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黒の魔王  作者: 菱影代理
第26章:暴食の嵐
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第511話 突破口を探して

 グラトニーオクトの頭は、分厚いゴムタイヤのような硬さと弾力とを踏みしめる俺の足に伝えてくれる。思いの外に走りやすい肉の地面の上を、これ幸いと全力疾走で駆け抜ける。

「くそっ、流石にこれは厳しいな――ブラストっ!」

 薙ぎ払われる巨大な触手を縄跳びの要領でかわしつつ、裂刃ブラストブレイドを大タコの頭に炸裂させる。

疾風一閃エール・スラッシュ

 サリエルが風の武技を放つと同時に、一瞬だけ振り向き背後を確認。見れば、天から降り注ぐように鋭い穂先を持つ大タコの槍手が降り注いでくる。その数は、俺が一足飛びで回避できる範囲の全てを覆うほど。槍が降ってくる、とは正にこのことか。

「――あっぶねぇ!」

 すんでのところで凌げたのは、サリエルが先だって『疾風一閃エール・スラッシュ』で触手の一本を斬り飛ばしてくれたからだ。お蔭で、かろうじて回避できるだけの隙間が生まれた。

 それにしてもコイツ、俺がどっちに避けるか予知でもしているかのように、絶妙な位置の触手を狙いやがった。

 偶然じゃない。似たようなことは、これですでに三度。

 そう、俺達がグラトニーオクトの頭の上に降り立ってから、ゾロゾロと押し寄せてきたタコ軍団との僅かな戦闘時間での出来事だ。

「十三メートル先、左手の大型を牽制します」

 どれのことだよ、と思った次の瞬間、確かに十メートルほど先の地点で、小さな爆発音と赤黒い閃光が連続して弾けた。

 俺が渡したイグナイテッド・ダガーを何本かまとめて投げたのか。サリエルの体勢からして、完全に後ろ向きの状態で投擲することになるが、難なく狙い通りに命中させるのだから、器用の一言じゃ済まない精密な動作である。

 感心しつつ、俺は真正面から迫り来る触手の束へ挑む。

「うおおおおおっ!」

 もうパっと見では何本あるかわからない。縄でも編んでいるように絡み合った複合触手が、何本も前後左右から包囲するように、というよりボール状になって俺を閉じ込める。

 完全に触手の檻に閉ざされる寸前に、前方を右手のツヴァイハンダーで斬り払い、さらに左手のフランベルジュで焼き払って活路を開く。

 しかし、二連撃だけでは左右と背後から伸ばされる触手までは対応しきれない。

 だから残りは、再びレイピアを抜刀したサリエルと、近接防御用に展開させた二本の魔剣ソードアーツで凌ぐ。風の刃が硬い槍手ごと断ち切り、黒化ツヴァイハンダーの二刀流は、かろうじて左右の触手を捌き切る。

 そうして辛くも触手の飽和攻撃を突っ切った後に俺が転がり込んだ地点は、ちょうどサリエルが牽制して大タコを押しのけてできた空間だった。

 マジでコイツ、三秒くらい先の未来が見えているんじゃなかろうか。

 天井知らずの頼もしさを発揮するサリエルだが、それでもこの圧倒的な物量の前では決定的な打開戦力とはなりえない。

「考えが甘かったか……これは、弱点を探すどころじゃないな」

 敵の数があまりにも多すぎる。右も左もヌメヌメとテカる気色悪い緑色に満ちあふれていて、もうタコの群れというよりも、動く食人植物の森といった様相を呈している。

 俺が走り回っているのは弱点を探すためではなく、ただ純粋に逃げ回ることに専念している状況。まずは頭の中心部でも行ってみようかと思ったが、そっちの方向には近づくどころか、かえって外側へと追いやられていっている。

 このままでは、そう遠くない内に俺はグラトニーオクトの頭上からスカイダイビングをする羽目になってしまいそうだ。

「私の見える範囲でも、弱点らしき部位は確認できない――」

 俺が駆け抜けている真っ最中の頭の上は恐ろしく分厚い肉に覆われているから、どの部分もとてもウィークポイント足りえない。だからこそ、手下の大タコ共が長大な槍手を容赦なくドスドスと突き刺せるのだろう。ほんの二、三メートル程度、切ったり突いたりしたところで、この巨大な本体には何のダメージも通らない。少なくとも、手持ちの武器と魔法だけではどうにもならない厚さである。

 しかし、こんだけデカければどこを攻めても同じくらい肉厚なんじゃないかという、今更な不安も湧いてくるのだが。

「――いえ、見つけました」

「マジかよっ!?」

 唐突なサリエルの発見報告に、喜ぶよりも素で驚く。

 どこに、というよりも、果たして一発で弱点と判断できるというのは如何なる部位だというのか。

「裏側からかすかな吸気音を察知。恐らく、エラのような呼吸器官だと思われる」

 エラってのはそもそも、水中から酸素を取り込む器官だ。魚などの水生生物ならみんな持ってる標準装備だが、陸上どころか空中生物と化しているグラトニーオクトが真にエラをもっているってことはないだろう。

