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魔女との出会い
『姫と破壊神』と同じ世界ですが、まったく違います。
「ふぅ…」
一人の少女が庭を歩いていた。
「仕事、終わるの早かったな…」
少女は大きな木の傍に行った。少女が生まれる前からあるその木はこの家のシンボルだった。
「暇だな…」
「なら私と遊ぼうよ」
少女は周りを見回した。しかしそこには誰も居なかった。
「上よ」
少女が上を見ると木の上には少女と同じ年ぐらいの少女が居た。しかしその少女は人間じゃなかった。
「…魔女」
「そうよ」
木の上にいる魔女は笑った。
「ねぇ、暇なのでしょう?なら私と遊ぼうよ、丁度私も暇だったのよ」
再び魔女は笑った。
(き、綺麗な人…)
少女は心の中で呟いた。
「ねぇ、暇なのでしょう?」
「う、うん」
「なら遊ぼう!そうしよう!」
魔女は勝手に話を進めて行く、少女は流されるままになった。
新しい物語です。
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