表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/48

*夢見る乙女

「!」

 着替えを済ませて戻ってきたソフィアの目に、すでに着替えているベリルの姿が映った。

 黒いトレーニングスーツの上に半袖シャツ、裾が長めで腰にスリットが入っていた。何を着ても様になっているなと一瞬、見とれてしまった。

 フローリングの床に促される。四角い線で囲まれたそこには、中心に2mほどの間隔に引かれた赤い線が2本、横並びに引かれていた。

 その線を目安に2人は向かい合う。初めて父以外の人と手合わせする彼女はドキドキしていた。

「!」

 向かい合う彼の目にゾクリとした。今まで見た事もない視線──これが戦う時の彼なのだろうか。

 フッ……とベリルが息を吐き出したのを合図に開始される。

「! ……っう」

 ベリルのハイキックを左腕で受け止め、その衝撃に腕がビリビリとしびれた。

「!?」

 一気にたたみ掛けてくるのかと思ったら彼は1歩、後ろに下がった。しかし、それがクセモノだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