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詩集

らすとわーど

作者: キハ

わたしがきえてもわすれないで

どうかわすれないでおねがいだから


きらいなやつにはのろいのように

すきなこにはできるだけきおくにのこってって

はんぶんのろいなのかな、


べつにのぞんでなかったんだ

きらいでもきらいでもへいおんがいいって

きたるせいじんまでがまんして

いまでもたのしいしがんばれるって


だからうばわないでうばわないで

わたしからへいおんをうばわないで

それがせけんではただしいのもわかってる

こどもっていうよわさもわかってる


わかってるよ


きえるかもしれないもどってくるかもしれない

いかないかもしれないわからないけど

ここにこれることがむずかしくなったんだ


きぼうをもとめてぜつぼうしてそしてぜつぼうして

それでもきぼうをもとめてちゅうづりなまま

くるしいはきけがするどうすればいいなにもしたくない

またあのころにもどるのかけっきょくそんなもんか


つまらないじんせいなんだろうな

けっきょくじぶんのせいかくがあわなかった

このしゃかいにこのせかいにあわなかった

しかたないよこれがわたしなんだもん


まだいきていくんだからあきらめるなって

どのくちでどのくちでしゃべらないで

がんばったんだがんばったんだそれなのに

どちらにせよこうならなんもしなくていいよ


けっきょくよいおとななんていないのかな

おとなのたちばとしていえないっていわれた

それがのぞまれるおとなの「すがた」なら

こどものままでいいよえいえんにこのままできえたい


あなたとしてのいけんをきかせてほしかった

そうだんしたおとなとしてこたえられた

こどもはどうせのびしてもおとなにならないのか

じぶんがやってたことはなんだったんだろう


かこにもどってじぶんをなぐって ×××

うばわれるならあいつらぜんいん ×××

いっそどうでもいいからじぶんを ×××


こんなわたしにかかわってくれてありがとうございました


わたしがおとなになっていたのならまたおあいしましょう

しんねんそうそう、つかれたのできえます


ねんがいらすと、ありがとうございました

いますぐしょうかいしたいし、れんさいもかいししたいけど、

じぶんのせいしんじょう、

そしてわたしがかこにそうだんとかばかなことして、かんきょうじょう、

むりそうです


ごめんなさい



またいつかあいましょう

とりあえず、いまは、つかれたんです

なにもかんがえたくないのできえます

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんか、うん、昔の自分を見てるようで古傷が痛んだ(笑) まぁそんなお年頃だよね(笑)
2024/02/12 23:21 風吹けば名無し
[良い点] すごくよくわかるのー! [一言] この国って社会に必要なはずのエッセンシャルワーカーを低く見下して、ブルシット・ジョブだけが権益を押さえて良い思いをする不思議な社会構造だから。頑張って生き…
[一言] ぜったい、わすれない。 まつよ、いくらでも。 なんにちでもなんねんでも。
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