6 見た目詐欺没落令息は、父の介護も頑張っています。
湯に浸した布を固く絞ってブライアンは、父の背中を拭いていた。長引く闘病生活ですっかり痩せてしまった父の皮膚はカサカサに乾いていて、拭いたくらいでは少しも潤わない。保湿効果のある塗り薬を塗ってやりたいところだけれど、今のブライアンには手の届かない高級品だ。
「ああ、いい気持ちだ。ありがとう、ブライアン」
背中を拭き終わるとブライアンは、父に着換えのシャツを渡した。汗染みがもう洗濯しても落ちないので新しいのを買おうと言うのに、どうせ寝てばかりなのだから構わないと父は笑うばかりだ。ブライアンの靴に惜しげもなく金貨を出すのに、父も母も自分の物は全くと言っていいほど買おうとしない。
「最近は、よく眠れているみたいだね」
「ああ、ブライアンが咳止めをたくさん貰ってきてくれたおかげだ」
「たまたまだよ」
お茶を淹れて、円筒形の缶をテーブルの中央に置く。花の絵が描かれた蓋を開けると、ふわりとバターの香りがした。
また一段と寒さが厳しくなった図書館の中庭でチキンを挟んだサンドイッチをご馳走になったあとで、まだ食べられますかと言いながらフェリシアがこの缶を差し出してくれたのは、一週間ほど前のことだ。食べてみてくださいと言われて一枚つまむと、それはブライアンのリクエスト通りのナッツがたっぷり入ったクッキーだった。帽子でも入っていそうな円筒型の缶いっぱいに詰まったクッキーは昼休みでとても食べきれるような量ではなく、よかったら残りは持って帰ってくださいと言われてありがたく受け取った。
あれから一週間、両親と分け合って大切に食べてきたけれど、あれだけたくさんあったクッキーも残りは少ない。缶の底が見えているのが、なんとも物悲しい。
「どんなお嬢さんかな」
「何?」
「このクッキーをくれた女の子だよ」
「……どうして女の子から貰ったと決めつけるの」
「男友達から貰ったのかい?」
「いや、女の子だけど」
一週間前、ブライアンはこのクッキーを友達にもらったとだけ言って出した。市販品ならまだしも、手作りクッキーなのだから女の子にもらったことなどバレバレだっただろうけれど、その時には父も母も美味しそうだね、よかったねと言っただけで、贈り主について訊かれることはなかった。
なのに、今になって訊いて来た理由が簡単に想像できてしまって、思わず半眼になってしまう。これは多分、母がいないタイミングを見計らったのだろう。目と鼻の先の職場から母は、昨日の朝に出勤したきり帰って来ていない。
自分の体調が良く、母がいない時を待って切り出したのであろう父をブライアンは、半眼のままで軽く睨んでしまった。男同士だったら、好きな女の子の話がしやすいとでも思われたのだろうか。もしかしたら両親は話し合って、父が代表して訊くことに決まったのかもしれない。
ブライアンは元から、フェリシアのことを秘密にするつもりはない。父だろうが母だろうが訊かれたら訊かれた分だけ素直に答えるつもりであったが、こういう訊き方をされると妙に恥ずかしいのは何故だろう。
「……可愛い子だよ」
「そうかい」
「ものすごく可愛いからね」
「そうなんだね」
「貴族の令嬢じゃ、ないけど」
「そうかい」
ナッツクッキーはとても美味しく出来ていたけれど、それでもプロの料理人が作った物でないことはすぐにわかる。貴族の令嬢が台所に立つなんてありえないのだから、素人の手作りである時点で両親は、ブライアンが親しくしている女性が貴族令嬢でないことぐらいは気づいていただろう。
普通の伯爵家ならば跡継ぎの息子が平民とつき合うなんて許さないだろうが、貴族令嬢じゃないと言っても父は穏やかな表情のままだ。ブライアンが選んだ女性なら身分など関係ないと思ってくれているのだとしたら嬉しいことだが、没落してしまった我が家で身分にこだわっても仕方ないなどと思っているのなら悲しい。
父の全てを諦めてしまったかのような静かさは、例え何年、何十年先になろうともいつかは屋敷を取り戻し、散り散りになってしまった使用人たちを呼び戻すという希望をまだ捨てていないブライアンの心に痛いものなのだ。
「料理上手なお嬢さんなんだね」
「料理は、練習中だそうだよ」
「練習中でこれだけ作れるんだったら、たいしたものだ」
父は貴族社会の中を生き抜くには優しすぎるのだろうと、目を細めて嬉しそうにクッキーを食べる姿を見ていると思う。父の病気は、心身の力の根源が枯渇してしまったからなのだそうだ。御父上は辛いことがたくさんたくさんあって、あまりに辛すぎてもう受け止められなくなってしまったんだよという風に、父の主治医だった医師がブライアンに説明してくれた。
