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サバイバル系創作に役立つ知識集  作者: 凪常サツキ
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4.砂漠――砂漠の全体像


「特徴」

 砂漠はたいてい岩肌や岩石、そして乾ききった草の連続です。想像しやすい砂ばかりの砂漠はあまり一般的ではないのです。

 それでも砂漠の恐ろしいところは一定しています:昼間の猛烈な熱気と水分不足、それに夜間の凍える寒さです。熱中症で死ぬ危険もありながら、凍死の危険もまた同等に存在する不毛の地、それが砂漠。それに加えてとげとげしたサボテンや毒蛇、サソリ、蜘蛛などが生息しているのですから、殊更人間が住む環境ではないことは確かです。ただ、とりあえず考えるのは日陰に入ってからにしましょう。何せ日向と日陰の気温差は、砂漠では十五度以上にも上るのですから。



「注意点」

 例えばあなたが昼間に砂漠で遭難してしまい、あまりの暑さに上着をそこらへんに脱ぎ捨ててしまったら、夜にとてもひもじい思いをしながら後悔の海に溺れることでしょう。目先の状況だけにとどまらず、常に十二時間後のことを考えて行動するべきです。夜の氷点下に近い気温にはそこそこの布と基地(+熱反射物)、そして火があれば耐えられないことはまずないと思われます。

 夜は役に立つも火も厚着もも、日中の灼熱地獄には役に立ちません。基地も直射日光をしのげるだけです。もし一日中移動するなら十リットルもの水分が必要になる砂漠では、常に水の気配に敏感になりましょう。闇雲に移動するだけでは熱中症で行き倒れることになります。植物がある場所、平地より山場、枯れた川床などを中心に移動すると水が得られる確率も上がります。






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