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黒の魔王  作者: 菱影代理
第43章:黒き森のネメシス
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第890話 燃える山

「————ぶはぁっ! 死ぬかと思った!!」

 黒煙と濃密な魔力の残滓が漂う中、黒焦げの大きな肉塊の中から、第八使徒アイが飛び出て来た。

「新しいツミキちゃんガードがなかったらヤバかった……」

 最早原型を留めていない、大型の使い魔の死骸を押し退けて、ボロボロの半裸となったアイはその場で座り込んだ。

 紅炎の月31日。ファーレン首都ネヴァン攻略戦が始まり、アイは再び先陣を切って突撃していった。ターゲットは先の戦いで取り逃したサンドラ王とシャルディナ妃。

 向こうもそれは分かっていたのだろう、それほどの妨害をされることもなく、アイは招かれるように二人が待ち構えるファーレン王城へと乗り込んで行った。

 それから丸一日の激闘を城内で演じ————今しがた、ついに決着がついたのだ。

「王様と王妃が揃って自爆特攻されたのは、流石のアイちゃんも初めてだったにゃー」

 ケラケラと楽しそうに、アイは二人の最期を笑った。

 王城まで誘い込まれた時点で、何かしらの罠や策があるとは察していた。二人と対峙し、一日に及ぶ戦いの最中にも、その予感は確信へと変わる。城の奥から、大掛かりな儀式魔法が発動しようとしているのを、はっきりと感じられた。

 いくら使徒といえども限界はある。流石に止めなければ命の危険もありうるほど、強大にして濃密な魔力の気配が漂う。しかしだからこそ、何をしてくるのか楽しみに待っていた。戦いこそ我が人生。そして歴代最強の肉体を得たアイは、相手の全力を真正面から受けなくてはならない。

 それが今のアイが自分に課した縛りルールだから。

「————アイ様」

「あ、シルヴィアちゃん、いいとこに」

「ご無事ですか」

「半分は死んでる」

 腹心のシスター・シルヴィアが、僅かに心配の色を含んだ表情でやって来た。

「これほどの重傷を負うとは……」

「凄い殺意と威力だったから。いやぁ、ファーレンまで戦いに来た甲斐があったよ」

 シルヴィアの気遣いを他所に、満足気にアイは笑う。

 二人との戦いは、アイを満足させるに足るものだった。

 国王と王妃が自らを囮とし、王城そのものを罠に変え、そして死力を尽くして戦い抜いた果てに、アイを道連れにするために大魔法を発動させたのだ。

 ダークエルフは精霊魔法などとも呼ばれる、現代魔法モデルとは異なる系統の魔法を使うことは知っている。このような系統外魔法は、大陸各地、様々な種族や部族の間で無数に派生が存在し、長きに渡って第八使徒として戦い続けてきたアイでも、知らないものは幾つも存在している。

 だがその中でも、今回使われたのは精霊魔法の系統としても、途轍もない威力を発揮した大魔法であり、それでいて使徒に対して効果的なタイプが選ばれていた。

 術者はサンドラ王。シャルディナ妃はアイを効果範囲内に何としてでも足止めする役。そしてファーレン王城、通称で黒薔薇城と呼ばれる独特の造りの城は、精霊魔法を発動させるための儀式装置としても設計されていたようだ。

 城の奥で最精鋭の神官ドルイドが魔力を注ぎ込み、術式を動かし、サンドラ王の発動をサポートしていた。術者一人では、とても発動させられない大規模な儀式魔法の結果起こったのは、膨大な魔力による大爆発。

 精霊へ過剰に魔力を供給すると暴走してしまう、というのは広く知られた性質であり、精霊を使役する難しさの一要素なのだが……この基本的な性質の応用であった。

 王家が契約している特殊な精霊に、術者が黒薔薇城を用いて魔力を過剰供給し、爆発させる。術そのものは単純だが、これほどの規模と威力で発揮させるためには、途轍もない技量と魔力量、そして何より覚悟が必要だ。

