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黒の魔王  作者: 菱影代理
第11章:ランク1冒険者
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第166話 40点の男

 スパーダには2つの冒険者ギルドが存在している。

 1つは、第二防壁を越えた先にある上層区画、都市の中央広場周辺に立地するスパーダ冒険者ギルドの本部。

 ランク4以上の高ランク冒険者のみが本部の利用を許されており、他の一般的な冒険者達はもう片方を利用することとなっている。

 それがスパーダ冒険者ギルド学園地区支部。

 学園地区とはその名の通り、王立スパーダ神学校を始めとした複数の教育機関、魔法研究所、武器工房、神殿が建つ学術区画である。

 そうした立地もあり、このギルド支部は制服を身に纏った如何にも学生といった風貌の若者達が多く賑わっている。

 無論、厳つい鎧兜や年季を感じさせるローブを身に纏った冒険者然とした者達も居る。

 現在ギルド支部の広いロビーに溢れる彼らは、学生と冒険者の比率は3:7といったところだが、やはり揃いの制服を着る学生の姿というのは目立つ。

 他の都市国家や地方の冒険者ギルドしか利用したことの無い者は、この光景に驚きを覚えるだろうが、受付窓口に座る若きエルフの女性職員エリナ、彼女にとってはとっくに見慣れた風景である。

 そんな彼女は、今日も笑顔で冒険者達の相手をしている。

「エリナさん、このクエストが成功したら、俺とデートしてくれませんか!」

「今はお仕事中なので、プライベートなお話はご遠慮下さい」

 美形と名高いエルフの名に恥じること無い可憐な美貌でニッコリ微笑んで、エリナは歳若き男子学生のお誘いを一刀の下に切り捨てた。

 淡い栗色の髪を綺麗に纏めたシニヨンに、晴れ渡る空色の理知的な瞳を持つ憧れのお姉さんチックな風貌のエリナには、この手のお誘いは絶えず、実に慣れた様子の応対であった。

「でも、卒業する前に本部でクエストを受けられるようになったら、考えてあげますよ」

「マジですかぁ! それじゃあ頑張っちゃうよ俺!」

 本部でクエストを受ける、つまり冒険者ランク4以上になるというシビアな目標だが、魅惑的なウインクとともに言われれば、男なら奮い立たないはずが無かった。

 闘志を漲らせて、仲間と共にクエストへ向かう学生諸君の姿を見送りながら、

「んー、45点」

 と、小さな溜息と共にそんな言葉を漏らした。

(容姿も成績も家柄も全部が中の中、これだけなら50点あげても良かったけど、あのバカっぽい性格は減点ね)

 幼い頃からその美貌で言い寄る男に事欠かない彼女は、こうして男を採点するのは自然に身についた癖のようなものだった。

(やっぱ支部如きじゃダメね、あーあ、さっさと本部勤めになってイイ男と出会いたいわ)

 だが今は我慢の時期、いわば下積み時代であると言い聞かせて、エリナはイヤな顔一つせず業務に励んでいる。

 王立スパーダ神学校の文官コースを優秀な成績で卒業した彼女は、人気の高いスパーダの冒険者ギルドに難なく就職した。

 学歴に加えて、上層区画に実家を持つ程度に恵まれた家柄である彼女は、いわばエリートと言える。

 そして、よほどの失敗をせず真面目に勤務しつづければ順調に昇進していき、3年後には晴れて本部へ栄転することとなるだろう。

 順風満帆なエリートコースを歩んでいるエリナは、伴侶となる男性にもそれ相応の能力・地位を求めるのは当然のことといえた。

 少なくとも、ランク3以下の冒険者が利用するようなギルド支部では、彼女の目にかなう男性が現れる可能性は無い。

 勿論、学生の中には凄まじい躍進を遂げる人物もいるだろうが、それを見分ける術などあるはずもない、魔法であっても未来を知ることは決して出来ないのだから。

 故に、今日も勤続二年目の若手受付嬢として、愛想を振りまきながら堅実に仕事へ打ち込んでいるのである。

 ここ最近は50点にすら満たない男の連続で内心不満が溜まっているが、そこは長年培われた猫かぶりスキルで、表向きは誰もが見惚れる様な笑顔の美人ぶりを発揮して、彼女の黒い思いは欠片も見せる事は無い。

「はい、それでは次の方どうぞ」

 平凡な容姿の学生冒険者の次なる人物は、かなり目を惹く容貌の男であった。

 無論、男である以上は、彼の姿を視界に入れた瞬間からエリナの採点は開始される。

(へぇ、面構えは凄く良いじゃない)

