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黒の魔王  作者: 菱影代理
第24章:聖夜決戦
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第452話 三剣士

「――不覚、でしたね。あれほどの衝撃とは」

 口にするほど悔やんではいないような変化の乏しい表情で、フィオナはつぶやいた。体を九十度に傾けて――つまり、ガラハドの大城壁の壁面に立ちながら。

「きゅー」

 と、小動物みたいな呻き声をあげながら、リリィは目をグルグル回してぐったりしていた。そんな可愛らしいダウン状態の彼女は、フィオナによって小脇に抱えられている。

 二人は隊長機が振るったハンマーを狙って攻撃――したところまでは良かったのだが、その直後、クロノがハンマーを力づくで弾いた際に発生した衝撃波によって、風に舞う木の葉のように城壁の外へと放り出されてしまったのだった。

 凄まじい風圧が襲い掛かったその瞬間、フィオナが最初に守ったのは自分の帽子。飛ばないようサっと右手で抑える様は、海辺で遊ぶお嬢様が潮風に帽子が攫われないよう咄嗟に手を添えるような優雅さがある。

 次に「ふわぁー」とやけに呑気な叫び声をあげながらフワフワぶっ飛んでいきそうなリリィを、流石に放っておくのはアレかと判断し、とりあえず空いた左手で彼女の手をとり、そのまま脇に抱えこんだ。

 そこまでやった直後に、ついに両足の踏ん張りも限界が訪れ、足の裏が地面から離れた。

 同じように宙を舞う冒険者の背中を二人か三人ほど蹴って、空中で方向転換。あとは集中して『疾駆』を両足にまとえば、安全確実に大きな壁面へと着地完了である。

「ほら、リリィさん、しっかりしてください」

「うぅーグルグルするのー」

 軽く揺すってみるものの、リリィからの返事は重度の船酔いに陥った観光客と似たような感じの台詞。

 ダメだこれは、と即断したフィオナは、そのままリリィをポイっと虚空へ投げ捨てる。

「むぅークロノー、クロノはー?」

「クロノさんならもう、隊長機と戦ってますよ。援護の必要がなさそうなくらい、楽しそうに」

「ええー!」

 フィオナによって無慈悲にパージされたリリィは、あまり顔色が優れないながらも、背中の羽をパタパタさせて浮遊していた。だが、幼女状態では今でも完全な飛行は厳しいので、すぐにまた壁面に戻り、フィオナの足元に蝶が花にとまるように軽やかに舞い降りた。

「クロノはリリィが助けるのぉー!」

「そんなこと言われても、今から参戦しても無駄足になりそうな気がするのですが」

 そうして二人が仰ぎ見る先に、魔力ブースターを吹かせて空中にて大暴れする隊長機と、その巨体へ果敢に斬りこんでゆく三人の剣士の姿があった。

「うぉおおおおおっ!」

 先頭を行くのは、我らが『エレメントマスター』のリーダー、黒き悪夢の狂戦士ナイトメア・バーサーカークロノである。

 愛用の黒魔法『魔手バインドアーツ』たる漆黒の鎖は真っ直ぐに隊長機の大きな単眼モノアイがギラつく頭部へ、すでにその先端をかけていた。そして鎖を超高速で巻き上げることで、目的地まで一直線に飛んでゆく。左手に鎖を、右手に鉈を握って虚空を疾走するクロノは、自らが『魔弾バレットアーツ』そのものと化したような勢い。

 しかし、この隊長機はタウルス本来のスペックを引き出し、それでいて操るパイロットも瞬間的な攻防を実現させる凄腕である。そのまま黙って、クロノを待ち受けることはなかった。

「――おおっ!?」

 大きく首をかしげる、という動作は、頭部が胴と一体化し、そもそも首が存在しないタウルスには無理なのだが、両肩にあるサブスラスターを吹かせることで、上半身だけを揺するような動きをとった。

 その結果、おおきく鎖が揺さぶられ、強烈な遠心力によってクロノの体は振り回される。

 空中で大きく錐もみしながらも、クロノはその超人的な握力と、不屈のド根性で鎖から手を離すことはなく、最終的に肩の辺りへ叩きつけられるように着地した。

 フルフルと頭を振っているのは、少しばかり目を回したからだろうか。何か可愛い、とフィオナもリリィも思った。心配する気持ちは皆無である。

 クロノが肩へと降り立つまでの道程と並行して、隊長機の右腕を伝って駆け抜けて行く白と黒の人影があった。

「――あまり出しゃばらないでよね、みすぼらしい吸血鬼君」

「ふっ、小娘のように浮かれていると、足元をすくわれるぞ、剣闘士殿」

 放たれた光矢ルクス・サギタのように輝く疾走をみせるのは、スパーダにおいて人気も実力もナンバーワンと称される、麗しの筆頭剣闘士プリンシパル、ファルキウス。文字通りに光り輝いて見せる黄金の剣闘鎧に、風になびく赤マントの姿はどこまでも華麗の一言を感じさせる。