 恐らくは王城を攻めて落とすほどの大敵を、道連れにするために仕込まれた最後の切り札といったところだろう。

「これはもう精霊魔法ってより、呪術とか呪詛とか、そういう類に近い。やっぱこういうのは、効くんだよねぇ」

 呪い、と呼ばれるような存在が、白き神の加護に守られた使徒に対して、最も効果を発揮することを、使徒歴の長いアイはよく知っている。自分がピンチに陥るような時は、必ず相手が何かしら強烈な『呪い』を携えて挑んで来たものだ。

 だからこそ、強力な呪いの武器を扱うクロノを見た時に、すぐピンと来た。コイツは強敵だ。もしかすれば、この自分を殺すに至るかもしれない、と。

 ついに魔王とまで呼ばれるほどに成り上がったクロノは、今のアイにとって最も楽しみな相手。パンドラ大陸におけるメインデッシュだ。

 だがクロノの戦いの前に、これほどの死闘を演じられたのは、望外の幸運であった。

 サンドラ王の放った切り札が、ただの魔力爆発であればここまでの重傷は負っていない。呪詛、と呼ぶべきおぞましい性質の力であったからこそ、アイを戦闘不能にまで追い込んだのだ。

 しかし、その命にまでは届かなかった。

「あーあ、久しぶりに棺桶に入んないと、治らないよコレ」

 通称で『棺桶』と呼ばれる全身を収める箱型の儀式装置。教会においては、第三使徒ミカエルを除き、最も高い効果の治癒魔法を発揮する。

 竜王ガーヴィナルと一騎打ちし、手足を失った第七使徒サリエルが短期間で再生したのも、この棺桶のお陰である。

 身分を隠して各地を好き勝手に渡り歩くアイは、棺桶のお世話になることは滅多にないのだが、今回ばかりは頼らざるを得ない重症だ。

 アイの体の半分ほどには、赤黒い痣のような痕が刻み付けられ、強い呪詛の影響をこの上なく分かりやすく示している。常人ならば、とっくに狂い死んでいるほどの苦痛を味わっているだろう。

 アイは使徒だからこそ、身動きをとるのが難しいほど極度の疲労感と鈍痛を感じる程度で済んでいる。

「あれを使うには、スパーダ王城まで戻らなければなりません」

「うん、満足できたし、今日はもう帰るよ。じゃあ、ダーヴィス君に後はよろしくーって言っておいて」

「かしこまりました、アイ様」

 そうして、国王と王妃、そしてファーレンの象徴である王城を犠牲にして、第八使徒アイを退けることに成功した。

 だが残された十字軍はそのまま、ファーレン領全土を制圧するべく進み続ける。ダークエルフが深い森の奥深くにまで逃れようとも、どこまでも————




「うーん、絶景」

 第十一使徒ミサは、上機嫌に声を上げた。

 日が沈み夜の帳が降りたばかりの時刻。空に浮かぶ自慢の居城ピースフルハートの巨大な甲板の淵に立つミサの、桃色の長い髪が夜風に舞い踊る。

 半分だけの仮面に隠され、片方だけの目はギラギラと輝き眼下の光景を見下ろす。

 夜闇によって、地上にて燃え盛る炎が色濃く際立つ。赤々とした戦火の炎は————アダマントリアの首都ダマスクを取り囲むように燃え広がっていた。

「やっぱ正攻法じゃあ、落とせねぇな」

 ミサの隣に並び、白銀に変わった髪とマントをなびかせながら、ネロが面倒そうに言う。

 大遠征は現在、アダマントリア攻略の山場である、首都ダマスクを攻撃していた。

 バルログ山脈という巨大な山を背にしており、攻め寄せるならば正面以外には存在しない。ダマスクは巨大な鉱山都市であると同時に、フレイムオークをはじめとした狂暴な山の魔物や、鉱山資源を狙う敵国からの侵略に対する防備が長年に渡って施された、堅固な城塞都市でもある。