 だとすれば、エラから発達した独自の呼吸器かただの名残といったところか。どちらにせよ、そうであるなら口とは別に体内へ通じる穴が存在しているということだ。

 なるほど、それは確かに弱点といっていいだろう。

 ガラハドの大城壁に匹敵する厚さを誇る肉壁を越えて、体内から直接攻撃を叩き込めるなら、何とかなりそうだ。

「よし、そこに賭けるぞ!」

 即断即決。どの道、ここで粘っても先はない。

 俺はグラトニーオクトの頭上から逃げるように、自ら外側へ向かって走る。溢れかえるタコ共が視界を防ぐせいで、何度か立ち位置を見失いそうになるが、サリエルの絶妙なサポートのお蔭でほとんど真っ直ぐ駆け抜けることに成功した。

「縁が見えた。このまま飛び下りていいんだな?」

「確かな空気の流れを感じる。この真下に空洞が存在しているのは間違いない」

 俺にはそこまでの察知能力はないから、絶壁のように地面が途切れているようにしか見えない。

 眼の前に広がる青い空と周囲を取り囲む白い雲の壁。虚空に向かって全力疾走する俺は、アグレッシブな自殺者にでも見えるのだろうか。いや、サリエルも背負っているから無理心中だな。

 だが、俺に迷いはない。俺はサリエルのことを信用してはいないが、それでも、コイツの能力だけは信じられる。

「うおおおおおっ――魔手バインドアーツっ!」

 俺を逃がすまいと背後から追いすがる触手をサリエルと魔剣ソードーアーツで捌きながら、両腕から黒い鎖の命綱を出して思い切り飛び下りる。

 作り出した魔手バインドアーツの先端は、いつもヒツギがするのと同じく返しのついた鋭い爪となっている。これで肉の地面に突き刺すように掴んで固定。あとはジャラジャラと鎖を伸ばしながら、そのまま自由落下に身を任せる。

 さて、これで何もなければ俺達は無意味に宙吊りとなる醜態を晒すことになるのだが――

「おお、あった、あれか!」

 二十メートルはありそうな頭部の崖を降りきった先で、俺は裏側に開いたエラらしき部位を発見した。その大きさは最早、洞窟といった方がいいほどのサイズ。幅は広く十メートルくらいありそうだし、高さも三メートルほどで、俺の身長でもそのまま歩いては入れるだけのスペースが開いていた。

「よし、これなら上手く侵入できそうだ――行くぞっ!」

 更なる魔手バインドアーツを形成し、一気にエラの入り口へと伸ばす。集中して行使できるなら、ヒツギのサポートがなくても危なげなく宙吊り移動ができる。

 足元の遥か下に白い地面を臨みながら、俺は空中ブランコのように鎖を振って前進し、エラへと転がり込むことに成功した。

「……タコ共の追撃がないな」

「ここまでは追いかけてこれないのでしょうか」

 生温かい風が流れてくるエラの入り口に立ち、改めて背後を確認しても、迫り来る緑の触手は一本たりとも見当たらない。あれほど溢れかえるほどの数がいたというのに、俺達を追いかけようって奴は一体もいなかったのか。

「何にせよ、邪魔がなくなった今がチャンスだ。早く奥へ行こう――灯火トーチ

 どこまで先が続いているのか分からない真っ暗な道行を照らすべく、俺は疑似炎属性で『灯火トーチ』を真似た火球を作り出して放り込む。これで暗闇を照らすのは、ラストローズの本体のところへ乗り込んだ時以来か。普段はリリィとフィオナがいるから、俺が照明役をすることは滅多にないからな。

 使用頻度は低くとも、黒い炎が輝き過不足なくエラの中を照らし出したその時。眼の前にキラリと鋭く光る何かが過る。

 音もなく飛来したソレは、鎧の隙間の一つである喉元に向かって正確無比に飛び込んでくる――その前に、右手のツヴァイハンダーで斬り飛ばす。

「お前、レキを刺したのと同じ奴だな」

 黒炎に照らし出された空間に、真っ青な血飛沫をまき散らす細い一本の触手が躍る。ロープのように細長い触手の持ち主は、ギキー、と不快な高音の鳴き声を上げながら、地面に這いつくばるようにのた打ち回っているのが、灯火が照らすギリギリの範囲のところで見えた。

