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黒の魔王  作者: 菱影代理
第26章:暴食の嵐
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第499話 人喰い山

「えっ、ニーノ、人喰い山の伝説、知らないの!?」

 うっわぁー、遅れてるこのニャンコー、と、驚きと嘲りが半々に混ざった絶妙にムカつく表情を浮かべるのは、ラミアの少女。

 緩くウェーブのかかった薄紫色の髪に、蛇の瞳が輝く勝気な目元は、幾多もの種族が混在して暮らすダイダロスの村々においては普通の女の子に見えるだろう。しかし、細い首から提げられたブロンズに輝く一枚のプレートが、彼女の身分が冒険者であることを示していた。

「し、知らねーよ。っていうか、その伝説、ホントに有名なのかよ?」

 やや苦々しい顔で応える、ニーノと呼ばれた猫獣人の少年。彼の胸元にも、ラミアの少女と同じくブロンズプレートが輝く。

 彼らは隣のイルズという村を活動拠点としているランク2冒険者『イルズブレイダー』のメンバーである。

 猫獣人の少年剣士ニーノがリーダーを務め、ラミアの氷魔術士アイスマージアテンは紅一点。今は席を外しているが、リザードマンの戦士クレイドルと、ハーピィの射手ハリーの二人のメンバーを加え、合わせて四名のパーティだ。

 故郷の村を拠点とする冒険者パーティは、自分のホームは元より、二つか三つは先の村までが基本的な活動範囲となる。近隣の村でゴブリンの群れが見つかれば応援として討伐に参加するし、薬草の群生地が見つかれば一緒に採取へ行く。

 今回、受けた依頼も例によって隣村の近くに、結構な数の狼型モンスター『ウインドル』が目撃されたことを受けて、村の自警団と冒険者合同の討伐隊に参加するというものだ。家畜への被害が懸念される、村にとっては割と一大事な出来事ではあるが、年に何回かはある恒例行事ともいえた。

 すでにランク1の初心者を卒業した彼ら『イルズブレイダー』にとってみれば、さして気負う必要のないクエストだ。出発の時間まで、こうして冒険者ギルドでお茶を飲みながら、メンバーと談笑するだけの余裕と実力が、すでに彼らには備わっている。

「この村だとマジで有名だって! しょうがないから教えてあげる、これはウチの友達の友達から聞いたんだけど――」

「うわっ、すでに胡散臭ぇ」

 適度に茶々を入れるニーノに蛇睨みしながら、アテンはその噂話を語り始めた。

「ここの東門から出たら、丸っこい小さい山があるじゃん?」

「ガラハドと反対側のところにあるやつ?」

「そうそう、それそれ! それが噂の人喰い山ってやつなのよ」

 ニーノもアテンも、正確に同じ山の風景を脳裡に思い浮かべているだろう。

 小山、と呼ぶのにしっくりくる大きさで、平野部にそれだけポツンと孤立するようにあるから何となく目立つというだけで、他にはこれといって特徴もない。故に、その他の無数に屹立する山々と同じく、そこには異常もない、はずなのだが……

「あの山で行方不明になる村人、結構多いって知ってる?」

「はぁ? そんなのモンスターに襲われたとか、大体どこも同じ理由だろー」

「それがちゃうねん!」

「何で南方訛り」

「あの山、他よりもモンスターが少ないんだって。妖精の森フェアリーガーデンに入るよりも安全だからって、フツーの村人でも、ちょっと山菜とかキノコ採りに行くんだよ」

「……ふーん」

 返事そのものはそっけないニーノであるが、思い当たる節はあった。

 そういえば、この村にいる友人の一人が、秘密の採取スポットがある、みたいな自慢話と共に、結構な量のキノコをおすそ分けしてもらったことがあるのだ。

 彼は冒険者でもなければ、屈強な自警団員でも、まして山野を知り尽くした狩人でもない。ただの少年であるが、それでも彼は、村の外でそれだけの収穫を得てきたことは、貰ったキノコが証明している。

「まぁ、あそこなら確かに、遭難するほど険しくもないしなぁ」

 標高はせいぜい百メートルそこそこ。傾斜も全体的に緩やかで、切り立った崖のような危険な地形も見受けられない。登ったならば、登山というよりハイキングとでもいった方が適切なほど、長閑な場所である。

「しかぁし! 驚くべきこの行方不明率! 数値にして、実に一年あたり五人!」

「平均値じゃねーかよ」

「それはそうだけどぉ! あのショボい山だけで五人も消えてるんだから、やっぱちょっとおかしいでしょ? 死体を探しに行っても、一体も見つからないんだよ?」

「いくら少ないっつっても、モンスターくらいはいるだろ。ダガーラプターが何匹かいれば、人一人分なんて跡形も残らないだろーが」

 そもそも、アテンが言うように本当に異常な状況であると誰もが認識したならば、例の小山はとっくに立ち入り禁止に指定されるか、首都ダイダロスの冒険者ギルド本部に調査のクエストでも出されているだろう。

