File#03:古来種〈イズモ騎士団〉
名前/スズカ
種族/ハーフ・アルヴ
職業/姫夜叉LV74(※〈武士〉と〈神祇官〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/女性
容姿/髪色は、鮮やかな黒色で腰までの長さのストレートを背中の辺りで水引で結んでいる。
瞳の色は、普段は淡い藤色。力を行使する際は鮮やかな深紅色。
胸元には桜の花の痣がある。
身長は、164cm。
見た目は、15〜18歳位。
装備/武器1:[神刀・大通連]
特徴:三尺一寸の厳物造りの太刀。文殊の智剣。スズカの主力武器で、三振りの太刀の中ではずば抜けて高い攻撃力を持つ。武器の特殊能力を解放すると、大通連が無数に分裂して刃の雨を敵対者に降らせる。
武器2:[神刀・小通連]
特徴:三振りの中では一番軽い為、攻撃が一番速く繰り出せる。地面に突き刺すと、小通連を中心とした半径20km圏内の味方を敵の攻撃から守る結界を発生させる(※但し、結界維持コストに毎分100ずつのMPを消費する)。
武器3:[神刀・顕明連]
特徴:三振りの中では特殊な能力を持つ太刀。刀身を朝日にかざすと遥か彼方の遠方を刀身に映す事ができ、日の光にかざすと刀身に探したい物や人物の在処を映し出す。
防具1:[黒鉄の姫夜叉鎧]
特徴:黒光りする漆黒の武者鎧。防具としては非常に高い物理・魔法防御力を誇る。
防具2:[姫夜叉の白拍子服]
特徴:純白の水干と緋袴と立烏帽子がセットの白拍子の服。装備者の移動速度と回避速度を大幅に上昇させる。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。
普段は、どこにでもいそうな…いたって普通の女の子といった感じだが、ひと度戦いとなれば〈古来種〉たる所以の力を発揮する。
その強大な力から畏怖の念を込めて〈鬼姫夜叉〉と呼ばれている(※冒険者の間では、〈姫御前〉の愛称で親しまれている)。
また、鬼退治の専門家としても有名な為、鬼関連のクエストやレイド等では度々その姿や名前を見る事ができる。
ゲーム時代、レイドクエスト『スズカ峠の鬼退治』で出現するレイドボス〈大嶽丸〉に“死の呪い”をかけられており…〈大嶽丸〉に致命傷を負わされるとその呪いが発動して死んでしまう…という設定がなされているが、同時設定として『輪廻転生の法』というスズカの特殊能力で新たに生まれ変わる事ができる仕様になっている。
但し、『輪廻転生の法』を行う際に支払う代償として特定の記憶以外の全ての記憶を失う事となる(※失う記憶の中には、スズカの人格を構成する上で大切な記憶も含まれる)。
その為、生まれ変わった後のスズカは一から人格を構成し直す必要が生じる(※尚、失わなかった記憶は再び〈古来種〉として覚醒する時…16歳になるまでは、記憶の片隅に封印される事となる)。
転生の度に人格を構成し直す為、育った環境で性格がガラリと変わってしまう。
ちなみに、“スズカ”は過去五回死亡しており…今回で六度目の転生となっている。
現在のスズカの〈大地人〉としての名は『ミシェル』。
身寄りの無い孤児であったのを〈古来種〉のアリシャートに拾われたという経歴を持つ。
その為、アリシャートの事を時に母の様に、時に姉の様に慕っている。
〈古来種〉としては、二年前に覚醒したばかりの為…〈古来種〉としても、“スズカの名を継ぐ者”としても、まだまだ未熟のひょっこ。
【過去のスズカ達の性格】※()は〈大地人〉としての名前
初代(スズカ)→男勝りで気が強い
二代(テレサ)→僕っ子で人懐っこく、明るく、天然ドジっ子
三代(ロマージュ)→花魁風。妖艶な感じ
四代(カディア)→眼鏡で冷静沈着。神算鬼謀の軍師風
五代(クレア)→深窓の姫。お淑やかで礼儀正しい元貴族の姫
【特殊能力】
《輪廻転生の法》
宿敵〈大嶽丸〉によってスズカには“死の呪い”をかけられており、〈大嶽丸〉に致命傷を負わされるとその呪いが発動して命を落とす事となる。
〈輪廻転生の法〉は、謂わばそれを回避する為にスズカが独自に編み出した特殊能力。
