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黒の魔王  作者: 菱影代理
第37章:支配者降臨
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第755話 第三階層・工業区攻略(2)

「――『黒煙スモーク』」

 10分待って、時間が来たので攻撃開始と行こう。

 まずは黒々とした煙幕を、正門から城壁まで覆い尽くすほど大量にぶち込んでやる。

 こっちの攻め手は僅か三人。

 その内、正門のある城壁を攻撃するのは俺一人で、レキとウルスラは防御塔の方を任せている。

 つまり、突撃するのが俺しかいないなら、視界なんて煙幕でゼロにした方が有利なのである。

 もっとも、この煙幕は『黒風探査ウインドサーチャー』の効果も反映できるから、失った視覚をカバーできるほどの探知力も発揮する。

「風魔法で散らしてくるか。定石だな」

 俺は自ら張った煙幕に紛れて、堂々と正面突撃を敢行。

 正門まで50メートルをきったところで、渦巻く風が煙幕を吹き散らしていくのが見えた。

 煙幕を風魔法によって散らすのはお決まりの対策だが、今回はあまり有効とは言えないな。

 術者の位置がバレバレだぞ。

「『魔弾バレットアーツ榴弾砲撃グレネードバースト』」

 風魔法を放ったと思われる城壁上の魔術士に向かってグレネードをお見舞いしながら、風で払われつつあった正門付近に再び煙幕を充満させる。

 城壁で轟く爆発音に紛れて、警備兵が騒ぎ出す声も聞こえ始めたが、すでに俺は城壁へと取りついている。

 垂直の壁を登るのに、もう『魔手アンカーハンド』は使わなくても済む。

 第一階層を駆け回って習得した壁面走行を遺憾なく発揮して、俺は垂直の城壁をそのまま一気に駆け上がる。

「――っ!? な、なんだお前、どこから入った!」

 城壁に乗り込んだ先には、ちょうど警備兵が立っていたか。

 漂う煙幕の向こうに、いきなり仮面被った不審者が現れれば、驚きもするか。

「邪魔するぞ」

 バチィイイ! というけたたましい音と共に、黒い雷光を放つ。

 魔弾バレットアーツ雷撃砲ショックバスターだ。

 こういう状況ではあるが、特に因縁も恨みもないザナドゥの奴らを殺すのは、少しばかり躊躇がある。

 だから、死にはしないように電撃で気絶狙いの攻撃を選んだ。

 こういう甘いこともできるのは、疑似属性を得られたからこそ。

「侵入者だ!」

「もう城壁に乗り込んできているぞ!」

 流石にバチバチと派手に雷撃をぶっ放せば、黒煙が煙る中でも特定される。

 だが、この城壁上の通路という広くもない場所に、敵は俺一人。向こうはお仲間が沢山いて、視界不良で敵も俺一人だけとは判断しきれていない。

 数の有利は活かしきれない状況だ。

「おい、撃つな、同士討ちになるぞ!」

「敵はどこだ!?」

 順調に敵が混乱してくれている。俺に向かって来る奴も動きに迷いがあるし、その後ろにいる射手なんかも、明らかにフレンドリーファイアを警戒して攻めあぐねている。

 相手が立ち直る前に、この状況を利用してできる限り数を減らして行こう。

「そこをどきなさい、私がやるわ!」

 バリバリと雷撃砲ショックバスターを前後に連射していると、前方の雷撃が弾かれた。