 その姿は、タコというよりもイカであった。大きさこそ中タコと同じ程度だが、細長い三角錐の独特な形状の頭部はイカというより他はない。触手は全部で六本。その内の二本が、三倍以上も長く発達しているのが特徴的だ。体色は青と緑の中間といった、鮮やかなシアン。霧のない中で、コイツがタコの群れに混じっていてもすぐに判別はつく程度には目立つ。

 もしかして、グラトニーオクトとは別の種なのか。これだけ巨大なモンスターの体ならば、共生関係みたいに他のモンスターが付属していてもおかしくない。

 そんなイカとの間合い、つまり奴の触手が伸びる長さはおよそ十メートルといったところか。これだけの射程があれば、深い霧の中で狙われると、やはりそう簡単には気付けないだろう。あの時、俺はレキと話をせずに、そのまま真っ直ぐ駆け出したとしても、彼女が犠牲になることは避けられなかっただろう。面と向かって会話していなければ、そもそも全く気付かない内にレキが行方不明になるという、相手の正体も分からない最悪の結果になったはず。

 だが、こうして暗殺者のように隙を狙う敵がいると分かっていれば、まだ警戒も対処のしようもあるというものだ。

「二度も同じ手が通じると思うなよ、イカ野郎」

 湧き上がる怒りと共に、奇襲を仕掛けたアサシンイカが動き出すより前に、榴弾グレネードをぶち込んでトドメを刺しておく。

 コイツはレキを刺した張本人ではなく、ただ同じタイプなだけなのだろう。それでも、つい罵倒の言葉を吐いてしまう程度には、冷静でもいられない。

「ここにはまだ潜んでいると思われる。奇襲に注意するべき」

「分かってる……というより、もう現れたぞ」

 暗闇の向こうから、ハイドアタックの通じない俺に姿を隠す意味はないとでも言うように、猛然と接近してくる二体のイカが現れる。

 一体は天井を、もう一体は地面を這う。地面にいる方の奴は二回り以上も大きいが、触手の数も形もさっきの奴と同じ。ただの個体差と見るべきか。

 大きさ違いの同型である二体のイカは攻撃用の長い二本の触手を、鎌首をもたげた蛇のようにいつでも繰り出せる格好をとりつつ、残りの短い四本の触手で滑るように動き始めた。その移動速度は他の奴らの比ではない。このタイプは速さにも優れているのか。

 しかし、この程度の速さで姿を見失うことはない。

 まずは冷静に一体目を裂刃ブラストブレイドで仕留める。

 天井を這っている小さい方に狙いを定め、直撃。爆破の刃が肉壁にイカを縫いとめた次の瞬間には、赤黒の爆炎に包まれる。断末魔の鳴き声をあげる間もなく、イカは洞窟を照らす新たな火球と化した。

 地面を這うもう一体のデカい方は、剣で斬った方が早そうだ。

 長い触手のリーチを生かして、先手は向こうにとられるが、不意打ちされても捌けるのだから、どうとでもなる。

 馬鹿正直に真っ直ぐ伸びてくる槍手を、さっきと同じようにツヴァイハンダーでぶった切る。二本同時。これだけの刃の長さがあれば、そう難しいことではない。

 相手の武器を完全に無力化した上で、今度は二の太刀で、真正面から突進するように迫るイカを迎え撃――

「待ってください」

 サリエルの制止の声が耳に届く。いや、それよりも前に、俺は迎撃の二の太刀を止めた。

 急な攻撃中止と、飛び掛かってくる敵を回避しなければいけない必要性から、俺は真横へダイブするように転がる。

 かなり無茶な体勢での回避行動だが、かろうじてヤツの突進を逃れる。粘液をまき散らしながらすぐ脇を通過していくその瞬間、視界の端にチラリと紺色の布地が見えた。

「おいサリエル、まさかコイツ……」

 素早く立ち上がり、背後に通り過ぎて行ったイカと再び相対する。

 長い二本の触手を失いながらも、苦悶の声を上げることなく勢いよく振り向く。微塵も戦意を衰えさせない様子は、恐怖を知らない他のタコ共と同じであるが、コイツには絶対的に異なる点がある。

 最初に見たと時は気付かなかった、というより隠れて見えなかっただけだが、それと分かって注意すれば、簡単に確認することができた。

「間違いありません。レキを捕えている」

 大きな本体の下敷きにするように、紺色の修道服を身に纏った人の手足が僅かに覗く。その細く白い少女の指先は、ピクリとも動きはしない。

 彼女の顔はイカの体と蠢く触手に阻まれ、いまだ判然としない。だが、サリエルが断言したように、俺にも、そこにいるのが彼女なのだと分かった。

「くそっ、お前が――」

 反射的にぶっ放そうとするが、勢いよく手を伸ばしただけで、爆破の黒魔法は発動しない。

「……なぁ、レキは多分、生きてはいない、だろうな」

「はい」

 無駄だと分かっていながらも、俺はサリエルへ問いかけてしまう。

 俺は確かに見た。レキの胸が触手に貫かれるその瞬間を。間違いなく、致命傷だったはずだ。

 たとえ無傷で捕えていたとしても、あれからもう一週間近く経っている。見たところ原型は保っているようだが、どうみても生きているとは思えない。ただ見えないだけで、背中の部分はもうごっそりと肉体が失われているかもしれないのだ。