 こうして信憑性の薄い噂話として会話のネタにされている時点で、安全性は証明されたも同然である。

「でもでも、アレなのよ!」

「どれだよ」

「この村に伝わる、古い言い伝えが!」

「ますます胡散臭いじゃねーかよぉ……」

 頭に生える猫耳をペターンとさせて、聞く気はありませんよアピールをしてみるものの、アテンは構わず喋り倒す。

「あの山が霧と共に消えた時、逃げろ。全てが喰いつくされる、って!」

「何だよソレ……大方、その山の方からイナゴが大発生したとか、そんな感じの元ネタじゃねーのか?」

「うっわ、ちょっとニーノ、頭大丈夫? アンタがそんな冷静な推理できるなんて、ウチちょっと驚きすぎて面白いリアクションできないわぁー」

「お前どんだけ俺のこと馬鹿だと思ってんだよ!?」

 フシャー、っと猫と猫獣人特有の威嚇音を出しながら抗議するニーノ。しかしながら、そんな反応など慣れている、むしろ待ってましたとばかりにアテンはケラケラと意地悪く笑う。

「えー、だってニーノ、悩みなんてなさそうな剣術バカでしょー?」

「俺にだって悩みの一つや二つ……いや、今はたった一つだけ、超重い悩みがなぁ――」

「それって、最近村に現れたクロノってヤツのことでしょ? ニャレコ、彼のことめっちゃ気に入ってるし」

「にゃっ、にゃんでソレをっ!?」

 メンバーで気づいてない奴なんて一人もいるか。あえて、アテンは言わずにおいた。

「でもまぁー確かに、愛しのニャレコちゃんがさ、あんな一人の男に夢中になってるとこ、ウチも初めて見たし?」

 ニーノが密かに思いを寄せているニャレコという猫獣人の娘は、ちょうど自分達と同い年にして、同じくイルズ村で共に育った間柄である。小さな村の同年代、誰もが顔見知り、誰もが友達。故に、その恋愛模様も、誰もが知っている。

 少なくとも、アテンから見てアレは相当に気に入っていると見受けられる。彼女の好みは知ってるし、何より同じ女として、その予想は100%当たっていると信じられる。

「ち、ちっくしょう……あのヤロー、もう我慢ならねぇ」

 醜い男の嫉妬に燃えながら、ニーノは柔らかい肉球のある手で拳を握ってはブルブルさせながら、猛々しく宣言した。

「俺、このクエストが終わったら、クロノのヤローにガツンと言ってやるぜ!」

「いいんじゃない? ウチもあの人にちょっと興味あるし、荷物持ちでも頼んでみよっか――」

 その日、その時、彼らはそんな風に『人喰い山』の話を忘れ去っていった。

 もし、彼らが今、翌年の氷晶の月20日に、再びこの村を訪れたとすれば、果たして、この伝説のことを思い出すだろうか。

 そう、正しく伝説通り、白い霧と共に、ある日忽然と姿を消した『人喰い山』の跡地を見て。




「今すぐ、逃げるべきだ」

 満身創痍で現れた十字軍騎兵。彼の口から寄生虫のように飛び出した緑のタコのモンスター。そして何より、俺の左目に映る赤い光が、第五の試練、すなわち、ランク5の強力なモンスターの出現を示してくれている。