 対して、暗殺者が投げる黒塗りのナイフが如き静けさで走り行くのは、かつては敵対した吸血鬼の用心棒、ルドラ。クロノと似たような黒コート、だが、ただでさえ年季が入っている上に、激戦の渦中にあって、それは酷くくたびれて見える。事実、ボロボロ。

 しかして彼の走りは、仄かに白く輝くオーラをまとい、一つの完成形を見せるファルキウスの『疾駆エア・ウォーカー』に、一歩も遅れることなく並走していた。

 ルドラの足にはオーラの代わりになるような光はない、が、その足の裏にはブーツの靴底とは異質な黒々とした影ができていることに、フィオナは気付いていた。

「なるほど……アレの方が、クロノさんが使うには良さそうですね」

「黒いのがペタペタしてるよー」

 つい先日、クロノに『疾駆』で壁に立つコツを聞かれた際に、フィオナはとても分かりやすく懇切丁寧に教えたのだが、残念ながら習得するには至らなかった。

 もっとも、クロノの両足には常時『疾駆』が発動しているのと同じ魔力の流れが通っている。恐らく、それが基礎状態として定着するよう強化改造がされているのだろう。故に、通常の『疾駆』は最初から習得しているし、発動もしているということになるのだが。

 しかし、壁に張り付く、空を蹴る、などというのは速度強化の先にある技なので、自然には使えない。

 そして魔法とは異なり、武技は体感的に覚えて行くものなので、長い反復練習を経ることが重要。少なくとも、ちょっと見て、ちょっとコツを聞いて、すぐに出来るようになる天賦の才をクロノは持ってはいなかったという当たり前の話だ。

 しかしながら、闇属性の原色魔力を応用しているだろうルドラの走法ならば、あるいは。

「これでついに、クロノさんが私の教えで技を習得してくれますね」

「吸血鬼の人が教えればいいんじゃないのー?」

「人に教える、という行為は素晴らしいことなのですね。私、今なら少しだけ先生の気持ちが分かるような気がします」

 幼女リリィでも分かる的確な習得法を見事なスルーテクでかわす魔女だった。

 フィオナが自らの完璧な武技指南を受けて、感涙にむせび泣くクロノの姿を妄想している一方で、隊長機の攻略は刻一刻と進んで行く。

 敵も建物も、何もかもを叩き潰す巨人の右腕を堂々と走って行くファルキウスとルドラであるが、当然、パイロットも二人の軽やかな進行を見逃すはずもない。ちょうど肘を過ぎ、二の腕あたりにまで歩を進めたその時、内から外に向かって大きく右腕が振るわれた。人が飛び回る羽虫を振り払うような、自然な稼働である。

 そこに一体、どれほどの力が加わっているだろうか。如何に武技の達人であろうとも、竜が尻尾を振るうような勢いの中で、張り付き続けることはできないだろう。よしんば可能であったとしても、肉体にかかるダメージは深刻。

 故に、二人の対応はたった一つ、回避。

 腕が稼働を始めたその瞬間を、凡百の剣士とは一線を画す実力を秘める二人が気づかぬはずはない。両者、腕を蹴って離れる。

 轟々と嵐を巻き起こすように右腕が振りきったのと同時に、二人は音もなく胸元へと降り立っていた。構造的に考えれば、彼らの足の下がちょうど操縦席になるだろうか。もっとも、最大の防御を誇る胸部装甲を切り裂いて、パイロットを直接狙うのは無理だが。

 二人は当初の予定通り、そのまま赤い一つ目が輝く頭部を目指して、再び前進を開始した――というタイミングで、タウルスの右腕が戻ってくる。

 拳ではなく、平手であった。再び唸りを上げながら、五本の指が目いっぱいに広げられた巨大な鉄の掌が、分厚い胸部装甲に叩きつけられた。

 ゴウンゴウン、と鋼がぶつかり合う重厚な響き。そして、全身に走り抜けたであろう震動は、離れて立つリリィとフィオナにも伝わってきそうなほど強烈である。ちなみに、肩に着陸したクロノは、この余波を受けて落っこちそうになったようで、割とマジになって鎖に捕まっている姿が確認できた。

