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三度目の正直!

ざっと読み返して私が思ったこと。


・言葉が汚い

・多分私、14歳頃から成長してない

お尻ペンペンしたらたんこぶが二つ増えました。凄く痛かったです。


牢屋の中からコンニチハ、貴族のお坊ちゃんから奴隷にジョブチェンジしたユニトです。口調が違うのは仕様です。


この闘技場についてから今日で大体一月くらい、床の固さとか臭いとかにはもう慣れた。流石ガキは順応早いなと監視のオッサンは言うが、正直二度目の最初の頃とどっこいどっこいな生活なもんだからそりゃ慣れるのも早いに決まってる。だってちょっと昔に戻っただけだし。むしろ1日1回干し肉とパン食える分ずっとマシなくらいだ。元貧乏人をナメないでもらいたい。


よって身体の調子は悪くない。お腹が満たされたお陰で冷静に周りを見ることができた。まず分かったのが、ここは只のコロシアムじゃなくて闇市場の本拠地みたいな場所のようだってこと。この間もオッサン二人と少女三人を香水臭いジジィが買っていった。この世界は奴隷について、特に奴隷の健康管理やら人権やら諸々の規則が厳しい。そもそも世間的には奴隷というものは立派な職業であるからして(例えば道路整備や清掃員、娼婦や下級貴族のメイドさんなんかは奴隷を安い給料で働かせている事がほとんど)、規則がしっかりしているのは良いことなのは違いない。……ただ規則があるところに抜け穴を作ろうとする奴は何処にもいて、それに乗っかる糞野郎がいるわけで。それは大体金と暇をもて余した糞野郎だったりするのである。だからカネ持ってる奴はキライなんだよ糞。


                    「さぁ今夜のメインディッシュ!!栄えある生贄に選ばれたのは恐怖に震える幼い金髪の美少年!!」                                                      話は戻るがこの世界の奴隷法では、奴隷に対して極度の精神的・肉体的苦痛並びに生命に直接関わる行為を禁止している。


つまり御約束の『年端もいかぬ美少女に無理矢理××(チョメチョメ)』も『ボインな女奴隷にあ〜んな事やそ〜んな事』は法的にバリバリアウトなのである


「対するは何千もの生贄を喰らってきた泣く子も黙る大魔獣ブラッディクロウ!!」

だから貴族のお遊び(・・・)を堪能したければ、俺のような非正規奴隷(表市場で売り買いされている奴隷は国の印が入っている正規奴隷)を使うしかない


「それが俺を現在の状況に追い込んだ原因なわけだけど…どう思う猫野郎」


「…………」


目の前の獣は何も言わない。ただただお預けされている食事としか思っていないようだ。


ヘドが出る。国で働いてた頃に腐るほど見てきた眼だ。他人の事をただの喰いモンとしか見てねえクソヤロウの眼だ。あぁそうだ俺の大嫌いな奴の眼だ。


歯を喰いしばり土を踏みしめ目の前の畜生を睨み付ける。


「………グルル」


奴の眼は変わらない。ほんの少しだけイライラと唸る。ただ、それだけだ。


「悪いけど、俺はまだお前の糞にはなれないんだ」


猫野郎に呟く。これまで二回も死んだが、どれもスッキリ死ねなかった。俺は満足出来なかった。


次はちゃんと笑って死ぬ。あの場所で生きた時間は短かった。幸せはあっという間に何処かへ行ってしまった。


それでもまだ、俺は幸せになりたい。満ち足りたい。それが何かは分からないけど。


「だからお前、俺の糞になれ。」


まずはお袋のお墓を建てよう。まず一番の目標を決めた俺は、食事を始めることにした。





ホントに糞なのは私の文・章・力☆(付け焼き刃の綺麗成分)

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