 ドワーフ謹製の鋼鉄の大防壁は、通常の石壁とは比べ物にならない強度を誇る。並べられた魔導大砲も、パンドラにおいては最高峰の性能であろう。ドワーフは魔法が苦手な種族ではあるが、それをこういった魔法兵器で補えば、下手な魔術師部隊よりも遥かに強力な威力を発揮する。

 勿論、接近すれば背丈こそ低いが筋肉質でパワフルな力強い身体能力を十全に発揮した、勇猛なドワーフ戦士が大斧で襲い掛かって来る。まして祖国防衛の戦いとなれば、その士気は天井知らずに高い。

 ケンタウロスの大騎馬軍団を破り、破竹の勢いでパルティアを縦断してきた大遠征軍は、方々から集めって来た聖杯同盟の軍勢も吸収し、更に兵力を増してアダマントリアまでやって来た。単純な兵の数でいえば、ダマスクに集結したアダマントリア軍を遥かに上回る。それこそ、攻城戦のセオリーである三倍戦力が揃っていた。

 だが、戦いの跡を示す炎はダマスクを守る防壁で止められ、首都の中には火の手は一つも上がっていない。上空から見下ろせば、防壁に沿って綺麗な円弧で描かれる炎のラインが見える。

 大遠征軍は数と勢いに任せて、激しい攻撃を加えている。それをさらに激しく反撃するドワーフの守備兵相手に、突破口を見いだせずに戦況が膠着しているのは一見して明らかだ。

 このまま絶え間なく攻め続けて敵に消耗を強いることも十分にできるだけの兵も物資も揃ってはいるが……ただの通過点に過ぎないこの場所で、そんな悠長な真似をする気は、ネロには全くなかった。

「結局、この俺が直接出るしかねぇか。はぁ、面倒くせぇ」

「ほら、そろそろ王城の真上に到着するわよ。ネロ、準備はいーい?」

「お前は何でそんな楽しそうなんだよ、ミサ」

「派手な大戦じゃない。使徒はこういうところで活躍してナンボなのよ。アンタの方こそ、もっとテンション上げたらどうなのよ」

「俺はお前と違って、蟻を踏みつぶして喜んでいられるほど幼稚じゃねぇからな」

「どうせ蹴散らすんだから、楽しんで潰してやらないと。その方が雑魚も嬉しいでしょ」

 ネロの馬鹿にした発言に対しても、ミサは機嫌を損ねるどころか、どこまでも楽しそうに笑って答えた。

「俺はさっさと終わらせてぇだけだ。楽しみたいなら、好きにしろよ。背中くらいは守ってやる」

「あら、珍しく紳士的なこと言ってくれるじゃない」

「お前に死なれると、ここに戻って来れなくなって不便だからな」

「もっと素直に私のこと心配してる、って言ってくれてもいいのよ」

「ふん、誰が言うかよ————おい、ローラン」

「はっ」

 ネロが一声かけて振り向けば、すでにそこには膝をついて控えている、アヴァロン最強の竜騎士がいる。

「俺はもう行く。お前らも適当なとこで来いよ」

「我ら『ドラゴンハート』全騎、すでに出撃準備は完了しております」

 そんな返答にもあまり興味なさけげに頷いてから、再び前へと向き直る。

「へへっ、んじゃお先ぃー」

 手を振りながら、ミサがケラケラ笑ってその身を宙へと投げ出した。

「はぁ……アイツのテンション高ぇと、ロクなことにならねぇからな」

 短い付き合いながらも、すでに十分すぎるほどミサのワガママ気分屋ぶりは思い知らされている。

 敵の本丸、王城。だが乗り込むのは白き神の加護を授かった、使徒が二人。

 戦力的には何の不安要素もないが、ただ調子に乗ったミサが何か余計なことを仕出かさないか————そんなことだけを心配して溜息を吐きながら、ネロも彼女の後を追って、ピースフルハートから飛び出した。