 リリィが無邪気に「がんばれー」というエールを送るが、いくらクロノでもそれを聞き取ることは無理だろう。

「――僕が先に行かせてもらう。君の出番はないよ」

「だと、いいがな」

 微妙な不仲をみせるファルキウスとルドラのコンビは、何食わぬ顔で巨大掌の叩き付けを潜り抜け、いよいよ目標の単眼へ到達しようとしていた。

 もし隊長機に左腕も残っていれば、こうも上手くは切り抜けられなかっただろうが、そんな仮定の話に意味はない。理性も正気もとっくに失った隊長機のパイロットもまた、この状況を悔やむことはないだろう。

 そうして、ファルキウスは言葉通りルドラよりも一歩先んじて進む。すでに胸元を駆け抜け、赤い目玉はもう目の前。

 一歩、二歩と軽やかなステップを踏み込めば、その身はすでにタウルスの顔面へと降り立っていた。

 ファルキウスは両手で白銀に煌めく両刃の長剣を握り、武技を繰り出す構え。その力強くも流麗な動作が、一人の剣士としてどれほどの高みにあるか、この場で最も理解を示せるのはルドラだけだろう。しかし、剣に無知な者でも目を惹かせるだけの凄味が、そこには確かにあった。

 大上段に振り上げられた銀色に煌めく刀身より、目も眩むような黄金のオーラが迸る。

 彼を見る者は、その美しさにただ魅了され、そして、彼の敵として相手になる者には、放たれる金色の一撃が致命であると予感させてならないだろう。

 果たして、タウルスのカメラを通してファルキウスを見るパイロットは、対応すべき危機であるとの判断を下したに違いはない。

「――『輝剣・ヴィクトリカ』」

 振り下ろされた黄金の斬撃。それは、ファルキウスを剣闘士の頂点へと導いてきた光り輝く勝利の剣、その一振りである。

 そして淡い金色の軌跡が描かれ、華麗なる武技の輝きは儚くも終わりを迎える。

 後にはいつも、倒れた敵の屍だけが残る。

 敵が人ではなくモノであるならば、一刀両断に切り裂かれた残骸が。

 剣を振り切ったファルキウスの左右に、ソレは転がり落ちる――黒々とした、分厚い金属の装甲板。そう、ガラスのように透き通った、レンズではなかった。

「ちぇっ、そんなところに盾を一枚隠していたなんてね」

 面白くなさそうに吐き捨てるファルキウスの目には、無傷の赤眼が映る。

 武技『輝剣・ヴィクトリカ』が炸裂する寸前、まぶたのようにシャッター状の黒い金属装甲が瞬時に展開されたのだった。

 それがタウルス本来の機能なのか、前の戦いで目を狙われたことで十字軍が対策を施したのか。これが存在する理由は定かではないものの、隊長機が辛くも一撃を凌いだのは事実であった。

「退け、剣闘士」

「イヤだね、僕はまだ――」

「――退けぇ! ファルキウスぅうううう!!」

「分かったよクロノ君!」

 背後から迫るルドラを無視して追撃の構えを見せたファルキウスだが、横合いからクロノの叫びが轟くや否や、意見と赤マントを翻してあっさり下がる。逃げる姿も華麗であった。

 進むルドラと退くファルキウス。両者の立ち位置が逆転するのは一瞬の内に完了する。

 そして、隊長機の肩を疾走するクロノは、まだ数メートルは間合いの外。これよりルドラが一撃放った後に、追撃するならよいタイミングの距離であったが――どうやら、クロノは同時に攻撃へ参加するつもりらしい。

 黒衣の狂戦士の左手には、絹を裂くような恨みの悲鳴を上げる、漆黒の薙刀が握られていた。

「響けぇ! 共鳴怨叉!」

 クロノの見事な片手投げによって『ホーンテッドグレイブ』が放たれる。常人が聞けば卒倒するだろう呪える旋律の大音響を振りまきながら。

 しかし、黒き刃の向かう先にあるのは破壊すべき敵の頭。そしてそこに立つ味方は、人外の代表格ともいえるアンデッド種、吸血鬼が一人きり。

 本来ならクロノの二刀流にしか震動強化の恩恵が得られない『共鳴怨叉』だが、吸血鬼のルドラであれば、その忌まわしい墓守の歌も――

「おお、なんと素晴らしい音色……乾いた我が血が再び沸き立つような感覚だ!」

 カっと目を見開いたルドラは、その細身から不気味な赤いオーラを揺らめかせながら、腰に差す愛刀へ手をかけた。

 キィン、と鈴の音のような澄んだ響きを奏でて、呪いの刀『吸血姫「朱染」』改め、『吸血戦姫「黒彩色」』は抜き放たれる。日の下に晒される黒々とした刀身が、陽炎のように揺らめいて見えるのは『共鳴怨叉』の声に応えているからだろう。