 見れば、鮮やかな紫色の雷撃がバチバチと壁のように広がり、俺の黒雷を散らしている。

 雷属性の下級防御魔法『雷盾ライン・シルド』か。

 攻撃魔法を防ぐなら、弱点か同系統の属性で防御を張るのが効果的。今回は同じ雷で相殺してきたパターンである。

「奴は雷使いよ! 私が抑えるから、その隙に――」

「『封冷撃コールドシール』」

 雷魔術士らしき女に向かって、即座に疑似氷属性での攻撃を撃ち込む。

 折角、全ての疑似属性を使えるのだ。

 相手が苦手、対応しきれない属性を選べばいい。

「くっ、コイツ、氷も使える……の……」

 無念、とでも言いたげな表情で、雷魔術士の女は氷漬けになって動きを止めた。

 時間が経てば解凍されるから、安心してしばらく氷像になっててくれ。

「敵は一人だけだ!」

「黒仮面のアッシュだぞ! 攻撃魔法に気を付けろ!」

 ある程度の人数を雷と氷の波状攻撃で無力化した辺りで、ようやく相手側も体勢を整え直してきたところだ。

 城壁にはいよいよ本格的に風属性の範囲攻撃魔法がかけられて、煙幕が一気に晴らされてゆく。

 そして、城壁まで乗り込んできた敵が俺一人だけ、という状況も明らかとなってくる。

「一人で乗り込んでくるとはな。ヒーローごっこのやり過ぎで頭がおかしくなったか?」

「おい、油断するな。コイツの魔法は強力だ」

「塔から援護させろ!」

 向こうは、距離をとっての撃ち合いをする様子だ。

 俺は単独で遮蔽物のない城壁上の通路に陣取り、向こうは左右から射手と魔術士をそれなりの人数を伴っている。

 これに加えて、正門を狙える防御塔が二つ。ここから援護射撃を加えれば、一方的に俺を撃ち放題といったところか。

 勢いのまま雪崩れ込んできて、乱戦に持ち込んだ方が楽だったのだが、意外にも冷静な対応である。

「そろそろだと思うんだが」

 チラっと塔の方へ視線を向けると、

「うわぁあああああああああああーっ!」

 という叫び声を木霊させながら、塔の上から叩き落とされる人影が見えた。

 どうやら、レキとウルスラは煙幕に紛れて防御塔へと無事に辿り着き、順当に制圧したようだ。

「まずい、塔の方にも敵が!」

「向こうにも増援を回せ! 塔を奪われるな――」

 今更気づいても遅い。

 次々と塔から人が叩き落とされる中で、ひょっこりとウルスラが顔を覗かせた。

 その背後にはすでに『白夜叉姫アナスタシア』が顕現しており、砲身代わりの両手を、二つ目の塔に向かって突き出している。

「――『白流砲ホワイトブレス』」

 真っ白いドレインの奔流が、二つ目の塔を飲み込んでゆく。

 これで塔の上に陣取っていた奴らは一掃された。

 城壁の上に立つ俺を狙える、防御塔二つは無力化され、むしろウルスラの援護が飛んで来る味方と化した。

 それじゃあ、俺もこのまま城壁を制圧させてもらおうか。

「――『雷撃砲ショックバスター全弾発射フルバースト』」

 開けた視界なのは、こちらだって同じだ。俺は見える範囲全てに向かって、雷撃を散らす。

 ただの射手程度なら、これで無力化できる。

 バタバタと倒れて行く中でも、散発的な反撃も飛んで来るが、もっとまとまって攻撃しないと、回避の隙間がいくらでもある。広くもない城壁通路でも、余裕をもって避けられる。

