第1037話 流離の歌姫
大陸歴1598年。まだ年が明けたばかりの頃。
パンドラ大陸南部、広大なアトラス大砂漠の西に位置するのは、飛竜の国ベルドリア。
砂漠への玄関口となる首都こそ立派なものだが、それ以外の町村には特に目立ったところはない。ベルドリア自慢の飛竜、ベルドワイバーンに跨った竜騎士とて、その姿を見られるのは首都と産地である飛竜谷の周辺くらいのもの。
そんな、どこにでもあるような交易路沿いの宿場町は今、お祭り騒ぎの熱気に包まれていた。
「アンコール!」
「アンコール! アンコールッ!!」
町の中心広場に響く熱いアンコール。
住民はもとより、たまたまこの日に居合わせただけの宿泊客まで総出で集まったような人数が発する叫びは、強い圧となって広場を震わせる。
常人なら足が竦みそうなほどのプレッシャーを感じるが――――彼女にとっては、たかが地方の小さな箱に過ぎない。
降り注ぐ歓声の嵐の中でも、揺ぎ無く舞台の真ん中に立つ姿は、正に天性のアイドル。
欲望都市カーラマーラで不動のナンバーワンを貫いた歌姫エミリアが、そこにいた。
「それじゃあ最後に、もう一曲だけね――――」
そうして、彼女は今日も興行を大盛況に終わらせた。
宿場町のちょっとお高い宿の一室にて、仕事終わりのエミリアは化粧も落としたスッピンでくつろいでいる。
そんな彼女の元にやって来たのは、一座の座長。元は自分も踊り子をしていた、中年の女座長である。
「お疲れ様、エミリア」
「お疲れ様でーす」
キラキラ輝く満点の夜空が如きアイドルスマイルはすっかり鳴りを潜めた、腑抜けた表情でエミリアは挨拶を返す。
舐めているワケではない。雇い主ではあるが、彼女は非常に話の分かる座長であり、それだけ気安い関係を許しているだけのこと。
だからこそ、座長はこうしてエミリアに話をしに来た。
「ねぇ、エミリアちゃん。やっぱり貴女、こんな小さな一座にいるような子じゃないわ」
「そんなことないですよ。ここは規模こそ小さいですけど、しっかりクオリティの高いパフォーマンス出来てますから。それに最近は、踊り子さん達も凄い上達してきてますし」
「それもエミリアちゃんの指導あってのことでしょ」
「そんな大したものじゃないですって。私、コーチは専門じゃないし。上手くなるのは才能とヤル気次第、全て自分の力です」
あっけらかんと語るエミリアの姿は、少女というよりもプロとしての風格が漂っていた。
「敵わないわね。そういう貴女だから、嫉妬する気も起きないのでしょう」
エミリアが一座に加わったのは、つい最近。
カーラマーラの遺産相続争いに決着がついた年の終わり。全く予想外の人物がザナドゥの遺産を手にしたことで、これまでの勢力全てがひっくり変える大混乱を予測し、出航する砂漠船にはカーラマーラから逃げ出そうと多くの人々が殺到した。
無論、船の乗員数には限りがあり、慌てて来ても乗り込めない者の方が多い。
一座は元々、このタイミングでカーラマーラから出発する予定だったので、席の確保が出来ていた。そしてエミリアは、兄の手配によって自分の席を手に入れた。
その後のカーラマーラはとんでもない混乱に陥ったと風の噂で聞いているが、一度、砂の海へと出た砂漠船には関係がない。
退屈な船旅の最中にたまたま座長と知り合ったことで、エミリアは踊り子として採用されることになった――――だが、船上で行われた最初の催しで、エミリアはその圧倒的な歌唱力とアイドル性を発揮した。
カーラマーラの出身では無かった座長は、トップアイドル・エミリアの顔と名前こそ知っていたが、目の前にいるのが本物だと最初は思っていなかった。
しかし甲板に拵えた小さな舞台の上でも、煌びやかな大ホールにいると錯覚させるような存在感の彼女を前に、確信する。彼女こそ本物なのだと。