 顔だけなら90点あげても良いと思えるほど、俄かにエリナのテンションが上がった。

 男は特別な身体的特徴がみられないことから、種族は人間であるとすぐに判別できる。

 輪郭はシャープで鼻も高く、それぞれのパーツはよく整っている。

 ただ一つ、異様なほど切れ長な目つきは、人によっては過分に恐れられるほど鋭い眼光を放っているのだが、冒険者や騎士といった強い男が好みなエリナにとってはむしろプラスに働いた。

(黒髪に黒と赤のオッドアイっていうのも、珍しい組み合わせね)

 両目にかぶるほど長めの黒髪だが、無造作に伸ばしたような不精や不潔さなどは感じられず、男の雰囲気とよくあっているように思える。

 そしてなにより、暗い奈落を思わせる黒の瞳と、燃え盛る炎のような赤い瞳の全く異なる二色の双眸は、強い生命力の輝きが宿りより男の力強い魅力を引き立てていた。

(目に特別何か‘仕掛けて’無いところと見ると、『魔眼』持ちってワケではないのね、ちょっと残念)

 だが『魔眼』という特別な‘力’まで求めるのは流石に酷かな、と思いつつ、エリナは次に男の装備に目を光らす。

(白シャツにボロい革のパンツって……ギルドカード無かったら冒険者だって分からないじゃないのよ、いくらオフだとしてもこの格好はないでしょ。

 それにナイフの一本も身につけて無いとか、無用心に過ぎるんじゃないかしら)

 貧弱な装備という以前、冒険者からすれば裸同然の格好に、エリナは男に対する評価を林檎が転がり落ちるが如く下方修正する。

 ギルドカードを見る限りランクは1、さっきの平凡な男子学生ですらランク2のブロンズプレートだったのだ、これでは見た目に見合った素敵な強さは期待できない。

「まずはギルドカードの提出をお願いします」

 落胆の気持ちを抱きながら、お決まりの台詞を吐くエリナ。

 冒険者ギルドはその名の如く冒険者が利用し、その他の一般人はご遠慮願っている。

 故に、受付といえどもサービスを利用する以上は、自分が冒険者であることを最初に証明しなければいけない。

 ちなみに一般人が依頼クエストをギルドに申し込む場合は、別の窓口へご案内となる。

「どうぞ」

 と、静かに一言告げて首から提げるアイアンプレートのギルドカードを差し出す男に、今度は点数が加算される。

 それは男の声がよく通る素敵な声音だったという以上に、

(見た目に反して随分と礼儀正しいじゃない)

 たった一言だが「どうぞ」という相手を気遣う言葉は、脳まで筋肉が詰まったような荒っぽい戦士では、あるいは脳まで魔力で出来ているような偏屈な魔術士では、決して口にする事はできないのだから。

「ありがとうございます」

 女性として百点満天の笑顔(営業用)を向けて、エリナはギルドカードを受け取り、そこに記されている情報を専用の魔法具マジック・アイテムで読み込みを開始する。

 実はギルドカードには、名前やクラスといった実際に文字で表記されている以上の情報を含んでいる。

 例えばどのようなクエストを受注し、成功させたか、あるいは失敗したか、といった個人情報が魔法の技術を用いて刻み込まれているのだ。

 流石に冒険者の行動に応じてリアルタイムで更新されることは無く、ギルドの職員がクエストの達成状況や申請に応じて記録していく。

 もっとも、ランク1では大した保護プロテクトもかかっていないので、この小箱のようなギルドカード読み取り専用アイテムが無くとも、ある程度そっち方面の魔法に精通していれば読み取ることが可能である。

 そうして、3秒もかからず魔法具マジック・アイテムの水晶球型のディスプレイに男のパーソナルデータが表示される。

「はい、ランク1冒険者のクロノ様ですね」

 了承の意をつげて頷くクロノの方を向きながらも横目で彼の情報を速読したエリナは、半ば予想通りではあったが落胆の気持ちを隠せなかった。

(うわ、ダイダロス出身とか……しかもイルズって何処よ、首都ですらないの? とんだ田舎者じゃないこの男)

 相手に家柄も求めるエリナにとっては、姓を持たない庶民で田舎者などお呼びでは無い。

(あーあ、やっぱりランク1の温いクエストばっかりだし、これは‘黒魔法’ってのもどんなもんなんだか)

 冷ややかな目で、薬草採取などのお使いレベルのクエスト実績ばかりが並ぶ情報を流し読むエリナだったが、

(ん、緊急クエスト・避難民の護衛……コレってもしかして)

