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異世界転移したらベットの上で裸でした♂

作者: コカマキリ

なんとなく思いついたので書いてます 人気出そうだったら連載にするかも知れませんね。

「うっうっうっうっ・・・。もうお嫁にいけない。」


25歳。おっさん。ベットで号泣する。神様おれのなにがいけませんでしたか? ネットでAIの絵を収集し推し活をこっそり楽しんでたことですか? お仕事に手を抜いてたことでしょうか? それともせっかく多少整った顔で生まれたのに、ただ無表情というか素顔でいるだけで他人に見下されていると劣等感を常にいだたかせていたことでしょうか? おれなにもしてないのに。


心当たりがあるといえばある。異世界転生とか転移とか、ファンタジーは昔から好きだった。作品に没頭する一日を経ることでいつも新しい視点で現実に戻れたし、こんな日常も悪くないってそう思えたのだから。


自分語りはもうやめます。だってさ。ベットの上に全裸のときにする話じゃないから。おれは今を生きるって決めてるんです。


ええっとお。もうおれの知能が著しく下がっているのはどうでも良いとして。おれ。もしかして。掘られちゃいました?


さすってみる。よし! 痛みはないな!? 良かったああああああ!!!!!!!!


なぜそんな下の心配からするかって? 決まっているだろう? だって・・・。おれが枕にして眠っているのは筋骨隆々のイケメンの2の腕なんやで? そりゃあおれの処女が心配になるでしょ? お分かり?


背後にも気配がする。ああもう目をあけるが怖い! 生きているのが辛い! だって現実に向き合わないといけないやん? み、見ず知らずの男に抱かれて!!!!!!!!(憤死)


「むにゃあ~」


後ろから優しく抱きつかれた。


「あっ。」


いいか。今誰も変な声は出なかった。いいね。何もなかったうんきっとそう。


むにゅっと柔らかい感触といい匂い。はい。後ろには全裸の美女(想像)がいます。ありがとうございます!!!!!!!! な、なにもなかったよね? 頼むぞマジで。あー。これが間男(笑)ってやつか。なにpっていうのこれ。有識者さん。ベストアンサー待ってます。


じゃなくて! いったいこれはどういう状況なんでしょうか? 異世界転移だよね!? だっておれこんな奴ら元の世界じゃ知らなかったし。


なんかいい匂いするし。後ろから。いや他のひとの匂いもする。一体全体諸行無常。fuuuuuuuu

!!!


なるようになれだ。


おれはイケメンが抱き着いてきたんでペッと引きはがし、美女(想像)の手を押しのけ上体をおこした。


「お目ざめでしたか。ご主人様。サトゥーさまとお呼びしても構いませんか?」


イケメン眼鏡(全裸)がうやうやしくお辞儀してきた。となりに美女(全裸)が何人かとイケメンが何人かいる。


全裸だ。全員。こいつら頭が終わっておる。もしかしてこれが同人誌転移ってやつ? 良かった。おれTSしないですんだよ。じゃなくて。


「おれの名前は佐藤です。ええ。構いませんよ。サトゥーで。あの・・・。これはいったいどういう状況なんでしょうか?」


「なにも覚えておられませんか?」


ええっとお。確かおれはスーツを脱ぎ捨て何年着まわしたか知らぬ部屋着でモンスターを決めていた休日だったはず。


あれ? おれ死んでないな? トラックさんが職務怠慢してくれたおかげでTS転生しなくて済んだのかもしれない。


「なにも・・・。」


「そうですか。では簡単にお話をさせて頂きます。」


黙って話をきく。そりゃあね? 全裸イケメン眼鏡とその他の背景たち(すみません直視できてないのですみません。)にはとりあえず服来てもらったよ。あーいえー。では続く。


要約すると、おれが転移したときに持ち物(洋服とか洋服その他とか)が付喪神になったらしい。森の中で洋服が付喪神化したらおれ全裸になるよね?


これは不可抗力っていうか。ほらあれだよ。決して趣味じゃない深い事情というやつだよ。分かってね。


運が良くもそこの森は大規模盗賊団の本拠地が目と鼻の先にあった。なんてラッキーなんだとばかりにおれの洋服と洋服その他(パンツとか靴下っておれは言わないからな絶対)は盗賊団に追いはぎを仕掛けて命と金銀財宝全てを奪い尽くした。


「はいっ質問です!」


「発言を許可します。サトゥーさん。」


おれご主人様から格下げされちゃったよ。


「エルフ美女の奴隷はいたのでしょうか? もしくはどこからかさらわれてきた妙齢の貴族のお嬢さまとかは?」


「はあ・・・。特に何者もいませんでした。サトゥー。」


もはや敬称すらなくただの呼び捨てだよ。


「続けますね。」


「お願いします。」誰かおれを殺してくれ。羞恥心で死の恐怖を感じられた。これがあの伝説の。


戦いは熾烈を極め、一晩中続きました。300名の精鋭を誇る彼らはクズではあるもののそれなりの脅威でした。まず最初にスラック・・・。ゴホン。私たちの同胞がひとり命を落としました。


ズボンお前死んじゃったのか。いや。そこはパンツで良かったんやで?


