第692話 損な役回り
「ちっ、最悪のパターンじゃない……」
思わず舌打ちが出てしまうほどの苛立ちは、他ならぬ自分自身へと向けられている。天空戦艦シャングリラを保有するリリィだからこそ、飛行する天空母艦ピースフルハートを見た瞬間に『転移魔法で分断される可能性』を真っ先に考慮し、警戒すべきであった。
フィオナの『煉獄結界』に引き込むためにクロノがミサに直接斬りかかって行ったのは失敗だったと悟ったのは、転移の光が瞬いたその時である。
つまり、時すでに遅し。見事にクロノだけがミサの下へと分断される形となってしまったのだ。
今すぐ救援に、と心が逸るものの、それは無理だと冷静に察してもいる。
ピースフルハートには、すでに強固な防御結界が展開されており、その内外を断絶する檻と化している。内に囚われたクロノが逃げ出すこともできないし、外から自分達が助けに侵入することもできない。
だが、最大の問題点は、ここにもう一人の使徒がいることである。
第十二使徒マリアベル。
最も新しく使徒になった少年であるが、その力は決して侮れるものではない。無防備に背中を見せることなど、できるはずがなかった。
一刻も早くクロノの救援に向かいたい。だが、そのためにはまずマリアベルを排除しなければいけない。
リリィは瞬時に行動方針を下した。
「まったく、ミサの奴はまた自分だけ美味しいところを」
マリアベルは恨めし気な視線を、頭上に浮かぶピースフルハートへと向けている。第七使徒サリエルの純潔を奪った大罪人クロノを、この手でもって死罪に処す役目はさっさとミサ一人に奪われてしまった。
わざわざこんなところまでミサにくっついて来たのは、無鉄砲に飛び出す彼女の身を案じたことよりも、クロノという仇は自らの手で討ちたいという譲れない思いがあってこそ。
だが、ああしてミサが自らの居城にクロノを閉じ込めてしまった以上、手出しはできそうもない。クロノは魔族としては強いのだろうが、まさか使徒を一対一で倒せるほどではないだろう。ミサは戦闘経験豊富とは呼べない、まだまだ未熟な使徒であるが、その身に宿す加護の力は相当なモノだ。万に一つも破れることはないし、クロノを仕留め損じることなどない――という考えがあるからこそ、マリアベルは諦めの溜息を大きくついてから、改めて自分の前に残された魔族の少女達を見やる。
「サリエル卿、しばしそのままお待ちを。ミサがあの男を殺す以上、もう僕には戦うべき相手はいな――」
「フォーメーション『逆十字』っ!」
リリィが叫ぶと同時に、サリエルは動いていた。
黒き雷光を宿す反逆の十字槍を、かつての同胞たるマリアベルへと躊躇なく向け、本気の殺意を秘めた一撃を繰り出す。
「なっ、なにをっ!」
流石は使徒。マリアベルは高速の踏み込みでもって突きを繰り出したサリエルに対し、驚きながらも腰に下げたレイピアを抜刀しガードを成功させていた。
「第十二使徒マリアベル、今すぐクロノ、私のマスターを解放し、この場を退くならば命までは奪いません」
「ま、マスター? 御主人様だって? やめてください、サリエル卿……僕は貴女の口から、そんな言葉、聞きたくなかった!」
「残念です」
単なる状況判断としての言葉を、サリエルはどこまでも無感情に言い放つ。
そもそも、マリアベルがどうしてここまで動揺しているのか、怒っているのか、泣き出しそうなほどに苦しんでいるのか、全く理解が不能であった。
彼の気持ちなど欠片も分からないが、どうやらこの場を退く意思はないのだということはサリエルにも伝わった。