ブライアンは小さい頃のことだったためにあまりよく知らないが、一番上の兄は亡くなり、二番目の兄とも何かがあったらしい。三人の息子のうち、二人までを父は失っているのだ。
その上、領地を災害が襲い、何とか立て直したものの今度は事業に失敗し、結局は先祖伝来の領地を自分の代で手放すしかなかった苦悩。
おまけに監察官という人の不正を暴く仕事もまた、心根の優しい父には辛いものであったようだ。
医者が言うには、ゆっくりと心穏やかに休むことがこの病には一番の治療らしい。だけど没落してから後は、母とブライアンに苦労をさせているという思いと、早くよくならなければという焦りがまた父の心に重くのしかかった。
ブライアンが働きだしさえすれば、事態は好転すると思う。金の余裕は、生活の余裕へ、そして心の余裕へと繋がる。
金だ、金さえあればきっと良くなると思うのに。
あと一年と少し、ブライアンが学園を卒業するまで頑張れば何とかなるはずなのだ。
「風が出て来たね、何だか荒れそうだ」
「そうだね」
カップを両手で包むように持つ父が、そんなことを言いながら窓ガラスの向こうの空を見上げている。まだ昼を少し過ぎたばかりなのに、外は夕暮れのように薄暗い。強い風が吹きつけて、ボロ小屋と呼んで差し支えない我が家をギシギシと軋ませている。
「ブライアンが寒くなる前に壁の修理をしてくれて、助かったよ」
「父上の部屋には隙間風、もう入って来ない?」
「大丈夫だよ、ありがとう」
近所に家を新築しているところがあって、いらない木切れを貰えないかと頼んでみたら好きなだけ持って行けと言ってもらえたので、それで家の隙間風が通る箇所を虱潰しに修理したのだ。外から木切れを打ちつけただけなので見た目は悪いが、寒さは随分とましになった。
暖炉に火を入れると、暖まるのも早い。冬を越すためにはどうしても必要な薪だけは前もって余分に買い込んだけれど、少しでも節約できるのに越したことはないのだ。
今年の冬は、天気が荒れる日が例年よりも多い気がする。そのせいなのかどうかはわからないけれど、街では随分と性質の悪い風邪が大流行していた。
父の咳止め薬を探し回ったことからブライアンも風邪が流行っているのだろうなとは思っていたけれど、このところはずっとフェリシアにばかり目を向けていたブライアンが知らぬ間に、事態は日に日に深刻さを増していた。
街に出れば、道を歩いている人の数が明らかに少なくなっている。いつもなら賑やかな大通りでも活気がなく、王都であるのにどこか全体的に寂れた雰囲気が漂っているのだ。
学園でも欠席者が多く、空席が目立つ。生徒ばかりか教師陣にも寝付く者が増えてしまったために、ついに今週の頭から休校となってしまった。
学園が休みになれば、敷地内にある図書館も休館になる。それはブライアンにとってフェリシアに会えなくなるということで、学園のある平日は会えるのが当たり前になっていただけに、その事実に気づくなりブライアンは焦った。というのも最近では、フェリシアに会えない週末がどうにも長くて仕方なくなってしまっていたのだ。
これまでなら勉強や父の世話、それに家の細々とした仕事を片づけるのに休日が週に二日では足りないと思っていたのに、フェリシアと言葉を交わし、親しくなるに従ってそのたった二日がどんどんと長くなっていった。
週末が迫って来る度にブライアンは、ポロック広場で待ち合わせして一緒に蜂蜜ワッフルを食べようよとフェリシアを誘いたいと思った。だけど、お互いがお互いをどう思っているのか丸わかりなのに未だにブライアンとフェリシアは恋人同士ではない。いつかのように偶然ばったり会ったとかならまだしも、恋人ではない女の子を待ち合わせた上でのデートに誘っていいものなのかどうか。
そう、ブライアンはフェリシアにまだ何も告げていない。まるでそれが当たり前のことのようにフェリシアとの将来を考えているのに、それでも言えないでいた。
そしてフェリシアも、好きだとか、恋人にして欲しいなんてことは言ったことがないのだ。
もっとも平民であるフェリシアの立場なら、貴族だとわかっているブライアンに自分から愛を告白することなんて出来ないのだろう。だったらブライアンの方から男らしく告げるべきだということぐらいはわかっているけれど、そこで頭を掠めるのは今の我が家の現状なのだった。
もしもまだタウンハウスに住んでいたなら、ブライアンがためらうことはなかったかもしれない。使用人が三人こっきりしかいなかったとしても、あの懐かしの伯爵邸ならば彼女を招待して両親に紹介するくらいのことはできたと思う。
だけど、今の住まいに彼女を招待するにはあまりに勇気がいる。
