表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒の魔王  作者: 菱影代理
第48章:パンドラ四帝大戦
1045/1045

第1038話 西方大帝

大陸歴1598年、緑風の月。

 ネロが聖王を名乗り、ネオ・アヴァロンとして十字教の支配下となっていた頃、新築の聖堂にて、グレゴリウスとルーデルが会していた。


「西方大帝……ですか?」

「ええ、パンドラ西部を征服した、ロンバルトの王はそう呼ばれているそうで」


 グレゴリウスは司教に対し、ルーデルは大司教。だが、そもそもルーデル少年をセントユリア修道会の長として担ぎ上げたのはグレゴリウスである。

 自分を傀儡とする男が、何の話かと良い予感がしないままやって来たルーデルであったが、切り出された話題はパンドラ大陸西部のことであった。


「すみません、私はまだ大陸全土の情勢には疎くて……西の方がどうなっているのか、全く分かりません」

「それはそうでしょう、なにせパンドラ大陸は広大ですから。今はアヴァロン周辺のことを覚えるだけで精一杯、ですよねぇー?」

「恥ずかしながら、その通りです……」


 自分が特に頭脳明晰でもなければ、優れた記憶力もないことを自覚しているルーデルは、素直に知識がないことを認める。

 それを責めるでもなく、むしろ教え甲斐のある生徒を見るような顔で、グレゴリウスは滔々とパンドラ大陸西部について講釈を垂れ始めた。


 西部が豊かな地であること。生きた古代遺跡の数も多く、遺物を利用して先進的な文化も発展していること。しかしテーヴェ大砂漠によって中央とは半ば隔絶されており、レムリア海でのみ繋がっているということ。

 等々、少し調べれば分かるような基本的な情報を、回りくどいお喋りで長々と時間をかけてから、ようやく本題に入った。


「――――この西部には、『西方教会』という名で十字教が続いておりまして」

「それでは、司教様はその西方教会と渡りをつけ、ロンバルトとも聖杯同盟を結ぶおつもりなのですね」

「もぉーう、どうして全部言ってしまうのですかぁ」

「えっ、あ、すみません……」


 ロンバルトと聖杯同盟を結ぶ、という結論を勿体ぶって話したかったらしいグレゴリウスに、ルーデルはとりあえず平謝り。

 だが今回の話の核心であることに変わりはない。


「そういうワケで、私はこれから西へと向かいます」

「地図で見る限り、かなりの距離がありますね。どこか、中継地になりそうな同盟国などは、得られるのでしょうか」

「うぅーん、それがなかなか難しいところでして。ヴェーダは独特の信仰がありますし、ルーンは言わずもがなの太陽信仰。まぁ、レムリア沿岸には点々と勢力が潜んでいるだけマシな方ですよ」