 つまり、あそこにあるのはただの死体に過ぎない。

 そのただの死体を、俺には、とても傷つけることはできなかった。

 榴弾グレネードでも裂刃ブラストブレイドでもぶち込んで、ヤツごと粉微塵に吹き飛ばすのは簡単だ。あるいは、このツヴァイハンダーで黒凪を繰り出せば頭ごと一刀両断にすることだってできる。

 倒すだけなら、方法はいくらでも。しかし、奴が銜え込んだレキの死体を傷つけずに、という条件が加われば、その難度は途端に跳ね上がる。

 ちくしょうめ、死んでいても、人質ってのはここまで有効なのか。

「アレを倒すことに、躊躇、しているのですか」

「黙ってろ、考え中だ」

 サリエルに俺の甘い感傷を理解してもらおうだなんて思わない。分かって欲しくもない。俺だって、どうしようもない考えだという自覚はある。

 せめて死体を綺麗な姿のままで取り戻したい、と思うのは人としては当たり前の感情だろう。だが、今の状況下では最優先されるほどのものではない。

 俺は何千もの命を背負ってこの場に立っている。死んだ人間一人の体なんて、とても天秤にかけられるものじゃないだろう。

 躊躇も、悩むのも、この一瞬だけでもう十分だろう。

 諦めろ。認めろ。レキはもう死んだ。俺が、死なせた。

魔剣ソードアーツブラスト――」

「ギィイイイイイイイイっ!!」

 影から一振りの剣を呼び出すと同時、イカが吠えた。威嚇、のつもりなんだろうか。触手を広げて、頭をもたげるような動作をしたせいで――見えた。

 ああ、やっぱり、間違いない。そこには、眠るように瞳を閉じた、青白いレキの顔があった。

 取り出した剣は、時間が止まったように、手元で宙に浮いたまま固まる。俺は、撃てなかった。

「――私がやります」

 その一言を置き去りに、サリエルは俺の前に出る。

 気が付けば、不意に背中が軽くなっていた。マジックみたいに一瞬で、振り落されないよう固く縛られた背負い紐を脱していたのだ。

 足元に座り込むような体勢のサリエル。彼女の左手には、風の渦巻く聖銀ミスリルの刃が、すでに握られている。

「待てっ! サリエル――」

 止めようと伸ばした手は、虚しく空を掴むのみ。

 サリエルがレイピアを軽く一振りするや、放たれた矢のように体ごと飛び出していく。空を飛んでいる、いや、レイピアで起こした風に乗って跳ねたのだろう。

 白き旋風と化したサリエルは、鋭い切先を真っ直ぐ前に向けて、レキの死体を抱え込むイカへ飛び込んで行った。

「レキの体は私が。後は、任せます――『旋風連刃エール・オーヴァブラスト』」

 イカに刃を突き刺したまま発動させた風の中級範囲攻撃魔法『旋風連刃エール・オーヴァブラスト』は、嵐のような強風を巻き起こす。狭い洞窟のような空間に勢いよく吹き抜けていく風は、思わず吹っ飛んでしまいそうな風圧となって俺の体を襲う。

 俺はその場で踏ん張るくらいで耐えられるが、嵐の中心となったサリエルは、そのまま突き刺したイカごと風圧で押し出すように動き始めていた。

 あ、と思った時には、サリエルとレキとイカは、揃ってエラの洞窟から外へ放り出されていた。自分の放った技で落ちるという自滅。いいや、これは、サリエルはわざと敵ごと転落することで、俺の前からレキという弱点を強制的に排除したのだ。

「ば、馬鹿野郎……」

 剣を握った拳が震えるのは、怒りのせいか。

 勝手なことをしたサリエルに対する怒り。人質のようにレキの死体を持ち続けたイカに対する怒り。

 どれでもない。ただ、サリエルにあんな無茶な行動をとらせてしまった、俺自身の愚かしさにこそ、腹が立つ。

 感情を失い、手足を失い、そして加護を失ったサリエルに、俺は気遣われたのだ。情けを、かけられたのだ。男のプライドなんてもう、あったもんじゃない。

「くそっ、ちくしょう……やってやるよ……こんなデカいだけのモンスター、さっさと叩き落としてやる!」

 2015年8月14日

 次回は月曜日に更新します。

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