「……」

 目が覚めた。唐突に、バチっと夜中に目覚めてしまった。

 悪夢にうなされたワケではないが、何となく嫌な予感を覚える。

 ベルドリアから凱旋を果たした俺は、こうして現在の拠点である第五階層の司令部にある寝室で眠れるようになった。

 隣にはネルが、静かな寝息を立てている。彼女は今夜も、清らかな乙女のままである。

 灯りを落とした暗い真夜中の寝室は、シンと静まり返っており、何の異常も示してはいない。目が覚めたからといって、今から起きて何かする気にもならない俺は、再び目を閉じ大人しく眠ろうとしたが、

「ご主人様」

「どうした」

 俺が頭を預けている枕のすぐ脇、シーツに落ちた影からニュっと首だけ出したヒツギが、小声で俺を呼んだ。

 流石のヒツギも主の就寝中、まして婚約者と同衾している真っ最中に声をかけるほど礼儀知らずではない。ご主人様の安眠を守るのもメイドの務めと豪語している彼女だが、こんなタイミングでわざわざ声をかけてきた以上、何かが起こったに違いない。嫌な予感、敵中といったところか。

「緊急事態です。サリーちゃんが待ってますよ」

「そうか……」

 聞くのが怖い、と思いつつ俺はベッドから起きた。

 ネルは起こさないよう、そっと抜け出す。古流柔術の達人として、超人的な勘の鋭さを発揮する彼女だが、俺と寝た時はその限りではない。このまま朝まで眠らせてあげよう。

 そうして俺はベッド脇に畳んで置いてあったガウンだけを羽織って、寝室を出————ようとしたら、扉は勝手に開かれた。

「サリエル、何があった」

 俺が来たことを察したサリエルが、扉を開けてくれた。

 夜中に叩き起こして申し訳ないと頭を下げようとするのを手で制して、緊急事態だろう報告を急いで聞き出す。

「ファーレンとアダマントリアが陥落しました」

「……嘘だろ。どっちもか」

「どっちもです」

 眩暈がしそうな報告だ。端的に言って凶報である。

 重い溜息を吐きながら、俺は詳細を聞くために司令室へと向かう。

「おはようございます、クロノさん」

「すぅ……」

 司令室には、ちょうどフィオナもやって来たところであった。魅惑的なネグリジェ姿のままで、小脇には全裸のリリィを抱えていた。

「おはよう、フィオナ……リリィは寝かせてやっててもいいんじゃないのか」

「一応、連れてきました」

 女王陛下の寝室に押し入って、そのまま抱えて持ち出せるなんて真似ができるのは、俺かフィオナしか出来ないからな。下手に誰かが起こして事情説明するより、確かに手っ取り早く連れて来れるけど。

 まぁいい、これで『エレメントマスター』は集合だ。

「どういう状況なんだ」

「第八使徒アイ率いる十字軍がファーレンへと侵攻。そのまま首都ネヴァンまで攻め上り、王城を制圧」

「サンドラ王は」

「国王と王妃は、両名とも戦死。アグノア大神官も、王城で共に」

「なんてことだ……」

 ファーレンのトップ三人が一挙に失われてしまった。

 アグノア大神官は、ブリギットの祖父でもある。同盟を結ぶ関係上、顔を合わせる機会も多かった。すでに知らぬ仲ではないし、サンドラ王と共に、帝国と円滑な同盟関係を結ぶことに力を尽くしてくれた大恩がある。