しかしエミリア本人がそのことを公言しないため、あえて言及は避けてきた。
座長も一座の団員も、あくまでエミリアを物凄い実力の新人として迎え、その力を存分に活かしたエースとして歌ってもらうことにした。
その結果が、連日の大盛況ぶり。噂が駆け抜けるのは一座が進むよりも早く、ベルドリア横断の半ばまで来た頃には、町や村の入口で期待に満ち溢れた歓待をされるほどだった。
そこそこ長くアトラス大砂漠周辺で活動してきた一座だが、こんな扱いは始めてだ。そして、この話題性とパフォーマンスが全てエミリア一人の魅力と実力によるものであることは、言うまでもない。
ここまで圧倒的なスター性を見せつけられれば、踊り子達も大人しくエミリアのバックダンサーに専念するというものだった。
「エミリアちゃんは、本当にこのままでいいの?」
「……私がここにいると、迷惑ですか?」
「とんでもない、貴女はもう一座の仲間よ。それは皆も認めている……でも、カーラマーラで頂点をとった貴女なら分かるでしょう。自分がこんな小さなところに、いつまでも収まっているような器じゃないと」
座長とて、エミリアほどのスーパースターがいてくれるのならば大歓迎だ。大金を積まれても決して手放さないだろう。
だがしかし、自分達と彼女は、ちょっとした縁がキッカケとなって、一座に加わっただけ。ほんの一時、エミリアの気まぐれで在籍してくれているだけのような状況。
「ただカーラマーラに帰れなくなった、というワケではないのでしょう。エミリアちゃん自身が、帰りたくないと思っているし、それでいて全て諦めたって風にも見えない。何か、成し遂げたい大事なことが、あるんじゃないの?」
「それは……自分でも、よく分からなくて……」
流石の年の功、あるいは長年多くの人々と触れ合ってきた一座の長の経験と言うべきか。彼女から見れば、エミリアが悩める若人であることは明らかだ。
事実エミリアも、自分でも分からなくなっている本心に触れるような座長の言葉に、大きく気持ちが揺らぐ。
俯くエミリアの胸の内に、一人の男の顔が浮かび上がる。
「確かに、遺産相続争いで兄さんが負けたから……私はもうカーラマーラには戻れないのは、本当のこと」
エミリアが砂漠船に乗り込めたのは、万が一、自分が敗北した時に備えて、兄ゼノンガルトが最後の逃走手段として用意していたからだ。
ゼノンガルトは魔王を目指す覇道を進むに、己の命をかけている。だが妹はその限りではない。故に、愛する妹だけは、どんな状況になろうとも無事に生き延びることができる備えはしてあった。
状況だけ見れば、エミリアが兄の手配に従ってカーラマーラを脱したのは、実に妥当な行動と言える。
「でもね、私自身が戻りたくないっていうのも……本当なの」
「何があったのか、聞いてもいいかしら」
「私、負けたの」
戦いは勿論、ビジネスやギャンブルの話でもない。
エミリアが昇る勝負の舞台は、アイドルを置いて他には無いのだから。
「全然、敵わなかった。多分、あの子は神様に愛されていて、すっごい加護の力を持っているんだと思う……でも、そんなの言い訳にはならない」
あの日、エミリアは初めて自分の歌から客が離れていく姿を見た。
一人残らず客が出て行き、空っぽになった舞台の虚しさは、とても現実のものとは思えないほどの恐ろしさ。
卑怯だのズルいだの、ケチのつけようは幾らでもある。相手は人心を惑わせる力を使っていたことに違いは無い。
けれど、エミリアは信じていた。自分の歌には人を惹きつける力があると。だからそんな相手にも負けない、負けるわけにはいかない。
そんな自負もプライドも、真正面から木端微塵に砕かれた。
それでも、彼が現れた。
一人も残らぬ舞台に、ただ一人駆け付けてくれた彼が。