サリエルとて、使徒であった頃には友人のように接してくれた二人に対して、多少なりとも情をかける気持ちはある。大人しく撤退するなら、その背中を刺すような真似をするつもりはなかった。クロノに命令されれば別ではあるが。
だが、あくまで使徒として戦うつもりならば、一切の容赦はできない。
故に、残念だった。今この瞬間が、マリアベルが無事に退ける最後のチャンスだったから。
「――『煉獄結界』」
今度こそ発動したフィオナの結界は、瞬く間に砂漠の海から、燃え盛る火山と荒野の紅蓮の光景へと変える。
「な、なんだここはっ!? 転移した……いや、違う、この嫌な空気は、まさか次元魔法なのか」
突如として変化した周囲の景色にマリアベルが驚愕の表情で見渡す。
だが真に驚くべきなのは、景色の変化よりもむしろ、この水の中に潜っているかのような妙に体が鈍くなる感覚――すなわち、白き神の加護、使徒の力が間違いなく弱まっている、最悪の環境に対してである。
並大抵のデバフや状態異常は通じない使徒の力を、明確に感じるほどにまで低下させるとは、それは正に白き神の威光が届かぬ、異教の地、または邪神の領域というものであろう。
そして、そんな場所を作り上げる大規模な結界の使い手が存在するなどとは、夢にも思わなかった……しかし、現実にそのような悪魔が目の前に立っていた。
「本物の悪魔、か」
「せめて魔人と呼んでもらいたいですね」
マリアベルの視線の先に立つのは、青い長髪にクリスタルのような二本角を生やした女の悪魔、『悪魔の存在証明』により魔人化したフィオナ。
隣には『反逆十字槍』を構えるサリエルが並び立ち、そして二人の頭上には二対の羽を輝かせるリリィが浮遊する。
サリエルは元より、魔人女も妖精少女も、マリアベルから見ても見目麗しい美貌を誇ると言い切れる。しかしサキュバスに代表されるように、魔の者であるからこそ、魔性と呼ぶべき魅力を誇るというのも、マリアベルは知っていた。
たとえ、どのような容姿であろうと、それで油断をすることはない。
いいや、どれほど美しい女性の姿を象っていようとも、この肌を突き刺すような、焼き焦がすような、強烈な悪しき魔力の気配を感じてしまっては、尋常な相手ではないと悟らざるを得ない。
最初に見た時は、ただのクロノの仲間だろう程度の認識で、特に気にも留めていなかったが、とんでもない。
「この気配……どちらも、邪神の使徒ということか」
凄まじい邪神の加護を受けていることが一目で分かる。いや、目をつぶっていても分かるだろう。
それほどまでの圧倒的な気配。これほど強力な邪悪の化身は見たことがない。
かつて、自分が第十二使徒として戦った初めての異教徒との戦争で対峙した、高位の魔術士やら高名な剣士やらが、単なる雑兵に思えるほど。彼らとて、それ相応の異教徒の神から加護を受けていたはずなのだが……あの二人は桁違い、正に化け物と呼ぶにふさわしい。
「しかし、邪悪なる怪物を討ち滅ぼすことこそ、使徒の使命! 容赦はしない、全力でいかせてもらう――開け楽園の門、『霊獣召喚』っ!」
ミサが『魅了』に特化した能力を授かったならば、マリアベルが授かった特化能力は『召喚術』である。
通常、召喚術とは自らが調教したモンスターや、契約した精霊を呼び出し、使役する。ランク5冒険者の召喚術士ともなれば、サラマンダーなどのドラゴンすら操り、人と意思の疎通が可能なレベルの高位精霊を従える。
しかし、使徒であるマリアベルが白き神より授かった召喚能力ならば、一般的には最上級とされるモンスターの、さらに上の存在すら呼び出すことが可能だ。
それが『霊獣』である。