「くそ、黒仮面アッシュ、これほどまでとはな」

「雑魚じゃまるで相手にならんか」

「まぁ、こういう時のために俺達がいるワケだ」

 城壁の上に残ったのは、他の警備兵よりも明らかに装備の整った、ベテラン冒険者といった雰囲気の奴らだ。

 人間もいれば、オークも狼獣人も、子供にしか見えない、なんだっけ、ハーフリング、だったか、そんな姿の奴も混じっている。

 なかなか人種のバリエーションに富んだ奴らが、総勢で13人ほど。

「お前はなかなか強そうだ。戦うつもりなら、俺も手加減はできないぞ」

 ランク4くらいの実力者となれば、俺も不殺を貫ける余裕はなくなってくる。

 殺しはしたくないが、それに殉じるほどの覚悟もない。

 とはいえ、今回は時間稼ぎだけでいいのだから、そう気張る必要もないのだが。

「ふん、テメーの方こそ、降参するなら今の内だぜ」

「ヒーローが降参なんて、ダセェ真似できないだろうけどな」

「そりゃあそうだわな、がはははは――」

 などという嘲笑をかき消して、大爆発の轟音が響き渡った。

 巨大な火柱が砦のような無骨なコンクリの建造物のど真ん中から吹き出し、周囲を赤々と照らし出す。

「なっ、なんだ!?」

「嘘だろ、本丸が吹き飛びやがった……」

「くそっ、他にも侵入者がいやがったのか!?」

 さらに続いて、各所からドーンドーンと景気よく爆音を鳴らして、火花が立ち上る。

 どうやら、オルエンは上手くやってくれたようだ。

 思っていたよりも、ずっと早く、それでいて派手な破壊工作である。

「おい、アレをやったのは『極狼会』のオルエンが率いる精鋭部隊だ。この砦はもう落ちたも同然だが、まだやるか?」

「ちっ、アッシュがオルエンと組んでるって噂はマジだったのか」

「コイツは流石に分が悪ぃな」

「分かった、降参する。さっさと行けよ、遺産狙いなんだろう」

 話が早くて助かるな。

 見たところ、彼らは雇われ冒険者のようだし、雇い主とはいえ命を賭してまで守り切るほどの義理も忠義もないのだろう。

「ふぅ、これで第三階層も突破だな」

 思っていたよりも、ずっと楽に突破できた。オルエンに感謝だな。




「いやぁー、ありがとねクロノ君! 君らが頑張ってくれたお蔭で楽にできたよ」

「そちらこそ、見事な爆破ぶりだったな」

 ザナドゥの拠点を通過して、無事に第四階層『結晶窟クリスタルケイヴ』へ降り立ち、小休止に入る。

 オルエンが率いる部隊が正確に何人なのかは知れないが、大半は周辺探索へと出向いている。

 第四階層からは、常にダンジョンの構造が変化するので、マップもアテにはならない。まして、今回はザナドゥの手によって暴走状態でいつもと大迷宮の様子は一変している。

 今まで誰も見たことがないような特殊な変化が発生してもおかしくない。

 実際、どの程度の変化なのかを部隊の皆さんが探りに行ってくれているので、ここでノンビリ休んでいるのは、俺達とオルエンだけだ。お客様待遇だな。

 監視役の双子坊主も残ってるが、そっちは休憩ってよりも安全確保のために結界を張っている、らしい。少し離れた場所で、二人とも仁王立ちして動く様子はない。

「オルエン、ここから先はどうする? また二手に分かれて進むか?」

「それがいいだろうね。第四階層がどんな変化をしているか未知数だし、それに案の定、強敵ばかり残っているようだし」

「どこが残っているか、分かるのか?」

「ある程度は、ここまでの情報で分かるよ。ボクらよりも確実に先へ進んでいるパーティは3つ」

 一つ目は、カーラマーラ最強の名をほしいままにする、ゼノンガルドの『黄金の夜明けゴールデンドーン』。

 二つ目は、シルヴァリアン・ファミリアの本命部隊。強力な白銀の古代鎧とやらを装備した、騎士団のような連中らしい。

「そして三つ目が、キミの『エレメントマスター』だよ」

 やはり、奴らもここまで進んできていたか。

 途中で何か事故って退場してくれないかな、なんて淡い希望も抱いてはいたが、正面対決は避けられそうもない。

「奴らはどんな様子なんだ」

「随分と余裕みたいだね。道中での目撃情報を聞いた限りでは、苦戦している様子は全くなかったみたい。嫌だよねぇ、力の底が知れないってのは」

 全くだな。

 まぁ、俺達だってなんだかんだでここまで順調にやって来れたのだから、サリエルだって楽勝だろう。別にソロでも苦戦する要素はない。

「サリエルとシルヴァリアンだけは、何としてでも止めるさ」

「『黄金の夜明けゴールデンドーンとは戦わないつもりなんだ?」

「エミリアと約束したからな。兄貴と敵対しないって」

「ふーん、もしかして、もう結婚を前提にお付き合いを、みたいな感じになってるの?」

「そ、そ、そんなことあるワケねーだろ」

 メチャクチャそんなことあるような動揺の仕方をしてしまった。

 言えない。勘違いの末にエミリアから告白されただなんて……これ戻ったら絶対修羅場だぞ。

「まぁ、いいけどね。ボクらの邪魔までするつもりはないんでしょ?」

「お前とゼノンガルトで、カーラマーラの覇権を巡って決勝戦してくれよ」

 互いに譲れないモノを賭けた男と男の勝負ってヤツだ。そこまでの状況になったら、俺はもう大人しく観戦していよう。

「本当はキミに協力して欲しいんだけどね」

「もし俺がサリエルに勝てたとしても、ズタボロになってるだろうからな。戦いの役には立たないだろ。俺のことは気にせず、お前は先に行け、って状態だ」

「じゃあ、その時は遠慮なく先に進ませてもらうよ」