 パンドラ大陸に来たのは自分と同じく初めてのはずなのに、どうしてこの男は未知の大陸で十字教勢力の分布をここまで詳細に把握しているのか。

 それも彼が嘯く『予言』によるものなのか、率直に問いただしたところで、はぐらかされるのは目に見えている。


「聖杯同盟に加える大きな戦力としては、今ロンバルトが熱いのです」

「確かに、これほどの大国を引き込むことができれば、大陸征服は大きく進むでしょう」


 パンドラ西部もまた広大な面積を誇っている。その西部を全て治めたロンバルトを引き込めれば、それだけで十字教勢力は大陸の四分の一を占めたも同然である。

 何より、大陸の西端まで味方となれば、レムリア海の大半を制覇できる。ルーンさえ陥落させれば、レムリアの覇権は十字教のものだ。

 大陸中央部を大きく東西に切り裂くように広がるレムリア海を支配できれば、残る南北への侵攻にも大きな有利となるだろう。


「ただ、ロンバルトが遠いのもまた事実です。確かに、長い旅路となるでしょう」

「ですが、それだけの価値がある、と司教様は踏んでいるのですよね」

「ええ、ロンバルトは必ず聖杯同盟に参加しますよ――――」


 それが私の『予言』です、と言い残して、グレゴリウスは西へと旅だって行った。




 ◇◇◇


「『西方教会』か、アレは余が潰した! がぁーっはっはっは!!」


 西方大帝ザメクの発言に、流石のグレゴリウスも細い目を一瞬見開いて驚愕してしまった。

 とんとん拍子で謁見が叶ったことも驚きであったが、開口一番にとんでもない衝撃発言が飛んできたものだ。


「なんと……西方教会はすでに無い、と」

「連中、随分と長い間、隠れ潜んでいたようだなぁ? 小規模ながら、色々な古代遺跡も隠し持っておったぞ――――だが、余は幼少のみぎりより隠れ鬼が得意でのう」


 西方教会は隠れた信仰も、古代の遺産も、陰謀と共に全てをザメクによって暴き出されてしまったようだ。

 とんでもない大失態、古の信仰を今になって途切れさせるとは……と、彼らを責めるのは簡単なこと。

 恐らく、西方教会に大きな落ち度は無かった。とんでもない無能がトップになったり、ありえない裏切者が現れたり、という隠れ信仰がひっくり返るような問題は一切起きなかったはずなのだ。


 だがしかし、この男は見抜いた。西方大帝ザメクは、自身の治める国で蠢く、白き十字の影を。

 そしてこの事は、グレゴリウスの『予言』には無かった。

 故にこそ驚愕の感情を覚えたが――――『予言』が外れたことは、これが初めてではない。

 極稀にだが、現れるのだ。『予言』を超える者が。


 グレゴリウスは、改めてザメクの姿を見る。

 大帝を名乗るに相応しい、大柄な偉丈夫。獅子のような男だ。

 鬣のように長く波打つアッシュグレーの髪と髭、縦長の瞳孔をした猛獣の瞳が青々と輝いている。

 その姿は人間とも獣人とも言い難い、十字教からすれば魔族の一言で示されるが、パンドラにおいては混血と呼ばれる姿だ。長い間に様々な種族が交わったことで、複数の特徴が現れる。

 ザメクの瞳は獣人であり、耳は細長いエルフであり、肉体はオーガの逞しい筋肉に、リザードマンの鱗も一部に形成されている。そして頭には悪魔族から受け継いだ二本の角が生えていた。


 こういった混血の姿は、西部においては一般的である。現時点で人口の大半は混血であり、純粋な人間や獣人といった特徴を持つ方が少数派となっていた。

 その原因は古代にテーヴェ大砂漠が形成されたことで、陸路が制限され西部が閉鎖的な地形となったこと、という説が有力視されている。もっとも、混血化が進んだ今更になって、純血など気にされることはなくなっている。


 故に、ザメクの姿は西部において特別なものではないということ。

 つまり『予言』を超える特異性は全て、彼自身の強い意志と優れた才によるものだ。


「おおお、なんと痛ましいことか……よもや西方教会の教えが、ザメク陛下に届かぬばかりか、怒りをかって潰えてしまうとはぁ……」


 なんたる悲劇! と涙を溢れさせて大泣きに泣き始めたグレゴリウスの胸中は、すでに常の平静を取り戻していた。

 そしてザメクには、道化の演技に過ぎないということも見抜かれている。

 重要なのはここからだ。


「それで、お前も余に白き神の偉大さとやらを説きに来た口かぁ?」

「いえ、いえ、とぉんでもない――――西方教会は過ちを犯したのでしょう。ザメク陛下を加護ナシと知り、教義を語れば容易く信仰を得られると、不敬にも侮ったのかと」


 西方教会の唯一にして致命的な失敗は、ザメクを侮ったこと。

 ザメクは黒き神々のいずれからも加護を授かっていない。それは特に秘密にされることなく、西部では公に知られている事実である。

 加護を持たず、強いパンドラ神殿への信仰も見られないザメクならば、十字教に引き込むことができるのではないか、そう目論むのは当然だった。


 これまでの西部は良くも悪くも複数の国が成立し、ある程度の均衡を保っていた。しかし、それをあっという間に崩して西部統一をザメクは成し遂げる。

 この地でやっていくならば、ザメクに睨まれればお終いだ。だが逆に上手く取り入ることが出来れば、統一されパンドラ有数の大国と化したロンバルトでこれまでとは比べ物にならない躍進を遂げられる。