「そう、私は負けたの。大切な人まで奪われて……アイドルとしても、女としても、負けた……だからもう、カーラマーラには帰れない」
たとえアイドルとして一番じゃなくても、もう誰も自分の歌を聞いてくれなくても。
それでも彼がいれば――――その思いさえ、あの女は易々と打ち砕いた。
とんだ道化だ。彼は最初から、私のことなんて思っていなかった。
「おかえりなさい、私のクロノ。『愛の女王』————」
彼が偽りの名前を捨てて、あの女の元に戻るシーンが脳裏に過る。
絶望のフラッシュバックは、再びエミリアの心を叩きのめす。
「あんなの嘘だって、そう信じたいのに……でも、無理だよ、私……うっ、うううぅ……」
「もういい、もういいのよ、エミリアちゃん。それ以上は、何も言わなくていいの」
言葉にならず、ただ嗚咽を漏らして涙するエミリアを、よほど辛い事があったのだと察した座長は、優しく抱きしめた。
典型的な心に傷を負った者の反応だと、経験豊富な彼女は理解している。
そしてそれを、無理に聞き出したところで、良いことなど一つも無い。
「分かったわ、エミリアちゃん。それなら、もっと遠くへ行きましょうか」
「遠く……って、どれくらい」
「西の大国ロンバルト。一度は行ってみたい憧れに過ぎない遠い場所だったけど……エミリアちゃんが一緒なら、西の果てまで行けるわよ」
◇◇◇
パンドラ大陸西部は、豊かな大地が広がっており、古来より大国が発展する先進的な地域である。古代においては、魔王ミアのエルロード帝国と大陸を二分する大王国が存在し、覇を競い合った。
その大国同士の熾烈な戦争の名残が、大陸中西部に広がるテーヴェ大砂漠。
ヴェーダ法国からさらに西へ進むと、大地竜渓谷という険しい岩山と断層が幾重にも連なる地域があり、そこを抜けると広大なテーヴェの砂漠に行き当たる。
かつてはここも豊かな平野部であったが、戦略級の古代兵器が使用されたことで、不毛の大地と化した……と、伝わっている。その兵器は、全てを無に帰す禁断の大魔法であるとか、大地を飲み込む巨竜を召喚したとか、あるいは理に反した邪神の力による、などと様々な説があり正体は判然としない。
ただ今ある現実として、巨大な砂漠は陸路に向かず、大陸西方との繋がりはレムリア海を通した海路にほとんど限定されている、ということだけだ。
エミリア属する一座は、ベルドリアから北上、ラグナ公国を通り、ヴェーダ法国の大河から、レムリア海まで川船で下り、海岸沿いの都市国家へと入った。
それからレムリア海を船でひたすら西へと進む。すでに随分と故郷から遠く離れたが、エミリアの歌はどんな場所でも人々を魅了した。
評判はすぐに名声となり、大陸西部を治めるロンバルトの港へ辿り着く頃には、特別待遇で豪華客船に乗っているような状態であった。
そうして順風満帆な旅路を終えて、ついに一座はロンバルトへと降り立つ。
「物凄い活気ね……カーラマーラを思い出すわ」
ロンバルト最大の港町ビフレスト。
大勢の人々が行き交う巨大な港を眺めて、エミリアはついそんな感想を漏らす。
ここまでパンドラ大陸の南半分を縦断し、次はレムリア海を横断してきた。幾つもの国々を巡ってきたエミリアだが、それでも最果ての欲望都市カーラマーラほど人で溢れている場所は無かった。
カーラマーラは広大な砂漠のど真ん中に浮かぶ迷宮都市のため、人口に応じて拡張するのが難しい。それでもダンジョン攻略が盛んな限り人口増加は右肩上がり。パンドラでもトップクラスの人口密度を誇る都市であり、そこに住まう大勢の人々を沸かせてきたのがエミリアである。
ライブに熱狂するカーラマーラほどの大観衆など、他では早々集められないのだが、このビフレストには、それに匹敵するほどの人口がひしめいているように感じられた。