高密度の魔力が一定以上集まることで、魔法生物として形を成すのが基本的な高位精霊の在り方である。だが、自然に生まれ、成長する余地を遥かに超えた、莫大な魔力量を保有する最上位精霊の一種が霊獣と呼ばれる存在だ。召喚術を極めた、と豪語するようなランク5級、または宮廷魔術士の筆頭格、であったとしても霊獣を一体、呼び出せるかどうか、現れたとて、制御しきって使役できるかどうか、といったところ。
「日輪の淵、紅蓮の園より来たれ、『火焔獅子王・エンガルド』」
それは、真っ赤に燃える炎で形成された魔法陣、いや、門である。煉獄の荒野にあってなお、焦熱を発する火炎の門が開かれると、そこから飛び出すのが、霊獣『火焔獅子王・エンガルド』であった。
その姿は、炎の毛皮を纏った、巨大な紅蓮の獅子。灼熱のオーラに身を包み、燃え盛る火炎のタテガミが揺れる頭には、まるで王冠のように大きな角が生えていた。
同じ獅子型のモンスターであるマンティコアを越える、全長実に30メートル以上もの、圧倒的な存在感と熱量とを誇る、炎の霊獣が煉獄の地に立つ。
「黒雲の果て、雷霆の彼方より来たれ、『紫電雷公・ラムデイン』」
地を揺るがす巨大な雷鳴の響きと共に、紫電で描かれた門が出現する。バリバリと激しく放電しながら、雷の門を突き破るように、一羽の大鷲が出でる。
爆ぜる紫電を纏った、雷光の大翼が紅蓮の空に舞う。ただ飛ぶだけで、空一面を埋め尽くす雷雲が放つ万雷を秘めるその大鷲こそ、霊獣『紫電雷公・ラムデイン』。
アトラスの砂漠を飛翔するガルーダよりもさらに巨大な翼を持ち、ドラゴンさえ寄せ付けない曇天の覇者が煉獄に羽ばたいた。
「輝きの湖、清き乙女の呼び声に応えたまえ、『霊泉女侯・セイラム』」
薄らと漂う白い霧と共に、煉獄の荒野に清水が湧き出る。瞬く間に小さな泉を形成すると、その水面より淡く輝く水流で作られた門が突き立つ。
流れ落ちる噴水の扉が左右に割れて、中より進み出るのは、純白のドレスを纏った美女。美しい女の姿こそしているが、透き通るような白さの肌どころではない、文字通りに透き通った聖水の肉体を持つ、聖なる水の霊獣『霊泉女侯・セイラム』だ。
淡く発光する聖水の体と髪を波打たせて、破滅的な煉獄の中にあって尚、涼やかな気配を放ちながら静かに佇む。
「たとえ相手が魔族であろうと、騎士の作法に則り、名前だけは名乗っておこう」
濃密な白色魔力が渦巻く白銀にレイピアを鋭く構え、マリアベルは堂々と名乗りを上げた。
「僕の名はマリアベル・ユグノーシス。白き神の加護を賜った選ばれし十二人が一人、第十二使徒マリアベルだ」
そして少年使徒は『火焔獅子王・エンガルド』、『紫電雷公・ラムデイン』、『霊泉女侯・セイラム』、実に三体もの霊獣を従え、開戦の命を下す。
「かかれっ!!」
轟ッ! と放たれた巨大な火の玉のように、エンガルドが突撃を開始する。合わせて、雷鳴を響かせながらラムデインも空を行き、真っ直ぐ敵へと向かう。
迫る霊獣に対し、まずは前衛たるサリエルが出る――よりも前に、リリィが飛び出していた。
巨大な獅子であるエンガルドの前に飛び込むリリィは、次の瞬間には、獰猛に開かれた大アギトによって噛み砕かれんとする。
灼熱の牙を前に、リリィの手には古代兵器たる『メテオストライカー』も『スターデストロイヤー』もなく、白く小さな手を握り締めるのみだった。
「下っ端使徒の飼い犬風情が、獅子王とは笑わせる――『炎の女王』っ!!」
魔王の腕力たる真紅のオーラを拳に纏った炎の女王は、炎の獅子を殴り飛ばす。
