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漬物石

作者: スケスケボックスに詰められた裸石

伝説の至宝と言われるその石は、もはやただの漬物石と化していた。


もともとはひとつの巨大な原石であったのだが

それらが存在する洞窟の傍に控えた人間達の、

その石の『願いを叶える』といった奇跡の恩恵にすがる野心家の者や

はてはそんな夢物語などを信じ得ない

現実主義者達が引き起こした金策目的での盗掘事件が発端となって

かの至宝であった原石は砕け散り、

奇跡のもとである源のエネルギーそのものを散り散りに

ただの無意味な『石ころ』へと変容させてしまったのである。


いまや何の力も持たぬそれは『当然として』誰一人振り向きもせず

本来ならば至宝であった『はず』だろうその巨大な原石の欠片は

数百年後経つ現在、とある一般民家の漬物石として

その場所にひっそりと、ただむなしく点在していた。

数年前綺麗な巨大の磨き石を買ったんだけど

「正直扱いに困るよなこれ・・・」と思って思いつきで書きました。


綺麗だけど置いとくくらいしか使い道ないし

なんか無駄に重い(多分何キロかくらいはあると思います)んで・・・。


本当はここから先に続くファンタジーみたいなのを書きたかったんですが

めんどくさいので諦めます、根性なし。

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