登場人物紹介
この小説は「異種間」との恋愛が前提となっております。
上記内容を不快に思われる方は閲覧しないことをお勧めします。
青花:セイカ
占師補佐官・陰陽寮古参の化猫(あやかし)
主であった人間(預言者)の亡骸を捕食しており、普段は人間の姿で生活している。
本性は白猫。
人間嫌いで感情を表に出すことが少ないが、助手に対しては表情豊かであるらしい。
呉崎汀:クレサキミギワ
占師補佐官助手(肩書きは占師)
「廃墟都市」難波出身。両親を早くに亡くし、施設で育った為「死神」が親代わり。
人間嫌いの青花が唯一傍に置く人間でもある。
男運が悪く、京に移住してもそれは変わらない様子。
弓瀬友近:ユミセトモチカ
吸血鬼(先祖還り)
元陰陽師。
生前は攻撃に特化した陰陽師であり、現在も陰陽師のようなことをしている。
預言の才能を持つ高校生(司苑子)との連絡役も勤めている。
東都頼人と仲が良く、青花とも良く飲んでいる様子。
司苑子:ツカサソノコ
高校生
預言者の素質を持っており、友近に依頼されて占いを度々行う。
水を媒介にするためか「水の女」を降ろすことが多い。
アルバイト先の書店で呉崎汀と知り合う
阿倍野六葉:アベノロクヨウ
吸血鬼(先祖還り)
祗園社の林に棲んでいる。
外見は少女だが第二次世界大戦末期に絶命している。
カンナを従えているように見えるが関係は対等。
カンナ:神無
吸血鬼(純血種)
双子の吸血鬼で兄は遠京で暮らしている。
六葉と祗園社の洋館に棲む。
白花:ハッカ
犬神
青花と共に預言者に隷属していた神。預言者の亡骸を喰った青花を殺そうとしている。
神としては最下層だが人間との関係が非常に強く、本来は心優しい。