リリィの小さな拳が、エンガルドの鼻先に突き刺さるや、30メートルもの巨躯が跳ね飛び、荒野を転がった。
「なっ……!?」
絶句するより他はない。
エンガルドは決して見かけ倒しの張り子の虎ではないということを、他ならぬ召喚主たるマリアベルが最もよく知っている。
火属性と相性の良い、水や氷の上級魔法を連発されればエンガルドとて多少怯んだり足を止めたりすることはあるものの……まさか、華奢な少女のパンチ一発でブッ飛ばされる光景など、予想だにできない。
「そんな馬鹿な、エンガルドが殴り飛ばされるなんて……いや、待て、あの妖精は見かけに反してパワー特化の能力を持つのか」
マリアベルは冷静に、というよりも自分で自分を納得させるためにも、相手の力の分析を計る。
必ずしも、相手が見た目通りの能力を有するとは限らない。世の中には、ガチガチの鎧兜で武装した魔術士だっているし、ローブに杖を持った老人が仕込み杖の暗殺剣士ということもあるし、真っ赤な鱗を持つドラゴンが水のブレスを吐き出すことだってあるのだ。
ならば、徒手空拳での格闘に特化した、スーパーパワーの妖精少女だって存在しうるだろう。
「それなら、ラムデインの雷撃で近寄らせなければ!」
「――『炎龍砲』」
封印装甲を解放した『ワルプルギス』が、荒れ狂う火山の化身、炎龍を解き放つ。
今のフィオナは、加護を全開で発揮する『悪魔の存在証明』による魔人化状態かつ、煉獄という自身の力を底上げする環境に立ち、さらに『ワルプルギス』を満開で解放している。
100%の本気でぶっ放した『炎龍砲』は、『審判の矢』の私兵を消し飛ばした時とはけた違いの威力を誇った。
放たれた炎龍は、正にバルログ山脈で相対した、本物に匹敵するようなサイズにまでなっている。灼熱のマグマの体をくねらせて、天へ登る勢いでもってぐんぐんと上昇してゆく炎龍は、超高熱のアギトを開き、煉獄の空に浮かぶ雷雲たる霊獣の大鷲へと喰らいついた。
「ら、ラムデイーンっ!!」
マリアベルの叫びと共に、炎龍の牙に囚われたラムデインは空中で大爆発――ドン、ズドンッ! と連続的な爆発と共に、炎龍はラムデインに牙を突き立てたまま、グルグルとその身を捕らえるように巻きつく。
ラムデインが苦痛の声を上げながら、抵抗すべく轟雷をまき散らすが、徐々にその高度は下がり、やがて、完全に飛行能力を失い、勢いのまま地面へと叩きつけられた。
『炎龍砲』は溶岩の奔流を放つビームのような攻撃魔法に見えるが、その実態は本物の炎龍である。故に、ある程度の自立行動が可能であり、地を這う蛇が空を飛ぶ鳥に喰らいついたなら、それを大地へと引きずりおろすのは半ば本能のような行動結果であろう。
しかし、ラムデインはただの鳥ではない。ドラゴンとさえ天空の覇を争える霊獣であり、攻撃魔法一発で撃墜されるようなヤワな存在ではない。
だが紛れもない現実として、ラムデインは巨大な炎の蛇に囚われ、地面へと叩き落された。
ならば、これもまた認めざるを得ない。この炎龍もまた、霊獣たるラムデインに匹敵する存在であると。
「なんて奴だ、これほどの大魔法を使えるなんて」
そもそも、この煉獄の世界を作り出したのは、あの魔人女であるとマリアベルは理解している。次元魔法の結界を発動・維持させているだけでとんでもない魔法の才だというのに、自らも結界の内に立って当たり前のように戦闘するなどと、常識はずれの魔術士、いや、魔女である。その魔法の実力は、正に使徒並みと呼んでもいいだろう。
「それでも僕は、退くわけにはいかない!」