 これまで以上に勢力を縮めて隠れ潜むか、それともザメクに取り入り勢力拡大を目指すか。選択を迫られた西方教会は、今こそ十字教の教えを広める時、と決意を固め――――そして失敗したのだ。

 全ては、西方大帝ザメクを敵に回してしまったが故に。


「まぁ、遠路はるばるやって来たのだ。説法でも何でも、とくと語って聞かせてみるがよい」

「恐れながら西方大帝ザメク陛下へお尋ね申します――――魔王クロノ、という男をご存じでしょうか」

「ほう、どこぞでまた魔王を名乗る者が現れたか」


 この時、ザメクが魔王クロノの名を知らぬのも無理はない。

 クロノがパンデモニウムで魔王宣言をした日を同じくして、聖杯同盟が結成されている。グレゴリウスは同盟結成の直後にはネオ・アヴァロンから西へ向けて旅立った。

 ロンバルトの密偵などが大陸中部で情報収集していたとしても、クロノの魔王宣言の話を耳に入れるのは、もう少し先の話となる。そして情報が精査され、ザメクの元に届くまでには更なる時間を要する。

 今この時、グレゴリウスこそがザメクに新たな魔王の話を聞かせられる、唯一の人物であった。


「それでは、語らせていただきましょう。魔王の加護を授かりし異邦人、黒乃真央の物語を――――」


 さながら吟遊詩人が如く、グレゴリウスは高らかにクロノの英雄譚を語る。

 最初は小さな田舎町、アルザスでの戦いから。迫り来る十字軍の軍勢を前に、民を逃がすため一歩も退かずに戦い抜き、されど使徒の暴虐を前に惨敗を喫した。

 しかし古の魔王ミアは、この男に加護を授けた。歴史上、誰も手にすることが出来なかった、伝説の加護を。

 そしてクロノは魔王の加護と使徒への復讐を胸に秘め、ガラハド戦争の大舞台にて、ついに宿敵、第七使徒を打ち破る。

 それから諸国を漫遊し、辿り着いた南の果てにて、己の国を手に入れる。

 そして今、最果ての欲望都市から、大陸中部に侵攻を果たした十字教勢力を駆逐するべく、動き始めている――――


「――――ふぅむ、随分と魔王を恐れておるのだな、お前らは」

「無論でございます。このパンドラの地を、我らが白き神を差し置いて征服するは、魔王を置いて他にはおりません」

「くっくっく、面を上げよ。目の前にいるのを、誰と心得る」

「西方大帝ザメク。すなわち、西の王にございます」


 玉座の間に、静寂という名の殺意が満ちた。

 ザメクなど所詮は一地方を治めるだけの王であり、パンドラ統一に相応しいのは魔王を名乗るクロノである、と宣言しているに等しい。途轍もない不敬であり、侮辱である。

 玉座の上から見下ろす王の絶対的な視線を、不遜にも飄々とした狐面が受け止める。次の瞬間には、近衛騎士によって斬り伏せられているかもしれない緊迫感にあっても、グレゴリウスは冷や汗一つ流しはしなかった。


「道化よ、お前が何と申し開いてこの場を切り抜けるか、余は興味があるぞ」


 王への不敬を一言で覆してみせよ。

 そう言ったのはザメクにとっては余興のようなものに過ぎない。だが同時に、これだけの大口を叩くに足る、何か切り札を持っているかもしれないとも思っている。

 果たして、グレゴリウスが選んだ言葉は、


「天空戦艦を飛ばせてみせましょう」


 その一言で、ザメクの視線から余興を楽しむ色が完全に消えた。

 何故、知っている。そう問いただす言葉が喉元まで出かかってしまうほど。そんなあからさまな態度を表には全く出さずにはいるものの、グレゴリウスにとっては、自分の首がまだ繋がっているというだけで、ザメクの関心を引けたと確信するには十分だった。