「ポーションくらい置いてってくれてもいいぞ」

「一番高いやつをあげるよ。ザナドゥの遺産が手に入れば、値段なんて関係ないし」

「そういうの皮算用って言うんじゃないのか」

「大丈夫だって、ボクに任せてよ。絶対、遺産はモノにするからさ」

「――残念ですが若様、それは無理な話にございますな」

「然り、遺産相続レースなどというお遊びも、ここで終わりになされよ」

 唐突に口を挟んできたのは、双子坊主だった。

 気配も殺し、気付けばすぐ傍まで二人が立っている。

 その忍び寄って来た動きも、口走った台詞も、ちょっと冗談で済まされるような内容じゃあない。

 まさか、と思った瞬間だった。

「アスラ流結界術奥義――『黒縄地縛の陣』」

「――ぐっ!?」

 立ち上がり、黒魔法を放とうとした動きの全てを制されるように、俺の体は強烈な力によって抑えつけられる。

 重い。凄まじい重量が伸し掛かって来ているような感覚だが、俺の体には物理的な何かが乗っかっているワケではない。

 それでも、容赦なく地面へと叩きつけられそうな凄まじい圧力は……

「こ、これは……重力、か……」

「ほう、察しが良いではないか、仮面男」

「くくく、如何かな若様。我らが誇る奥義の力は」

「お、お前ら……ボクを、裏切るつもりかぁ……」

 オルエンは絞り出すような声で、けれど本気の殺意を漲らせた鋭い目で坊主共を睨みつける。

 流石の気合いと言いたいところだが、『黒縄地縛の陣』という強烈な重力をかけて相手を封じる魔法は、かなりの威力を発揮している。

 細身のオルエンでは、いくら魔力による身体強化があったとしても、改造されて頑丈な俺よりもキツいだろう。

「何をおっしゃる、裏切ったのは若様の方ではありませぬか」

「全く、我らというものがありながら、このような仮面男になどうつつを抜かして」

「はぁ……なにソレ、お前ら……キモい……」

 殺意の中に、ドン引きしたような感情の色が、オルエンの瞳に灯る。

 まさか、いや本当にまさかとは思うが……この坊主共、俺がオルエンと仲良くなったのに嫉妬して暴走とか……お前らオルエンのことそんなに好きだったのかよ、というか、そういう目で見ていたのかよ。

「いけませんなぁ、若様。これから主人となる者に向かってそのような口の効き方は」

「はしたないですぞ。やはり若様には、我らが厳しく躾けてやらねばらぬようだなぁ」

 普段の仏頂面を醜く歪ませて、坊主が笑う。

 そのニヤニヤ笑いには見覚えがある。

 リリアンを人質にとって、助けに来たレキとウルスラを脅していた船長と同じ笑みだ。ゲスの笑い方だ。

「――セイヤァ!」

 わざとらしいほどデカい掛け声と共に、坊主がその野太い足で重力に膝を屈するオルエンを蹴り飛ばした。

 鋭い蹴足が突き刺さったのは、腹でも顔でもなく、股間だった。

 グジュッ、と潰れたような、嫌な音が耳に残る。

「ッ――!」

 声にならない呻き声を漏らして、オルエンはひっくり返る。

 急所への一撃。男として最低最悪の痛打を食らったオルエンは、もう意識を保っているかどうかも怪しい。

「ふはは、何とも甘美な感触! これは辛抱堪らんなぁ!」

「ぬぅ、ズルいぞ兄者、いいところをいきなり持っていくとは」

「なぁに、まだもう一つ残っておるわ。なにせ二つも持っているのだからな、兄弟で仲良く分かち合おうぞ」

「くく、ではもう片方はじっくりと楽しませてもらうとしよう。兄者よ、くれぐれも我慢できずに横取りなどするでないぞ」

 ガハハハ、と大笑いの坊主共がやかましい。

 耳障りだ。こういう奴らの声というのは、本当に、どこまでも……

「ぐ、く、クソがぁ……」

「むっ、この重力の軛に捕らわれていても、動けるとはな」

「ふむ、先にこの不埒な仮面男を始末するほうがよかろう」

「若様の前で無様に散るがよい」

「然り、己の罪深さを自覚しながらな。誰のモノに手を出したのか、その身をもって思い知るがいい」

 ちくしょう、動きはするが、身じろぎする程度だ。

 立って歩くこともままならない。まして戦闘などできるほどの動きは望めない。

 なんとしても『黒縄地縛の陣』という重力結界を脱しなければ、戦いにもならないが……

「――ふむ、まだ子供故、大人しくしていれば見逃してやろうと思うていたが」

「歯向かうならば、容赦はできかねるぞ、幼女共」

 レキとウルスラが、武器を構えて双子坊主に黙って向かい合う。

 俺とオルエンが話し込んでいたから、二人が気を使ったのか、ちょっと離れた位置にいたのが幸いした。それとも、坊主共が二人を子供と侮って無視していたか。

 どちらにせよ、今この場で自由に動けるのはレキとウルスラしかいない。

 本当に、幸運と言うしかないな。

 二人は俺のパーティメンバーだ。背中を任せるに足る、実力をすでに持っている。

「レキ、ウルスラ……二人に任せた」

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― 新着の感想 ―
クロノを止められるとか黒縄地縛の陣強すぎる・・・ガシュレーの例も見るにアスラの術は独自に洗練されてる技術なのかな?
[一言] 強力な白銀の古代鎧を装備した騎士団という時点で、十字軍の関係者だとクロノなら推定できるはずが、本人の記憶喪失とレキとウルスラの嘘のせいで、シルヴァリアン・ファミリアを警戒できないことが痛まし…
[一言] 若様の若様が…
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