アナタ
短かったのですがどうしても載せたくて空白を使っています。
「モウダメナンダ…」
少女の声がする…。
「何がダメなの??」
僕は 気になって声をかけた…。
「アナタ…ワタシガミエルノ…??」
少女の問いかけ…。
「よく見えないケド…そこにいるんでしょ??」
暗闇の中ぼんやり白い影が浮かぶ…。
「ソウ…アナタハワカルノネ…デモ…ワタシハ…」
消えてしまいそうな声…物悲しく…。
「私は??なに…??君は…誰??」
僕は気になり聞く…。
「ゴメンナサイ…モウダメナンダ…」
そう云って少女は頭を下げた…よく見えないので僕には少女が頭を下げてるように見えた…。
「ちょ…ちょっと…待ってよ!!」
追いかける…
本当に追いかけているのか??
僕は動いているのか??
ただ空を掴むだけ…
君は…誰…??
何が…ダメなの…??
君は…
僕は…
ドコにいるの…??
本当にココにいるの…??
正直この話に題名は、ありません。読んでくれた方々の好きな題にして頂きたく『アナタ』としました。
どうしても載せたかった理由は、初めて書いた物ですので思い出?と云う感じです。ずっと、投稿されずに保存していましたが空白を使う事によって出来る!!と解ったのでさせていただきました。
空白が多くてイライラされる方もいらっしゃるかと思いますが お許し下さいませ。7/4 早川眞治