「すでに魔王クロノのエルロード帝国は、天空戦艦の飛行に成功し、すでに実戦にも投入しております」

「なるほどな、天空戦艦ほどの強力な古代兵器を手にしているとは。お前らが恐れるのも無理はないであろう」


 本物の古代兵器の力は、ザメクにとっては語るべくもない。

 何故ならば、西部統一を成し遂げるロンバルトの軍事力を支える柱の一つに、多くの古代兵器があるからだ。

 ゴーレムの兵士や、馬車に代わる乗り物など。ダンジョンから発掘された様々な古代の遺物をロンバルト軍は積極的に活用している。

 その中で最も強力な古代兵器が天空戦艦なのだが……起動にこそ成功したが、いまだ空を飛ばすには至らず、巨大な要塞としての活用しかできていない。

 現在のロンバルト軍にとって、天空戦艦の飛行は最も力を入れている研究であった。


「私の見立てによれば、魔王はおよそ一年で南の果てから、アヴァロンへ至るまでの地域を征服するでしょう」

「大陸の半分を一年、か……」


 大言壮語の夢物語。敵を殊更に強大だと煽るにしても限度がある。

 だがしかし、すでに天空戦艦を飛ばすほど古代兵器の実用化に成功しているならば、あながち嘘とも言い切れない。

 他でもないこの自分が、短期間で西部統一を果たしているのだから。

 もしも魔王クロノが、古代兵器に頼るのみならず、優秀にして強力な配下も大勢従えているならば、破竹の勢いで勢力拡大をしてゆく可能性は十分にある。


「陛下の擁する優秀な魔術師達がいれば、いずれ天空戦艦を空に飛ばせることも叶いましょう。ですが、あと一年でそこまで至るのは、難しいのではありませんかぁ?」

「お前にはソレが出来る申すか」

「私はしがない司祭に過ぎません。遠大なる魔導の知識を治めた、古代魔術師エンシェントウィザードなどではありませんので――――ただ、神より授かった知識を、そのままお伝えすることしかできませんよ」


 古代魔法は、遥か古の時代において確立されていた魔法体系である。その正しい扱い方を知っていれば、理解は大きく進む。

 しかし、とっくに使用法など途絶えているからこそ古代魔法であり、そこに秘められた効果を発現させるためには、術式の解読を必要とする。現代魔法よりも、遥かに進んだ複雑怪奇な術式を。

 だが、グレゴリウスの信じる神が、本当に古代の魔法知識をそのまま伝えていたならば……


「ふぅむ」


 大きく息を吐きながら、ザメクは灰色のドワーフが如き立派な髭を撫でながら、勘案する。

 幾許かの間を置いて、王の決断は下された。


「グレゴリウスよ、お前に西方教会の跡地にあった遺跡を与える。まずは、それを動かしてみせよ」

「おお、こんな私めに機会を与えてくださるとは、何と寛大なご処置! 必ずや、ご満足いただける成果をご覧にいれましょう」

「三ヶ月の期間と予算もくてれやる。どうだ」

「格別のご配慮、痛み入ります」


 かくして、ザメクはグレゴリウスという男を試すことにした。この男が本当に、ロンバルト軍に大きな躍進をもたらす古代の知識を持つかどうか。

 それを試すのに、同族もとい同じ信仰を持つ西方教会が秘蔵していた古代遺跡を復旧させるのは、ちょうど良い仕事であった。


 西方教会が隠し持っていた遺跡は幾つかあるか、中でも中心的な役割の聖堂の地下に広がっていた古代遺跡は、よほど隠したいモノがあったのだろう。意図的に破壊と、入念な隠蔽工作が行われており、そのまま中枢のモノリスにアクセスするだけでは、何のデータも得られず、遺跡の機能もロクに使えぬようにされていた。