 そしてシャルディナ妃はスパーダの第一王女であり、ウィルの実の姉。

 俺が初めてファーレンへ訪れた時、王城で謁見し、戯れに剣の腕を競い合ったものだが……いや、そうか、アイが出張って来るわけか。

「アイツが戦いたくてやりやがったな」

「第八使徒アイの性格からして、その可能性は高い。もっとも、彼女が動かずとも、十字軍のファーレン侵攻は実行されていたと思います」

「だがアイがいたから、こんなにも早く落とされたんだ」

 本当にお遊び気分で余計なことを仕出かしやがる。

 ファーレンは吹けば飛ぶような弱小国家などではない。十分な防衛戦力を有するダークエルフの国家だが……本気になった使徒がいれば、こうも容易く攻め滅ぼされてしまう。

 首都攻略まで、あまりにも早すぎる。恐らく、もう少し早い段階で救援要請を出されていても、対応できなかっただろう。

「ファーレンは広い。完全に占領するには時間がかかるはずだが……アイはまだ暴れているのか?」

「いいえ、王城攻略の際に重傷を負い、スパーダへと帰還したそうです」

「間違いないのか」

「十字軍全軍へ公式に発表された内容ですので、間違いありません。少なくとも、すでにファーレンにアイはいません」

 お目当ての強いターゲットを仕留め終わったから、もう用はないってことか。奴が重傷を負ったというのが事実であれば……サンドラ王とシャルディナ妃は相当に食い下がったようだ。

 アイゼンハルト王子の体を得たアイの強さは以前とは比較にならない。俺はスパーダで一度だけテレパシー越しに相対しただけだが、それでも奴の強さが確実に増しているのははっきりと伝わった。マリアベルの時のように、そう簡単に追い詰めることはできないだろう。

「アダマントリアの方は、ネロか」

「はい。王城にピースフルハートで空中から、第十一使徒ミサと第十三使徒ネロの両名が降下し、制圧したそうです」

「俺達と同じ真似をされたワケか」

 空飛ぶ船を持っていて、敵の本丸に直接乗り込んで制圧できるだけの戦力を乗せられるなら、誰だって思いつくか。

 でもこっちは降下作戦に参加できる者を選抜して第一突撃大隊をわざわざ作って、装備を揃えて訓練も重ねて手間も時間もそれなり以上にかかっている。使徒はいいよな、後先考えずに自分だけ飛び込めば、それで済むのだから。

「ネロとミサは、負傷したのか?」

「分かりません。ですが一晩で首都ダマスクが占領された結果からして、何の問題もなく王城を制圧したかと」

「外には無数の十字軍。本丸には使徒二人が乗り込まれたら、そりゃあどうしようもないな」

 どうしようもない。だが、状況的には最悪に近い。

 一番最悪なのは、示し合わせたかのように同時に二国が陥落したことだ。

「まぁ、私達がベルドリアに行っている間じゃなくて、良かったんじゃないですか?」

「そうだな。そう思うことにしよう」

 寝息を立てるリリィに寄りかかられながら、フィオナが淡々と言う。

 こっちの戦いが片付いているだけ、マシだと思わないとやっていられないな。

「それでクロノさん、どうするんですか?」

 フィオナの黄金の瞳が、俺を試すかのように真っ直ぐ見つめて来る。

 いや、彼女にそんな気など全くない。純粋に、俺がどういう判断を下すのか問うている、言葉通りの意味と意図しかない。

 試されていると感じるのは、俺がこの状況を聞いてそれだけプレッシャーを感じているからに過ぎないのだ。

 ファーレンとアダマントリア。どちらの国も、たとえ片方だけであっても、救えると豪語できるだけの力は、今の俺にはないのだから。

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― 新着の感想 ―
ネロって、元パーティーメンバーよりもミサに対しての方が、より自然になっている気がする。ネロはやはり幼い頃から、″刷り込まれている″んだなと思った。
[一言] マジか、ファーレン王国の国王と王妃戦死か。 2人ともランク5級だしクロノ陣営入るかと思ったけど、この作品重要人物だろうとあっけなく死んでいくからなぁ
[気になる点]  『ピースフルハート』って明らかに『シャングリラ』よりも稼働率で上回っていますよね。 [一言]  元気な使徒が二人いる上に、『天空母艦』まであるアダマントリアと、使徒が一人だけでしかも…
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