貧乏なのを隠すつもりはないのだけれど、それでも未だにブライアンは、フェリシアに自分が貴族とは名ばかりの貧乏人なのだとは言えていない。
ブライアンを貴族の令息だと思っているフェリシアに、実情を話さずに好きだなんて言えない。いや、ブライアンは貴族の令息で間違いないのだけれど、フェリシアが思い描いているである貴族とはあまりに違うだろうから。
没落貴族だとわかったら彼女がそっぽを向く、とは思っていない。そういうことが絶対にないとは言えないが、それでもやはり彼女なら大丈夫な気がする。
それよりもブライアンが恐れているのは、ファラー家の実情を知ったフェリシアが援助を申し出ることだった。何といっても彼女の父親は大商人で、下手な貴族よりよほど裕福なのだ。
父に融資をお願いしましょうかと言われて、頼んでしまわない自信がブライアンにはない。父を医者に診せられるかもしれない、母が何日も徹夜するほど働かなくてよくなるかもしれない。
それどころか、もしもフェリシアを伯爵家の正妻に迎えると約束すれば、手放した屋敷を取り戻し、使用人たちを呼び戻すことさえ出来てしまうかもしれないのだ。
ブライアンの夢は、いとも簡単に叶ってしまう。
だけど、それは駄目だと思う。
ブライアンが好きなのはフェリシアであって、フェリシアの財産ではないのだから。
「それで、彼女は何という名前なんだい?」
彼女の話題はもう終わったものと思っていたブライアンは、この不意打ちに飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。そんなみっともないことになるのは何とか堪えたものの、喉にまだ十分に熱いお茶が直接流れ込んで、ゴホゴホと咳き込んだ。
「父上、何故そんなことを訊くのです?」
「何故と言われても、知りたいからだね」
「何故、知りたいのです」
「だから何故と言われても、知りたいから知りたいのだよ」
またもや瞼が勝手に下がって来て半眼になるが、父はニコニコと笑うばかりだ。平民の娘だからと反対されるとかはやはりないらしい、まあ予想通りではあるのだけれど。
「……フェリシア」
「いい名前だね、きっといいお嬢さんだね」
「名前だけでいい子かどうかなんて、わからないでしょう」
「わかるよ、このクッキーを食べればね。優しい味がする、きっとブライアンを想いながら作ってくれたんだよ」
そう言いながら、クッキーをもう一つ口に放り込む。サクサクといい音を立てながら父がやたらと笑顔なのがからかわれているようで、何だか嫌だ。
「母上の分を残しておかないと、怒られますよ」
「そうだな、それは大変だ。ブライアン、これはもうしまっておいておくれ。目の前にあるとつい食べてしまう、おいしいからね」
茶目っ気たっぷりにそんなことを言う父に頷いてブライアンがクッキーの缶に蓋をした時、玄関の扉が外から開いた。昨日の朝から仕事に行ったきりだった母が慌ただしい様子で入って来る。
「ブライアン、悪いのだけどちょっとお使いを頼まれてくれるかしら」
帰って来るなりそう切り出した母をブライアンは、椅子に座ったままで見上げた。ブライアンと同じ明るい金髪と青い瞳の母は、粗末な服を着ていてもなおその美しさを失っていない。と言うか、伯爵夫人らしい暮らしをしていた頃よりも今の、働いて日々の生活費を稼いでいる方が生き生きと輝いているような気がするくらいなのだ。
もっとも、徹夜明けのせいか今はさすがに疲れた顔をしているが。
「とりあえず、座ったら」
見るからに疲れている様子の母のためにブライアンが手早くお茶を淹れると、ありがとうと言って椅子に腰かけた。熱いをお茶を一口飲んで、ふうっと息を吐き出す。
「それで、何を買いに行けばいいの?」
「薬を買ってきて欲しいのよ」
「薬?」
母が言うには、マダムの一人息子であるジョナスが熱を出して寝込んでいるのだそうだ。流行りの風邪だろうと思うけれど、もうすでに四日も熱が下がらないらしい。そして、ジョナスの看病をしていたその妻のカーラもまた、今朝から具合が悪いらしい。
「ジョナスは体力があるからそれほど心配していなかったのだけど、カーラはね」
「産後の肥立ちが悪いんだったっけ」
「そうなのよ」
大通りにある貴族も訪れる人気レストランで料理人をしているジョナスの妻のカーラは、半年ほど前に四人目の子供を出産した。それは酷い難産で、何とか男の子を産み落としたあともカーラは寝たり起きたりの半病人のような状態だったのだ。それがようやく最近になって以前の健康を取り戻したように見えていたのだけれど、今度は質の悪い風邪に襲われたというわけだ。
「でも今は、薬はどこにも売っていないと思うよ」