 俺一人がいたところで、犠牲者を出さずに村を守り切るなど、とても不可能である。どう考えても、逃げるより他はない。

「……そうですね、分かりました。すぐに避難の準備を始めましょう」

 ランドルフの決断は早かった。

 俺の目の秘密は知らないだろうけど、彼も、他の村人も今しがた目の前で起こった出来事を見れば、強烈な危機感を覚えるのは当然だろう。

 それでも、はっきりと避難すると即断で言い切るあたり、ランドルフの決断力の高さが窺える。

「とりあえず、逃げ込むなら隣の補給基地か?」

 ライアンも避難については特に異論はないようだ。もしかしたら徹底抗戦を主張するかも、なんて思ったが、一応は自警団長を任されている以上、それなりの冷静さはある。

「石壁があるだけで防ぎきれる相手とは思えない。アルザス要塞まで行くべきだろう」

 試練のモンスターの強さは、俺がよく知っている。ランク5モンスターを迎え撃つなら、しっかりした砦で待ち構えるのが一番確実だ。

「結構な距離があるぜ……けど、やっぱ、それしかねぇか」

「そうですね。あそこの要塞ならば、我々を含めて、近くの村人達も全員収容できるでしょう」

 アルザス要塞はサリエルの記憶の断片でチラリと見ただけだが、かなり大きく堅固な造りであることが見て取れた。あそこに籠れるなら、間違いなく安全だろう。

 問題なのは、迫り来るグラトニーオクトを倒し切れるかどうか、という点だが。

「なぁ司祭様よ、このタコみてぇなヤツのこと、何か知ってるか? 俺ぁこんな気持ち悪ぃモンスターは見たことねぇぜ」

「俺も見たのは初めてだが、ギルドで資料を読んだことがある」

 どこの冒険者ギルドか、までは言えないが。

 とりあえず、俺が知っているだけのモンスター情報を一通り話して伝える。試練のモンスターはいずれ必ず戦う相手だから、その内容はしっかりと覚えているから、資料が手元になくても問題はない。

「モンスターの名前はグラトニーオクト。緑色のタコのような姿とあるから、まず間違いないだろう。コイツらは、群れで行動するらしい」

 男の体内に入っていたヤツは最も小さな固体だと思われる。詳しい生態は不明だが、モルジュラのような生きた動物の体内に卵を産み付けるのかもしれないし、単純に幼体が捕食の一環として侵入していたのかもしれない。

 どちらにせよ、人にとってはおぞましい行動であるが、俺があっさり倒したように、幼体はそれほど脅威ではない。

「成体になると、腕は六本にまで増えて、一本だけで10メートルにもなるそうだ」

「うお、かなりデカいな」

「ああ、それに一体じゃない。最大の10メートル級が数体に、それより小さい3メートルくらいの奴らが数百。さっき見た小さいのまで含めれば、数千もの数になるらしい」

「おいおいマジかよ。群れっつーより軍団じゃねぇか」

「討伐記録ではそう書いてあった。今回の奴らは、それより小規模なことを祈るしかない」

 俺が読んだ資料では、ラストローズのように討伐者が黙秘を貫いたのとは異なり、グラトニーオクトに関してはきちんと戦闘の記録が残っていた。

 討伐されたのは今からおよそ百年前のこと。

 グラトニーオクトは突如として大量に出現し、家畜や田畑をはじめ、容赦なく人も食い殺し、さらには家や森の木々といった、あらゆるものを食べ始め、瞬く間に実り豊かな大地を荒野に変えて行った。

 その何もかも喰いつくす姿から、古代語で『暴食』を意味する『グラトニー』を冠する名前がつけられる。

 そうして命名される頃になると、いよいよ緊急事態と見たスパーダ軍が出動したのだ。

 その数と巨大な固体が何体か混じっていることで、それなりに犠牲を払いながらも討伐は順調に進んだ。最後には深い霧の漂う小山に隠れ潜んだことで、さらなる苦戦を強いられたが、どうにか殲滅することに成功したようだ。

 軟体の肉体を持つためほとんど打撃が通じないこと、足を切り落とされても動き続けることから、物理的な耐性が高いと書いてあった。しかし、火には弱い。

 故に当時のスパーダ軍の基本戦法は、魔術士が火をかけて大ダメージを与えてから、歩兵がトドメを刺すというものだったそうだ。勿論、炎をまとう火属性の武技も扱える最精鋭『ブレイブハート』の騎士達は、魔術士の援護なしでも次々に仕留めることに成功したと書かれている。

「百年前の生き残りがいて、この辺でずっと繁殖し続けていたのかもしれない」

「ちっ、出るなら俺らが来る前に出やがれってんだよ」

 全くだ。もし去年の初火の月にコイツらが出現していれば、十字軍を完全に止めることができたかもしれない。もっとも、究極のMPK作戦ができる余地があったとは、当時の俺は知る由もないだろうが。

「なるほど、やはり、我々だけでどうにかなるようなモンスターではないようですね」

「ああ、早く避難命令をみんなに伝えてくれ」

 この村ではイルズのように、緊急避難を知らせる鐘が存在しない。教会の鐘はただ時刻を知らせるだけの役割なようだ。

「ええ、勿論です。しかし、その、クロエ様は――」

「こんな状況じゃ仕方がない。俺も戦う。必ず、みんなを無事にアルザス要塞まで避難させて、そこで、グラトニーオクトを迎え撃つ」

「本当に、よろしいのですか?」

「気にしないでくれ。どうせ、向かう先は同じだからな」

 グラトニーオクトに追われた騎兵がやってきたのは、スパーダとは反対方向の東側。つまり、俺達はちょうど群れにスパーダ側へと追いやられていくような形となっている。

 もし、奴らが首都ダイダロス方面の東に進み始めれば難を逃れることはできるが、それを期待して村に残るのはあまりにも愚かというものだろう。どの道、討伐が果たされるまで避難するより他はない。

「ありがとうございます。しかしクロエ様、どうかお気を付けください。この期に及んでは、十字軍の助けを借りるより他はありません。騎士の目を逃れるならば、完全に顔は隠された方がよろしいかと」

