を、柊を裏切った癖にっっ!!」


相当怒っているのか今にも襲い掛かりそうだ。襲い掛かりそうな悠那を源十郎が止めている。


「裏切る?嫌だなぁ、先に裏切ったのは柊だろ」


「…………」


柊が…悠人を裏切った?

どういう事?




「…悠人…さん……っ、悠真」


赤いローブを身に纏って現れた悠人さん。でも真っ先に心配したのは悠真だ。


「…大丈夫だ」


口ではそう言ってるけど、少し不安だ。



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