 新人受付嬢とまだ末端職員でしかないエリナだが、ダイダロスで起こった‘戦’に関しては、流石にギルド勤めだけあって、一般人よりは情報を耳にしている。

 スパーダへ続くガラハド山中の街道で虐殺の痕跡が残っていたことも含めて。

(なるほど、運の良い生き残りってワケ)

 だからといって、ランク1冒険者如きが並み居る敵の軍団を振り切ってスパーダまで逃げ延びるなどの、凄まじい激闘を繰り広げた人物であるとはエリナには思えなかった。

 ただ誰にも見つからず、運よくガラハド山脈を越えられただけ、と考えるのが妥当だろう。

 そうして、クロノという男の冒険者経験を閲覧した結果‘初心者レベル’の烙印をエリナは内心で押した。

「本日はどういったご用件でしょうか?」

 この初心者冒険者が受注するに相応しい優しいお使いクエストを脳内でリストアップしながらエリナはやはり欠片も邪気を見せない完璧な笑顔で問いかけた。

「モンスターの情報を知りたいんですが、出来れば生息地などについて」

 どこのギルドでもあるだろう閲覧自由のモンスターリストの存在も知らないのか、と男の無知ぶりに心の中で溜息をつきながら、説明をする。

「あちらにモンスターの情報について記載された本が御座いますので、そちらをご覧下さい」

 もし文字が読めないほど学が無ければ、王立スパーダ神学校の冒険者コースへの入学をオススメしようと心に誓ってエリナは言う。

「いえ、一通り読みましたが、知りたいことが書いていなかったので聞いてみたんですが、あれ以上の情報は公開してないという事ですか?」

 予想の斜め上をゆく回答にエリナは僅かに思考する。

 ランク1の冒険者に必要なモンスター情報、弱点、習性、攻撃方法、生息地域、基本的な対処法などなど、全てモンスターリストに記載されている。

 文字が読めて尚且つ敬語での会話が出来るという事は、書いてある文章そのものを理解できないほど頭が悪いということはないだろう。

 それにも関わらず、知りたいことが書かれていなかったということは……エリナの胸中に、嫌な予感がよぎった。

「クロノ様はどのモンスターの情報をお調べでしたか?」

 その予感を確かめるため質問を繰り出す、どうか外れてくれと黒き神々に願いながら。

「特定のモンスターじゃないんですけど、えーと、例えばサラマンダーとか高ランクの――」

 予感的中、エリナは笑いで噴出すどころか未だに笑顔のポーカーフェイスを保っていられる自分を褒めてやりたい気分だった。

 どうやらこのクロノという顔だけ格好イイ男は、残念ながら、真に残念ながら自分の力量を把握してない、英雄に憧れる我侭な子供のように現実の見えない冒険者だったのだから。

 サラマンダーといえば、ドラゴンの種類として有名である以上に、討伐できるか否かで一流か二流を隔てる、いわば冒険者にとっての登竜門である。

 逆立ちしたってランク1冒険者如きが叶う相手では無い、例え100人でパーティを組もうとも、炎のブレス一発で骨ごと灰にされるのがオチだ。

 エリナは指を差して身の程知らずと嘲笑してやりたい気分を鋼の理性で押さえ込みながら、クロノへ懇切丁寧に‘現実’を教えてやろうと説明を始めた。

「申し訳ありませんが、当ギルドではランク以上のモンスターと接触する危険性の高いクエストを紹介しておりません。

 例えばサラマンダー討伐のクエストは冒険者ランクが4以上でなければ受注することは出来ないのです」

 要するに今のお前じゃ全く縁の無いクエストなのだ、と言外に含みながら言い放つが、

「それは知っています、だからフリーで倒しにいこうと思ったんですが、拙いですか?」

 益々救いようの無い男だ、と思わず内心で罵倒してしまう。

 ギルドのシステムも理解できないバカの方が、単純なだけまだマシである。

 だがシステムを理解した上で、半ば穴を突く様な作戦を考えるのは、半端な浅知恵があるだけより始末に終えない面倒臭い存在だ。

 要するにこのバカは、正規のクエストでサラマンダーと戦えないことを知り、ならばクエスト無しで勝手に討伐に向かおうと考えたワケだ。

 フリーのモンスター討伐が認められている以上は、密猟で犯罪行為とみなされるワケでは無いが、身の程知らずの阿呆が力試しか素材目的で、のこのこ竜の巣へ飛び込むような真似を許すのは、無駄に命を散らす以外の何物でも無い。

 今はバカでも順当にクエストをこなせば、将来的に立派な冒険者となる可能性があるので、ギルド側としてはできれば勝手に若い命を落とすような真似はして欲しくない。

 だからこそ、勝手に調べて強力なモンスターが生息する場所へ行かないよう、モンスターリストに危険度ランク3以上からは、遭遇した場合の逃走手段の紹介以外の情報は伏せられているのだ。