 あ、そういえば、と言われてから気づく。

 アルザス要塞に避難するなら当然、そこの守備隊、たしかヘルマン男爵という奴の手勢だったか、彼らが迎撃戦の主役となる。

 そこらじゅうに十字軍兵士の目があり、最悪の場合、戦場で俺の姿を目撃した奴も交じっているかもしれない。この眼鏡だけで誤魔化しきるのは、難しいだろう。

「そうだな、準備しておく」

「私に出来ることがあれば、何なりと」

 ありがとう、とどこまでも気配りの出来るランドルフに素直に謝意を述べてから、俺達は動き始めた。

 ランドルフはこの場に集った村人達に向かって早速、避難の概要を説明し始め、ライアンは自警団員を集めて撤退と、来たる戦いの準備をすべく走り出した。

 俺は一旦、教会に戻って装備を整え直す――その前に、言うべきことがある。

「レキ、ウルスラ」

 俺は再び、傍らでじっと話を聞いていた二人へと向き直る。

 視線を合わせるように膝を折って、緊急事態に少しだけ表情を強張らせている二人の幼い顔を見つめた。

「状況は分かっているか?」

「大丈夫デース!」

「凄い数のモンスターが来るから、アルザスまで逃げるの」

「そうだ。俺は避難の護衛をするし、モンスターが押し寄せてきた場合、迎撃戦にも参加する。だから、お別れするのは、もう少し延期だ」

 自然と、自分の頬が緩んでしまうのがわかった。どんな理由であっても、辛く、悲しい別れが、ほんの一時だが、避けられたことに。

 それは、レキとウルスラも同じだったのだろうか。二人の顔に、パっと笑顔の花が咲く。

「イエーっス!」

「やったの」

 そのまま胸に飛び込んで顔をうずめる二人を、俺は抱き留める。素直に喜べる温かい感情と共に、何とも言いようのない後ろめたい気持ちがないまぜになった、複雑な胸の内。

「俺は、二人とも大好きだ」

 このまま何となく、さっきの、二人が問いかけた「どちらが好き?」という言葉を忘れてしまうこともできた。

 けれど、まだ、あともう少しだけ俺に時間が残されているならば、今度こそ、解消したい。二人の不仲を。

「どっちの方が、なんて差はない。二人とも、妹のように大切に思っている」

 けれど結局、こんなことしか言えない自分がもどかしい。

 自分の気持ちを正直に伝える。けれど、それだけで相手に判断を委ねるのは、正しいのだろうか。もっと俺に言ってやれることは、できることは、あるんじゃないのか。

「……えへへ、やっぱり、そうデスよね」

「うん、本当は、知ってたの」

 二人の顔は俺の胸の中にあって、その表情は窺い知れない。でも、泣いているのかもしれない。不思議と、そんな予感がする。

「レキも、クロエ様のこと大好きデス!」

「私も、大好き」

 ありがとう。と、それだけしか言えないまま、俺は二人から離れた。

 残念だが、あまり思い悩んでいる時間もない。

「二人とも、急いで村を出る準備をするんだ」

「了解デース!」

「戦いの準備は?」

「……そうだな、それも必要だ」

 この期に及んでは、これもまた、仕方がない。二人はすでに、ただの子供ではないのだから。

「頼む、俺に力を貸してくれ」

「イエス! レキ、頑張るデスっ、ゴーッ、ファイっ!」

「私の原初魔法オリジナルに、まかせて」

 泣いていた、なんて思ったのはやはり俺の気のせいだったのか。二人は晴れ晴れしい笑顔で、元気よく頷いてくれた。

 そうして、二人は荷造りすべく教会に向かって駆け出して行くのだった。

 そんな二人の姿を見送って、俺は独り言、いや、ずっと後ろに背負っていて本物の人形のようにじっとしていたサリエルに言った。

「何だか、皮肉なものだな」

 ため息交じりの言葉に、サリエルは淀みなく回答をくれた。

「かつて貴方が十字軍から逃れるために戦った道を、再び辿ろうとしている」

 しかし、守るのはシンクレア人であり、敵はモンスター。当時とはあまりに、事情が違いすぎる。

「大丈夫だ、今度こそ俺は――」

 それでも、当時と決意は変わらない。より強く、より固く。

「――みんなを守りきる」

 かくして、俺は二度目のアルザス防衛戦に挑むこととなった。

 2015年5月22日

 今回の試練は呪いの武器ナシ、頼れる仲間ナシ、逃げ場ナシ、といつになく厳しい状況で挑みますが、そんなことより、クロノは一体いつになったらスパーダに帰れるのでしょうか・・・

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― 新着の感想 ―
[良い点] 相変わらず、主人公に厳しい世界観だと思えたことです。
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