〈輪廻転生の法〉を使用する事で宿敵〈大嶽丸〉にかけられた“死の呪い”によって『〈古来種〉のスズカという存在の完全な死』を回避し、再度新たに『〈古来種〉のスズカ』として生まれ変わる事ができる様になっている。但し、〈輪廻転生の法〉行う際には代償を支払う必要があり、その代償は『“スズカ”の〈古来種〉としての力とその使い方』『身に付けた特技と戦い方』『宿敵である三匹の鬼の姿と名前』『出会った人達の姿と名前』の上記四つに該当する記憶以外の記憶全てに及び…代償で失う記憶の中には、スズカの人格を構成する上で大切な記憶も含まれている。
《阿修羅の加護》
スズカの持つ特殊能力。戦闘時限定に発動する常動効果であり、鬼系エネミーと戦闘になった場合には全ステータスを50%上昇させる。それ以外のエネミーと戦闘になった場合には全ステータスを25%上昇させる。
さらに、彼女が持つ専用装備〈神刀・大通連〉〈神刀・小通連〉〈神刀・顕明連〉の備える能力を完全に使いこなせるのもこの特殊能力の恩恵。
彼女が〈鬼姫夜叉〉と呼ばれる所以となっている能力。
名前/アオバ
種族/狐尾族
職業/天狐武者LV74(※〈武士〉と〈暗殺者〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/男性
容姿/髪色は、明るい群青色で肩までの長さの少しクセっ毛。
瞳の色は、深い鶯色。
身長は、167cm。
見た目は、15〜18歳位。
装備/武器1:[神刀・青嵐]
特徴:刀身の風のうねり状の波紋が特徴の太刀で、腰の右側に差してある。刀身に風を纏わせ、攻撃の後にランダムで2〜6回の追加ダメージを与える特殊効果を持つ。
武器2:[神刀・鳴神]
特徴:刀身の稲妻状の波紋が特徴の太刀で、腰の左側に差してある。刀身に雷を纏わせ、攻撃の後に敵にランダムで30〜120秒間の〈麻痺〉の状態異常を付与する特殊効果を持つ。
武器3:[神刀・弧月]
特徴:漆黒で統一された拵えの小太刀。腰の真後ろに柄を右側にして装備している。攻撃時、40%の確率で同レベルの〈暗殺者〉の放つ〈アサシネイト〉と同等の威力の〈絶命の一閃〉が発動する特性を持つ。
防具1:[天狐具足]
特徴:具足全体が淡い蒼色で装飾が白銀色。装備者の移動速度,回避速度,攻撃力を30%上昇させる特性を持つ。
防具2:[天狐の武者鎧]
特徴:鎧全体が淡い蒼色で装飾が白銀色。装備者の物理防御力と魔法防御力を30%上昇させる特性を持つ。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。
スズカと同様に身寄りのない孤児であったが、スズカと共に〈古来種〉のアリシャートに拾われたという経歴を持つ。
その為、アリシャートの事を時に母の様に、時に姉の様に慕っている。
〈古来種〉として覚醒したのはスズカとほぼ同時だった事もあり、覚醒後は彼女の相棒として共に修練と研鑽の日々を過ごしていた。
〈五月革命(大災害)〉の頃、〈典災〉達による〈イズモ騎士団〉襲撃によってほぼ壊滅状に陥り…僅かに残った〈イズモ騎士団〉の仲間達の制止を振り切って、スズカと同行を申し出てくれた三人の仲間達と共に〈イズモの街〉を飛び出し、アリシャートの特殊能力〈妖精の門〉によってオウウ地方へと飛ばされた仲間達の仇の一体でもある〈言霊の典災ファルドル〉を追ってオウウ地方へ向けての旅へと旅立ったが…逆に〈言霊の典災ファルドル〉に返り討ちに遭い、同行してくれた仲間三人を失うという結果となってしまった。
その後、オウウ地方を訪れていた夜櫻達と出会い…彼女達と共闘してオウウ地方を襲撃していた〈緑小鬼〉達を撃退。
夜櫻の厚意の申し出を受け入れ、現在はスズカと共に〈アキバの街〉で〈古来種〉である事を隠して生活している。
【特殊能力】
《絶命の五尾》
アオバの持つ特殊能力。
この能力を発動させる事で、敵一体を〈即死〉させる効果を発揮する。但し、アオバは〈古来種〉として覚醒して日が浅い為にまだ完全に使いこなせていない。
使いこなせれば便利な能力だと思われがちだが…使用は一日三回限りである為、あまり多用出来ない不便な一面も持つ。
《全なる九尾》
アオバの持つ特殊能力。
一日一回(効果持続時間:一時間)限りだが、使用する事でアオバの全ステータスを二倍に上昇させる効果を持つ。但し、アオバは〈古来種〉として覚醒して日が浅い為にこちらもまだ完全に使いこなせていないのが現状である。
名前/アリシャート=トリシルティス=エーデルハーツ
種族/ハイエルフ(エルフの上位種)
職業/妖精剣士LV100(※〈盗剣士〉と〈森呪遣い〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/女性