エンガルドが殴り飛ばされ、ラムデインが撃墜され、完全に機先を制された形となったが、それでもマリアベルの戦意は衰えない。むしろ、ここは燃えるべき時。
相手は化け物染みた邪神の使徒二人に、もう一人は自分の手で救いだすべき思い人。ここで奮い立たねば、使徒ではない、男じゃない。
「セイラムはサリエル卿を保護しろ。僕が直接、奴らを叩く」
サリエルを傷つけるつもりは毛頭ない。今は悪しき敵の手先とされていたとしても、それでもカスリ傷一つつけるわけにはいかない。これで相手がミサなら、少しくらい負傷させても致し方ないと割り切れたが、そこは惚れた弱み。
敵につけこまれる弱点となることは承知だが、それでもマリアベルはサリエルを傷つけることなく確保することを選んだ。
そのためのセイラムである。
純粋な戦闘能力に限れば、セイラムよりも優れた霊獣は他にもいる。だが、無傷で相手を拘束するならば、自由自在に聖水を操るセイラムが適任だ。
まずはサリエルを拘束しなければ、満足に自分が戦闘することはできない。彼女をけしかけられれば、防戦一方にならざるをえないことなど百も承知だし、向こうの狙いも正にソレである。
今、サリエルは真っ直ぐ自分に向かって駆けてきている。エンガルドとラムデインはダウンを奪われつつも、それでもまだ妖精と魔人をそれぞれ相手を受け持つことは可能。
状況的にはおおむね狙い通りの分散だ。このまま、セイラムの能力でサリエルを聖水の結界に閉じ込め無力化し、その後に、使徒たる自分の力と、頼れる霊獣二頭の力を合わせて、邪悪の化身たる妖精と魔人を討つ。
それがマリアベルの作戦であり――そんなことは当然、リリィもまた見抜いていた。
「『メテオストライカー』、『スターデストロイヤー』――最大照射」
二筋の光線、白ではなく黒々とした禍々しい輝きが、サリエルを追い越し、セイラムに向かって放たれた。
起き上がるエンガルドを蹴り飛ばして時間を稼ぎつつ、リリィはここで二丁拳銃を抜き、サリエルに向かって援護射撃を敢行していた。
完全にリリィを格闘タイプと思い込んでいたマリアベルにとっては、予想外の攻撃。だが、セイラムも霊獣として、素早く防御魔法を展開し身を守る。
セイラムが両腕を掲げると共に、薄らと白く輝く水の壁が湧き上がる。
リリィは一目見たときから、聖水をベースとした防御魔法を行使することは察していた。だから、通常は妖精が得意とする光属性のビームを撃つところを、あえて黒色魔力に変えて放っている。
聖水の防壁を光魔法で撃てば、さしたる効果は得られなかったであろう。しかし、相反する黒色魔力の力によって、衝突したリリィの『最大照射』と聖なる水の壁は激しい反応を引き起こし――
「落ちろ」
フィオナのたった一言で、空より燃え盛る噴石が降り注ぐ。
リリィが放つ黒き光線を防ぐセイラムに向かって、ピンポイントで噴石が襲いかかる。
「セイラムっ!」
盛大な爆音を轟かせながら、セイラムの姿は巻き上げられた噴煙の彼方へとかき消されてゆく。
この一撃で消滅したとは思えないが、多少のダメージは免れられそうもない――などと、最早考えている猶予もないことを、マリアベルは直後に悟る。
「貴方を止めるのが、私の役目」
「サリエル卿っ! くうっ!?」
黒煙の幕を突っ切って飛び出してきたのは、禍々しい黒き雷光を槍の穂先に瞬かせるサリエル。
マリアベルの作戦は見事なまでに崩壊し、結果的に守るべき愛しい少女たるサリエルと、自らが刃を交えることとなるのだった。
2018年12月21日
来週24日、月曜日にコミック版『黒の魔王』4話が更新されます。クロノ、いよいよイルズ村へ! ご期待ください!