 つまり、そんな優しい優しいギルドの親心を、このバカなランク1男は欠片も理解していないということ。

「申し訳ありませんが、当ギルドとしましては、冒険者の方々には出来うる限りランク以上のモンスターとの戦闘行為を控えるようお願いいたしております」

「そう、ですか……」

 クロノは心底残念そうな表情をする。

 彼が将来的に期待の持てそうな優秀で聡明な冒険者であれば、優しい慰めの言葉の一つでもかけてやっても良いが、この男の馬鹿さ加減を思えば、そんな台詞などエリナの口から出るはずも無かった。

「高ランクのモンスターの討伐をお望みなら、やはり冒険者ランクを上げていただくしか方法はありませんね」

 頼むから大人しくマトモな冒険者生活を送ってくれ、との思いを篭めてエリナは事務的な説明を口にする。

「分かりました、じゃあランク2に上がるために必要なクエストを教えてくれませんか?」

 とりあえず、変に我侭を言われなくて済んでよかったと、クロノの物分りのよさに安堵しつつ、エリナはちょっと残念なランク1冒険者を相手に自らの仕事を果たす。

「そうですね、クロノ様はランク1クエストをすでに幾つも達成していますので――」

 と言っても、薬草採取に始まり、村の自警団の手伝い、隣村に行く村人の護衛など100%モンスターとの戦闘が発生するわけではない比較的安全なクエストばかりである。

 中には村の柵の補修やら荷物運びなど、モンスターと絶対に遭遇しないただの雑用のようなクエストまである。

 無論、失敗などありえないのでクロノのクエスト成功率は100%だ、このクエスト内容なのでとても誇れることでは無いが。

 それでも実績は実績、こなしたクエストの数はそれなりにあるようで、後はランク1モンスターを討伐するようなクエストを幾つかこなせば、ランク2に昇格できるだろう。

 エリナはクロノがランクアップに必要なクエストを素早くリストアップし、1分もかからず提示する。

 クロノは「ありがとうございます」と礼を欠かさずそのリストを受け取りその場で目を通す。

 この中で一番楽なゴブリン5体の討伐を選択するだろうと予測したエリナだったが、

「じゃあコレ全部受注します」

 ふざけんな、と素で突っ込みそうになった自分をエルフ特有の高い精神力でどうにか自制するのに成功する。

 落ち着いて、冷静に、エルフはどんな時でも慌てない、と自分に言い聞かせながらエリナは優しく応対した。

「こちらのクエストは全て同時受注が可能ですが、あまりオススメできませんね」

 何故? と阿呆のように聞いてくるクロノに、事務的に回答する。

「期限がございますので、達成できなかった場合はその分だけ違約金又は別な冒険者への引継ぎ料が発生します。

 余計なリスクが無く、クエストに集中できるので、一つずつ順番に受注していただく方が良いですよ」

 そんな心優しいエリナの注意だったが、

「いえ、大丈夫です」

 一蹴されてしまった。

「そうですか、ではこちらのクエストを全て受注でよろしいですね?」

 はい、と堂々と答えるクロノを見つめながら、後で大量の違約金が発生して借金地獄に落ちろ、と呪いながらランク1モンスター討伐系の依頼を5つ、同時に受注する手続きを行う。

「あ、すみません、パーティで受注したいんですけど」

 だったら最初にそう言えよバカヤローと内心で躊躇無く罵りながら、笑顔で答える。

「大丈夫ですよ、クエスト終了後でも申請していただければ、パーティで達成したとみなすことが出来ますので。

 ですが、パーティの登録がまだでしたら先に済ませて置いた方が良いですよ、後々に面倒な手続きをせずに済みますので」

 それじゃあ明日にでも登録しにきます、とどうでも良い情報を耳にしながら、エリナはさっさとクエスト受注の処理を終える。

「――はい、それではクエストの成功をお祈りしています、頑張ってくださいね」

 と、受領書の束を渡しながら、心にも無いエールを営業用スマイルの仮面を被って送った。

「ありがとうございます」

 そうして、クロノは僅かな微笑みをみせて立ち去っていった。

 どうしようもないほどバカで身の程知らずな最低ランク冒険者であったが、その冷たい容貌に雪を溶かす春のような笑みと、引き締まった逞しい長身にスラリと長い両足で力強く歩み去っていくクロノの姿に、エリナは思わず、

「はぁ~やっぱ格好だけは良かったな、ホントに残念な男、40点」

 そう落胆の言葉を漏らしたのだった。


 ランク1だと受付嬢にも舐められます、都会って恐ろしいところですね。


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