容姿/髪色は、青みがかった金髪で腰までの長さのストレートヘア。
瞳の色は、碧色が混じった淡い蒼色。
身長は、176cm。
見た目は、27歳位。
装備/武器1:[精霊王の聖剣]
特徴:刀身に古の精霊文字が刻まれた細剣。腰の右側に差してある。持ち主に精霊王の加護を与え、装備者の使用する攻撃魔法の威力を30%上昇させる。
武器2:[妖精王の聖剣]
特徴:刀身に古の妖精文字が刻まれた細剣。腰の左側に差してある。持ち主に妖精王の加護を与え、装備者の回復魔法の威力を30%上昇させる。
防具1:[生命の樹のコート]
特徴:淡い翠色のコート。コートといっても、動きを阻害する様な事は無く…むしろ、葉の様に軽くてとても動きやすい作りになっている。装備者のHP最大値を30%増加させ、非常に高い魔法防御力と物理防御力を誇り、また魔法ダメージと物理ダメージを50%カットするという性能を持つ。
防具2:[世界樹の長靴]
特徴:世界樹の樹皮を特殊な方法で長靴へと加工したもの。履き心地も良く、防水性、防熱効果、防寒効果にも優れた代物。装備者の移動を助け、特に森林では悪路をもろともせずにスムーズに移動が可能となっている。
装飾品:[妖精郷の指輪]
特徴:〈妖精鉱石〉と呼ばれる特殊な鉱物を使って造られた指輪。淡い白銀色の指輪の表側と裏側の全体には、びっしりと古の妖精文字が刻まれている。装備者が受ける状態異常を完全に防ぐ性能を持つ。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。妖精王と精霊王の祝福を受けし者として、〈精霊姫〉と呼ばれている。
〈トリシルティス国〉の森エルフ氏族の長の血筋に生まれたが、古代エルフ族の覚醒遺伝子の為なのか…生まれた時から妖精族や精霊族との非常に高い親和性を持ち、また妖精族や精霊族と心を通わす事ができるという特異な能力を持っていた。その特異な能力故に、同族達は彼女を恐れ避けてきたという辛く悲しい過去を持つ。
そんな辛い過去を持つ彼女を引き取り、〈イズモ騎士団〉へと導いたのが、先代─五代目スズカの名の継承者であるクレアだった。
その為、彼女の死後…受けた恩を返す為に彼女の次の転生体である現在のスズカ─ミシェルを見つけ出してきて引き取り、〈イズモ騎士団〉へと引き入れて面倒をみてきた。
辛い過去を持つが故に、同じ〈古来種〉である〈イズモ騎士団〉の仲間達を何よりも大事にしているが…故郷〈トリシルティス国〉を完全に捨てた訳では無く、ミドルネームの『トリシルティス』は故郷〈トリシルティス国〉の国名から取り、ファミリーネームの『エーデルハーツ』は〈トリシルティス国〉の森エルフ氏族の長の一族に連なる者の証である姓であり、彼女は〈古来種〉となった今現在でも故郷との繋がりを大切にし、名前を名乗る際には必ずフルネームで名乗っている。
〈五月革命(大災害)〉当時、〈イズモ騎士団〉を突如現れた〈典災〉達が襲撃、『死の言葉』により〈イズモ騎士団〉の約半数が『夢のない眠り』へと落ちた。
残った半数も、〈典災〉の攻撃を受けて次々倒されていく姿を見たアリシャートは仲間達を助ける為に特殊能力〈妖精の門〉を発動させて〈典災〉達を強制転送(転送先は不明)させ、〈言霊の典災ファルドル〉を〈妖精の門〉の中へと叩き込む為に捨て身の体当たりをして〈言霊の典災ファルドル〉と共に〈妖精の門〉の中へと消えてしまった。
現在の彼女の消息は不明だが、所在こそ映りはしないが…スズカの〈神刀・顕明連〉に僅かな反応がある事から、少なくとも生きている事だけは判っている。
【特殊能力】
《妖精の門》
アリシャートの持つ特殊能力。妖精族や精霊族が〈セルデシア〉の世界各地を往き来する為に使用する特殊な道〈妖精の門〉を任意で開く能力。
アリシャートの意思で開かれた〈妖精の門〉は、自分自身や味方に使用する場合は任意の場所へと瞬時に移動させる事ができるが…敵に使用する場合は転送先はランダムになる為、場合によっては守るべきヤマトの大地と〈大地人〉達を危険に晒してしまう可能性を孕んでいる。
その為、彼女は敵に対して使用するのは緊急時の場合のみに限定している。(※尚、〈言霊の典災ファルドル〉に対して使用した際に彼女も共に〈妖精の門〉の中へと飛び込んでいるが…適応されるのは敵に対して使用した場合の効果であり、転送先はランダムで設定された〈言霊の典災ファルドル〉の転送先と同じになっている)