「こちらが仕事を頼んだ以上、お前の願いも聞いてやろう。さて、グレゴリウスよ、この西方大帝ザメクに、何を望んで来た」

「私の望みはただ一つ。魔王クロノの打倒にございます」

「我がロンバルトに、その聖杯同盟とやらに加われと」

「そうなれば一番良かったのですが……陛下ほどのお方が、我々のような者と共に轡を並べるのを良しとはせぬでしょう」

「お前らが余の下につくことも、働き次第で考えてやろう」

「ありがとうございます。私がスパーダへ戻った暁には、必ずや総司令官アルス卿に進言いたします」


 西方教会が潰えた今、ロンバルトを十字教勢力となることはない。そして十字教ではない国を、十字軍が認めることも無い。ロンバルトもまた、いずれ滅ぼす邪悪な魔族の国に過ぎない、と見做される。

 友好はありえず、敵対は決して避けられないだろう。だが、衝突するのは今ではない。


「お前の話が真であれば、十字軍よりも先に、余の前には魔王クロノが立ちはだかるであろう――――そして魔王との戦で疲弊したところを狙うという腹積もりだな?」

「ロンバルトに十字の教えを説けないことは至極残念ですが……ザメク陛下は大帝であり、魔王を名乗っておりません。我々は魔王の支配を防ぎたいのであって、パンドラ大帝となった陛下の治世を否定いたしません」

「ほう、何故そこまで魔王の名にこだわる。誰か一人が大陸の頂点に立つことに、変わりはないであろう」

「魔王を名乗る意味。そして、名乗らぬ意味。それは陛下が一番よく知っておいでかと」


 したり顔でそう言ってのけるグレゴリウスに、ふん、と一つ鼻を鳴らしてザメクは玉座を立った。


「その通り。余は魔王の加護などいらぬ。神の許しなど必要ない。欲しいモノは、全て己の力で手に入れるのだ!!」

 2025年8月8日


 地図を作るのは難しいと言ったな・・・アレは嘘だ。

 というワケで、無課金丸出しの拙い地図ですが、パンドラ大陸図ができました。地図ご希望されていた方も、別にそうでもなかった方も、どうぞご査収ください。

挿絵(By みてみん) 


 あくまで凡その地理関係が把握できる程度のモノだと思ってください。 書籍版6巻にあるダイダロス~アヴァロン、スパーダ、辺りの地図イラストと地形が多少異なる点については、私の力量不足です。申し訳ございません。


 以下、補足説明。

 本当はもう少し南北に長いです。

 ルーンの位置も、セレーネの真下くらいのイメージなのですが、サイズと文字表記の関係上こうなっております。

 アイコンだけ置いて、名前を入れるスペースの無かったダンジョンなどもあります。プリムヴェールの地下神殿の隣(ミケーネの遺跡街)やイスキア丘陵の上(復活の地下墳墓)など。

 地図上では明らかに好立地なのに、何もないのは何故? というのは、実際にはちゃんと街があったりするか、モンスターが多くダンジョン指定されているか、といった感じで補完していただきたいです。

 もしこの地図で致命的な矛盾などあれば、感想欄などでご指摘いただければ、修正したいと思います。


 それでは、これからも『黒の魔王』をよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
大陸の形は概ね想像通りでしたが、ファーレンだけ予想とは異なりました。スパーダからファーレンの東にかけてガラハド山脈が縦断してダイダロスとの間の絶壁になっていて、侵入を拒んでいるのかと。 ダイダロスがア…
ダイダロスとファーレンは半島国家だったのか…スパーダをかなり包囲できてるけど、ここからオルテンシア、ロンバルトを考えるとアヴァロンがオルテンシアとスパーダの十字軍に半包囲されるかたちになるな…… ロ…
昔白人は新大陸を侵略する際、Aグループの原住民に武器を与え、Bグループを襲わせて捕虜を奴隷として買い取っていたそうですね。気づいたら白人に対抗できるだけの原住民はいなくなっていたわけで。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