第7章 ~町外れの廃墟~
今回は短めです。
それでは、どうぞ。
「さて、腹ごしらえもしたし、異次元空間世界の町にでも、行ってみましょうか。」
「この世界で初めて人に会うんだな~」
快はワクワクしてきた。
「この世界って、どれぐらい大きいんだ?」
ルーシィは首をかしげた。
「さぁ?
よく知らないわ。」
妖精はそんなもの、かと思うことにした。
「じゃあ、行くわよ。
転送!」
* * * * *
快たちは町の外れにある、廃墟の中にいた。
「うわっ!
き、きたねっ!」
ルーシィは、うんざりした口調で
「仕方ないじゃない。
人にでも見られたらどうするの?」
「見られたらマズイのか?」
「当たり前じゃない!
魔法は。ほとんどの人が使えないのよ。
でも、その代わりに、魔法道具が普及しているの」
「魔法道具?」
「魔法道具は、道具に魔力を与えた、言わば魔法が使える道具よ。
人間は魔法が基本的使えるないの。」
快は魔法がほとんどの人が使えないことに驚いた。
そして同時に、魔法道具を見たいと思った。
「さ、町にいきましょ。
あ、あとね。私は魔法が使えない人には、見えないからね。
喋っていると、勘違いされるわよ(笑」
「りょーかい」
快たちは、町に向けて歩き出した。
次回は、町の中での大冒険(!?)です。
お楽しみに!