 墓守女と吸血姫のデュエットは、ルドラにとってこの上なく心地よく聞こえているだろうというのは、彼の蒼白な顔色がかすかに上気しているのを見れば一目瞭然であろう。

 しかして、その歌声をこの場で堪能できるのは彼の他にはクロノ一人だけ。真っ当な剣士であるファルキウスを下がらせたのは、これを聞かせるには大きな危険があるというクロノの優しさであろう。

 そうして、ルドラが渾身の武技を放とうというタイミングで、クロノが投げた『ホーンテッドグレイブ』は隊長機の側頭部に突き刺さり、動きを止める。二つの黒き刃の共鳴が、最高潮に達した。

「斬天朱煌!」

 朱く煌めく斬撃が、今度こそタウルスの眼球カメラレンズを断つ。流石に二枚目の装甲まではなかったようで、赤いオーラを迸らせる黒の刀身はバッサリとレンズを切り裂いていく。

 そして朱色の軌跡が通り過ぎた直後、ガラス細工を床に叩きつけたようなけたたましい音と共に、巨大な赤眼は砕け散った。『共鳴怨叉』の震動が、切断面からレンズ全体を駆け抜けた追加効果による結果だ。

 かくして、鋼の巨人を仕留めるために必要な穴は開かれた。

 あとは、トドメの一撃だけ。

 絶好の隙を逃さぬよう、クロノはすでに、砕けた瞳の前に立っていた。正確には、目の上部。頭の天辺に魔手バインドアーツをかけ、そこからぶら下がるような恰好である。

 そのまま開け放たれた弱点へと、破壊をもたらす凶器が付きつけられた。

 不気味な紫の輝きが宿る、長い砲身。『ザ・グリード・雷砲形態モード・ブラスターギル』。

「――砲身がヤバいのは分かってるさヒツギ。それでも、ここで撃たなきゃいけない」

 そんなことをつぶやきながら、クロノは躊躇せずにトリガーを引く。弾け飛びそうなほど黒き雷が充填された、強欲な大砲の。

荷電粒子砲プラズマブラスター発射!」

 そして紫電の極大槍が、巨人を内部より貫いた。

「――ちょっと危ないところもありましたけど、中々に鮮やかな手際でしたね」

「リリィと一緒の方が、もっと上手くできたもん」

 バチバチと激しい放電と、真っ赤な炎と黒煙を噴き上げながら落下してゆく隊長機の姿を横目に、リリィとフィオナはやはりどこまでも呑気な感想を言い合っていた。大物を撃破した喜びよりも、自分達の方がクロノと上手く連携できる、という自負の方が重要であるらしい。

「それにしても、どんどん数が増えていきますね。とりあえずあっちのカタはついたようですし、クロノさんと合流しましょうか」

 フィオナは手にした短杖ワンド『スピットファイア』を軽く一振り、それでいて火球は人の頭ほどあるサイズのものを、撃ち出す、というよりまき散らすと呼ぶ方が適切な数と勢いでもって放つ。

 狙った先にいるのは、城壁を這うように登り来る異形のキメラ兵。

 そう、最初の戦い以来、姿を見せなかったキメラ兵は、再び現れた――正しくは、タウルスが城壁に攻撃を加えた時点で、一挙に攻め込んできたのである。

 タウルスの総攻撃に合わせて、雪原を進む姿はスパーダ兵も気づかぬはずはないが、目前に迫る巨大兵器があっては満足な迎撃はできなかった。

 そうしてキメラは首尾よく任務を遂行する。一部はそのまま城壁を登ってスパーダ兵に襲い掛かり、もう半分はタウルスの護衛といったような動きであった。

 故に、リリィとフィオナの二人は、城壁の上に立ったその時から今の今まで、ただ雑談をしていただけではなく、隊長機に挑む三人の剣士を狙うキメラ兵の横槍を防いでいたのだ。援護の甲斐あって、三人は誰に邪魔されることもなく、無事に隊長機の撃破を成功させた。

「うん、そろそろここも、危ないんだよ」

「そうですね」

 二人の目には、吹き荒ぶ嵐の如き勢いで突撃を仕掛けるキメラ部隊の姿と、さらにその後ろ、一キロ先の陣地より一斉に行進を始めた、十字軍の大軍勢が映った。

 すでにして、タウルスの城壁破壊と、それに乗じたキメラ兵の攻勢によって、ガラハドの大城壁に展開した防衛線は限界ギリギリ。ここに本命の十字軍本隊が加われば――

「使徒が出てこなくても、厳しい戦いになりそうですね」

 それは、フィオナをしても苦戦の予想を口にさせるだけの光景であった。

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