第2話 一人暮らしから、三人暮らしへ。
「あはは。ごめんね〜! まさかこんな朝早くから起きてるとは思ってなかったからさ〜。油断しちゃってた〜。お見苦しいものをお見せして、すんません!」
「私も、ごめんなさい」
今、俺はリビングにいた。
ソファに座る俺の前に、薄いTシャツ一枚を着ただけの女子二人が、正座をして、その上、土下座までして謝ってきた。
「いやいや! あ、頭を上げてください! 油断していたと言うなら、それは俺も同様であって、俺こそ気をつけなきゃいけなかったんだから!」
俺は慌てて、二人に頭を上げさせる。
二人が頭を下げていると、Tシャツの裾部分が上に上がって、その下のお尻とパンツが見えてしまう。
俺の心やらなんやらが保たないから、止めてほしい!
ていうか、なんで男の目の前でそんな薄着でいんだよ!
謝る前にそこを気にしてくれ〜!
「優君は優しいね」
ミディアムヘアの女子──俺がさっきトイレを覗いてしまった女子──が、可愛らしい笑みを浮かべてそう言ってくる。
思わずドキッとしてしまった。大人っぽい雰囲気の中で、こんな無邪気そうな笑顔を見せられたら、ギャップがすごくてヤバい。
「優君は、私達が来る事を聞いてるんだよね?」
「え……? 聞いてるって、誰に何を……ですか?」
「え? お義父さんから、再婚相手の娘二人が、この家に住むことになったって」
「え……?」
え? え? え? え?
今、なんて言いました……?
この美少女二人が、この家に、住むと、申しましたか……?
「す、優君……?」
「お〜い? 優く〜ん?」
俺はただ、ソファの上で呆然とする事しかできなかった。
いきなり巨乳美少女二人と同棲とか、急過ぎるにも程があんだろ……。
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