だが以外と苦戦はしませんでした。敵に炎魔法の使い手がいたのですが、火耐性持ちの同胞が打ち取ったので。


「なにか質問をしたそうですね。どうぞ。」


「そのときも全裸だったのでしょうか。」


「はい。我々は全裸でした。あのもっとこうまともな質問してくれませんか。」

「すみませんでした。」


「分かれば良いのです。あなたは賢い人間ですね。」


褒められてしまったと同時にここに上下関係が生まれてしまった。悲しきかな。


そこからのお話はまさにトントン拍子だった。奪った金銀財宝と盗賊たちからはぎ取った洋服着て洋服(高級)を調達。


資金はおれの衣服の分を残して底がつきそうだそうだ。お前ら散財しまくったんやね。別におれの金じゃないからなんも言えんけど。


「あと、これは盗賊の棟梁Aから奪いとったものですが良かったら。どうぞ。」


「ありがとう。悪くないな。」


「ダサいですね。」と金色の美女がディスってくる。


そうですか。でも裸よりはいいです。あと皆さん洋服着てくれてありがとうございます。


「あの~。事情はだいたい飲み込めたんですけど。それで一体ここは?」


「盗賊団のアジトですね。宿泊代がないので。」


ですよね~。


「クロもご主人様(マスター)とデートに行こうかな。」


「あーズルーい。シロも行く! 連れていって!」


双子。あっ。さっきのベットの美女か。さては靴*。いいかおれは素数を数えるんだ。一番楽しい趣味じゃないか。


良かった。2人とも洋服着てくれている。チクショウ。


「私はパス。」金色の美女は釣れないことを言う。きっとツンデレなんだろう。


「今失礼なことを考えてますね? ぶん殴りますよ?」


「すみません。本当にすみません。」


異世界ってなんでこんなに辛いんだろう。あと笑顔が怖かった。誰だよ。おい擬人化して楽しんでたやつら。お前らのせいだからな。なんならお前ら自分のパンツと擬人化させてお手てつないでなにも思わないのかよ。待て、それ以上考えるなおれ。部屋にいた連中はズボンが燃えたとして残り双子と4人のイケメン。


おれが履いていたのはボクサーパ○ツだから・・・。イケメン♂? あの中でエッチが上手そうなのはベットにいた筋骨隆々(イケメン)である。


おれまさか、パ○○に腕枕してもらってたのか。よし。洋服買って似合ってなかったら美味しいもの食べて資格勉強して寝よう。悪いことは忘れよう。お前ならできるさ佐藤!


神様。資格勉強のテキストが欲しいです。


かくしておれたちは盗賊の館を私物化し暮らし始めた。家の鍵をしめて外に出る。うちの付喪神たちが人様に迷惑をかけないようにだ。頼むよ大人しくしててくれ。


「まいど~!」


「そんな安物の服で良かったので?」


だってお前らさ。自覚ないかもしれないけど。おれが良い値段のカッコイイシャツ見てたら勝手についてきていたホワイトさん(イケメン)が穴のあくほど背中を見てくるんだ。


怖かったのでせっかく選んだのだが戻してきた。お次はレザーの羽振りの良い冒険者が着るような上着が欲しくなったのだが、これまた勝手についてきたクレーザーに肩を力強くつかまれた。


はい戻してきましたよ。肩に爪あとがつくかと思ったよ。まったく。これが独占欲ってやつか。ふむ。


おれに一緒についてきたがって許可をとってくれた双子は良心的みたいだ。だがどうやらおれを見つめる視線はお父さんそのもの。


「ねえ。あれも食べたい。」

「あれもあれも。」


おい付喪神。可愛いな。お父さんがなんでも買ってやろう。


財布の中が空になるまで露店をまわった。


おれ帰宅する。


「お帰りなさい。」


なぜか新妻っぽい扱いでおれテンション上がりまくり。これだけで一日頑張ったかいがあったってもんよ。買い物しかしてないけど。子守は頑張った。おれは自分を褒めようと思う。自分の頑張りを自分で褒めるってのは大事なんだ。社会人になって学んだ大切なことだ。