父の咳止めを探し回った時のことを思い出してブライアンは、苦い顔をした。何でも揃うと評判のオズバーン百貨店でさえ、咳止めや風邪薬が売り切れだと言っていた。あれからひと月近く経っている、これだけ風邪が流行しているのだからさらに品薄になっているだろう。
「それがね、ガードナー商会に特効薬があるらしいのよ」
「ガードナー商会って……」
ブライアンの顔を見る度ごとに突っかかって来る同級生の顔が瞬時に頭に浮かび、ブライアンの顔が更に苦くなる。確かにガードナー子爵家は他国から輸入した珍しい品を扱う商会を経営していて、貴族を相手に手広い商売をしていると聞いたことがある。もっともその商品は高級品ばかりであるため、ブライアンには関係のない話であったのだけれど。
「フランク通りにあるガードナー商会のお店は、貴族じゃないと入れないからね。ブライアンなら、制服を着て行けば入れるでしょう?」
「ああ、成程」
マダムの店には母の他にも若いお針子が何人かいるし、ジョナスとカーラの長女のルシアは弟妹の面倒をよく見るしっかり者の十歳の娘で、薬を買う程度のお使いなら下っ端のお針子かルシアあたりに言いつけそうなものなのに、それがわざわざブライアンの所までお鉢が回って来た理由がまさかの王立学園の制服を持っているからだった。
この王都において王立学園の制服は、そのまま貴族の証明のようになっている。店に入るために貴族の身分が必要なのなら伯爵夫人である母が行ってもいいようなものだが、母のクローゼットには貴族らしいドレスなんて一枚たりとも残っていないのだった。
「しかし、よりによってガードナー商会って」
「ガードナー商会がどうかしたの?」
「いいや、大丈夫。行って来るよ」
確かにガードナー商会はガードナー子爵家の店だが、まさか子爵家令息が店番をしているわけではないだろうから、セザールとは犬猿の仲であるブライアンが行っても問題はない筈だ。
ブライアンが奥の自分の部屋で制服に着換えて、マダムから貰ったコートを腕にかけて出て来ると、今日は随分と具合がいいらしい父と向かい合わせでお茶を飲んでいた母が、じゃあお願いねと言って金貨を二枚差し出した。
「え、金貨?」
「ジョナスとカーラの、二人分を買って来てね」
「いや、二人分と言っても風邪薬に金貨は多すぎるんじゃないの」
薬は元から高い物であるし、季節や薬草の出来不出来により価格は変動する。それでも、高い時期でも一瓶で大銀貨からお釣りが来る。大銀貨十枚で金貨一枚だから、いくら薬不足とはいえ普段の軽く十倍以上の値段ということになるのだ。
「普通の風邪薬じゃないのよ、特効薬なのですって」
「それ、誰に訊いたの。騙されてるんじゃないの」
「エレンが店のお得意様から訊いたそうなのだけど、嘘を言うような方じゃないから本当だと思うわよ」
エレンとは、マダムの名前だ。大陸のほぼ中央に位置するファーニヴァルとは北東の国境線を接するアベラール王国の出身で、実はブライアンの母も同じアベラールの出身であるせいか意気投合して、今では身分の違いも、雇用主と雇われ人の垣根も超えてまるで親友のような気安い関係になっている。
「ほら、ブライアンが靴を買った店の奥様よ。貴族がよく来る店だから、こういう話も耳に入るらしいわ」
ブライアンが履いている靴は、前の物がどうしても入らなくなって泣く泣く新調した物だ。腕のいい職人が作るオーダーメイドの靴は素晴らしい一品ではあるけれど、マダムからの紹介で値引きしてもらったにも関わらず金貨一枚と大銀貨二枚もしたのだからあまりに高い。それだけあれば小麦粉がどれほど買えただろうかと考えると、ちょっと気が遠くなる。
「わかった、とにかく行ってみるよ」
「ええ、お願いね」
母から二枚の金貨を受け取り、上着の内ポケットに大切にしまう。紳士服も扱っていた頃には大きな店だったらしいマダムの店は、ご主人が亡くなった今では昔からのお得意様を相手にするだけのこじんまりとした商売になっている。それでも人気店であるためにそれなりに注文は多いし、息子のジョナスも料理人として真面目に働いているから生活に不安はないだろうけれど、まだ小さい孫が四人もいるのと、針子を何人も雇っているのだからマダムがそんなに裕福なわけはない。
金貨二枚は、マダムにとっても大金だろう。
ブライアンは金貨を入れた内ポケットを表からポンッと軽く叩くと、まだお茶を飲んでいる両親に行って来ますと声をかける。居間からすぐ外に出る扉を開けると、今にも泣き出しそうな灰色の空が広がっていた。
ブライアンは、制服の上にコートを羽織ってから歩き出した。冷たい風がブライアンの行く手を阻むように正面から吹きつけて来て、せっかく暖まっていたブライアンの体から熱を全部奪って行くようだった。