《妖精を識る者・精霊を識る者》
アリシャートの持つ特殊能力。
妖精族や精霊族との意志疎通を可能とし、その力を借りる事ができる能力。〈従者召喚〉や〈戦技召喚〉の様に実際に妖精や精霊を召喚する事も可能。
彼女が妖精王と精霊王の祝福を受け、また妖精種であり古代エルフ種〈ハイエルフ〉の能力に覚醒しているが故の特殊能力といえる。
名前/ヴァミリオン
種族/ハーフ・アルヴ
職業/精霊魔術師LV100(※〈妖術師〉と〈召喚術師〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/男性
容姿/髪色は、真紅色で背中までの長さ。髪は全体的にざんばらな感じだが、首の辺りから背中まで伸びた髪にはウェーブがかっている。
瞳の色は、右目が碧色、左目が金色。
身長は、198cm。
見た目は、24〜26歳位。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。
〈イズモ騎士団〉が〈典災〉達から襲撃を受けた際は、アリシャートが取った捨て身の行動のおかげで命拾いをした。
その為、その時の恩返しを兼ねて〈言霊の典災ファルドル〉討伐へと向かうスズカとアオバに旅の同行を申し出る。
スズカの武器の特殊能力を使い、オウウ地方へと飛ばされた〈言霊の典災ファルドル〉を見つけ出して戦いを挑んだが、〈言霊の典災ファルドル〉の持つ特殊能力を前に徐々に劣勢へと追い込まれ…まだ年若く未来のあるスズカとアオバの二人の逃走する時間を少しでも稼ぐ為にエメルラと共に〈言霊の典災ファルドル〉に対して猛攻を加え、オウウの地にてその命を散らした。
名前/クロガネ
種族/狼牙族
職業/刃剣使いLV100(※〈盗剣士〉と〈武士〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/男性
容姿/髪色は、黒鉄色で首元までの長さ。
瞳の色は、普段は深い群青色。幻尾出現時、青みがかった金色に変化する。
狼耳と幻尾は髪色と同じ黒鉄色で、狼耳は常時出ている。
身長は、187cm。
見た目は、22〜24歳位。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。
〈イズモ騎士団〉が〈典災〉達から襲撃を受けた際は、アリシャートが取った捨て身の行動のおかげで命拾いをした。
その為、ヴァミリオンと同様にその時の恩返しを兼ねて〈言霊の典災ファルドル〉討伐へと向かうスズカとアオバに旅の同行を申し出る。
スズカの武器の特殊能力を使い、オウウ地方へと飛ばされた〈言霊の典災ファルドル〉を見つけ出して戦いを挑んだが、〈言霊の典災ファルドル〉の持つ特殊能力を前に徐々に劣勢へと追い込まれ…まだ年若く未来のあるスズカとアオバの二人の逃走する時間を少しでも稼ぐ為に〈言霊の典災ファルドル〉の猛攻を一手に引き受け、オウウの地にてその命を散らした。
名前/エメルラ
種族/法儀族
職業/聖霊司祭LV100(※〈召喚術師〉と〈施療神官〉の両方の特性を併せ持つ〈古来種〉専用職業)
サブ/古来種
所属/〈イズモ騎士団〉
性別/女性
容姿/髪色は、淡い水色で膝下5cmの長さの軽いウェーブ状。こめかみ辺りの髪を三つ編み状にしてある。
瞳の色は、濃い若竹色。
右目付近に、法儀族の特徴である〈紋様〉が入っている。
身長は、156cm。
見た目は、16〜18歳位。
備考/〈弧状列島ヤマト〉の守護神と呼ばれる〈イズモ騎士団〉に所属する〈古来種〉の一人。
〈イズモ騎士団〉が〈典災〉達から襲撃を受けた際は、アリシャートが取った捨て身の行動のおかげで命拾いをした。
その為、ヴァミリオンやクロガネと同様にその時の恩返しを兼ねて〈言霊の典災ファルドル〉討伐へと向かうスズカとアオバに旅の同行を申し出る。
スズカの武器の特殊能力を使い、オウウ地方へと飛ばされた〈言霊の典災ファルドル〉を見つけ出して戦いを挑んだが、〈言霊の典災ファルドル〉の持つ特殊能力を前に徐々に劣勢へと追い込まれ…まだ年若く未来のあるスズカとアオバの二人の逃走する時間を少しでも稼ぐ為にヴァミリオンと共に〈言霊の典災ファルドル〉に対して猛攻を加え、オウウの地にてその命を散らした。