「ただいまー! 食材買ってきたぜ。おれおかず作ろうか?」


「新鮮なレタスですか。ではサラダをお願い。」


あっはい。エプロン姿も可愛いなこの人。


おれは考えた。今この屋敷でおれのポジションはなにかと。ハーレムではないのは分かる。そこはちょっと嬉しい。


おれ純愛派なんだ。食事をとりながら今日一日を振り返る。勝手についてきたイケメン×2は洋服以外には嫉妬せず。


どこか抜けているロリッ子のクロとシロはペットと子供以外には嫉妬せず。


「おれ。結婚したら子供欲しいなあ。」


ポロリと将来について語った。


「そう言えば今日行ったギルドの受付嬢と八百屋の看板娘に、サトゥーデレデレしていたなあ。あんなに美人に1日に2度も会うなんて。この町はどうなっていやがる。」


「おれはサトゥーの考え方好きだけどなあ。洋服にひとが負けるくらいならおれはこれくらいが良いんだって言ってたあの考え方。」


現在進行形でおれ負けたので心の底からそう思いました。


「は?」


「酷いデス! 私たちの()()でも良かったんですか?」


脳裏に通期性抜群! お買い得セットの文字が思い出せた。ビジネス用の靴下特売コーナー。うん確かにどれを選んでも良かったなあ。


「うーん。否定できないのが悲しい。」


「他の女性にデレデレねえ。ふーーーーーーーんんん。」


と金髪美女。まずい。まずいぞ。ここには裏切り者がいる。お前らおれのことをはめやがったな。


「な、なにをする!?」


両腕をがっしり捕らえられ食事が済んだおれは連行されてソファーの前へ。


「ここに正座してください。」


はい・・・。なぜおれがこんな目に?


ドかりとラスボスのように座り片足を膝にかける。おれはこのポーズを知っている。女マフィアのボスですね。


「まずはシロとクロから話があります。」


ロリっ子2人に頬を痛いぐらい小さな拳でグリグリされる。


「いいですか? お父さん。あなたは私のお父さんなんです。浮気は許していません。」


最後に髪を一束シロに鷲掴みにされる。


「分かった?お父さん。」ニッコリ。


はい。おれはあなたたちのお父さんです。だから殺さないで下さい。どうか命だけは。ロリとはいえ付喪神(つくもがみ)である。盗賊を何人も殺害している。本当に怖い。


おれの首がたてに動き肯定した。


「では最後に。まずはあなたとの出会いから話しますね。どうせ覚えてないでしょうから。」


これは話が長くなるパターンである。おれは足の痺れと戦う決意をした。


5年前。あなたは二十歳の世界旅行へと旅たちましたね。場所は古代から5000年の歴史があるエジプト。そこでトイレットペーパーを買いに行くついでに24金のアクセサリーを買いましたよね。なぜかそこでお姉さんが美人だったから調子にのって7万円ほどの浪費と【ネフェルティティの胸像】の小さなアクセサリーを作った。


それが私です。そんでもってそのアクセサリーは大事に肌身離さずもって世界中の誰よりも一緒にいる時間が長かったのです。それにとっても大事に使われていて。私は本当に嬉しかったのです。


「・・・。」そろそろ限界が近い。


24金のアクセサリーだぞ? 大事にするに決まっておる。お気に入りのアクセサリーなら言わずもがなだ!


それに他のアクセサリーに目移りもせずに!(特にアクセに興味はなかったから) 好きだった女性の肌に触れることもなく!(単にモテなかっただけです。致命傷1万ダメージ)


「それに一緒にお風呂に入った仲じゃないですか。」


ああ。あれね~。銭湯に行ったときに盗難が怖くてさ。


「とにかく。私とサトゥーさんとの仲を引き裂くようなやつがいるなら、こんな世界滅ぼします。」


なんてこと言うんだ! 世界に謝って!しょうもないこと考えたこと今すぐ謝って!


「そうだったのか(遠い目)」


「だから、これから()()()を駆除するために私が片腕を捕まえてリードしますね。フフフフフフ・・・。」


おれに飼い犬になれっていうのか。いや待てコイツ胸大きいな。悪くない取引じゃないか。取引とは費用や収益が生じるもの。いいねありだね! 費用はおれの一生! 収益は可愛い奥さま!


異世界だってこんな美女がおれのことこんなに好きになってくれるわけないもの。太陽のように輝くゴージャスな金髪美女。瞳まで金色の彼女は世界一眩しい美女だと思う。


美貌だけで国滅ぼせるな。うん間違いない。


「分かりました! 良いでしょう!ツンデレで可愛いし! なんか後可愛いので!」


「念のためにお伝えしておくと私これパットいれてるんです。」


「あ、はい。え!?」


「触って確かめてみたらどうです?」


ファサリ。肩にかかっていた髪を後ろにまわしてみせる。


「え、エッチだ・・・。」

「しゅごい。大人だ・・・。」


クロとシロお前ら手のひらの隙間からキラキラした瞳で見たらダメでしょう。お父さんは悲しいです。まったく悪い子ですね。子供にはまだ早いのです。


「はいはい。では今夜楽しみにしていますね。」


「ダメ!お父さんはシロと寝るの!」


「クロも一緒がいい!」


「あらあら。」


どうやら生殺しで生きていくことになりそうである。まあいいか。おれ添い寝大好きだし。


とりあえずおれに腕まくらをしないようにトランクスには切実にお願いしておいた。あのベット広いから4人しか入れませんよと噓をついて。



「お熱いじゃねえか。サトゥー。」


うるせいやい。あとおれロリコンじゃなくてよかったよ。




































読んでくれてありがとう♪

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