このビフレストはロンバルトがレムリア海洋交易に臨む玄関口であるため、巨大な港湾都市となっている。これほどの規模の港町は、レムリア沿岸の都市国家にも無く、ここに匹敵するのはルーン首都サンクレインくらいであろう。
それに街並みも、白塗りの壁に鮮やかなオレンジ色の屋根と、統一された造りとなっており、非常に美しい景観となっている。
長い船旅に揺られた先で、初めてこの地を訪れた者は、皆この見事な景色に感嘆の吐息を漏らすだろう――――と、船で一緒になったロンバルト人が言うのも、あながち誇張ではないと思えた。
「西の果てまで、やって来た甲斐があったわね」
「そうですね、座長。ロンバルトがここまで発展しているなんて、思いませんでした。見てくださいよアレ、普通にヴィジョンがありますよ」
驚くべきは、都市の規模と人口だけでなく、古代遺跡由来の産物も普及していることだ。
真っ先に目についたのは、リアルタイムで映像を映し出す古代の映像通信機ヴィジョンである。
カーラマーラと同じく、表通りや街角に大画面が掲げられ、娯楽番組とコマーシャルがセットで垂れ流されている。この国に来たばかりのエミリアでは全く理解できないローカルネタで笑いを誘う芸人や、全く流行の違うサウンドを発する歌手など、一見するだけで様々な番組が放送されていた。
映像を映し出し大音量を発するヴィジョンは、雑然としたカーラマーラの雰囲気にこそ合っていると思っていたが、この港町にも当たり前のモノとして溶け込んでいるように思える。ここ数年ではなく、すでに相応の期間に渡って利用されたからこそであろう。
そしてヴィジョンの他にも、古代遺跡の恩恵は見受けられる。
綺麗な石畳で舗装された道は街の隅々まで伸びており、馬車や竜車のみならず、ゴーレム駆動の大型貨車も見受けられる。大きな貨車を力強く引いていくゴーレムは、どれもよく似た四脚型であり、統一された規格で作られていると分かった。
野生のゴーレムならば、それぞれ過ごした環境、取り込んだ鉱石や金属、機械パーツの違いによって大きな差異、すなわち個性が出て来るもの。統一規格は、古代の生産設備でそのまま量産された証と言える。
少なくとも、現代魔法ではいまだ自律稼働するゴーレムを大量生産できるほどの技術は無い。
ざっと見た限りでも、他の国々では見られない先進的な設備や産物が目につく。それだけ魔法技術が発達し、人口も多ければ、娯楽文化もまた発展するものだ。
女座長がロンバルトを憧れの地と語ったのは、海を通って西部の先進的な文化や芸術なども流れて来るからである。舞台、音楽、絵画、小説、様々なジャンルにおいて歴史的な名作、傑作と呼ばれる作品は西部の国で描かれたものが非常に多い。
それは古くからの名作だけでなく、ここ最近でも流行した斬新な西部発の新作は、今なおロンバルトがパンドラで最先端の芸術文化の地であることを示している。
ちなみに、近年パンドラ中の少年紳士諸君の間で流行っている小説に、ルーンの覆面作家モンドクリスタル伯による『プリムの誘惑』シリーズがあるが、ロンバルトからはそれに対抗する新タイトル『とある淫魔の誘惑試練』がリリースされ、どちらがよりエロ、もとい、男のロマンを感じるか、と東西淫魔論争が勃発し、その界隈で大きな盛り上がりを見せている――――という一例のことまでは、エミリアには全く与り知らぬことであった。
「流石はカーラマーラ育ち。古代の遺物には詳しいわね」
「ほとんど兄さんの受け売りですけど……これなら、ここの劇場もかなり設備が整ってそうで、期待できますよ」
そうして一座は、すでに船上で契約した舞台へと真っ直ぐに向かう。
その先にあるのは、この街で一番大きな劇場、『白帆大劇場』だ。
実に港町らしい名前の劇場は海岸に面した立地で、雄大なレムリア海の背景が透けて見える大きな舞台を持つ。本日は晴天であり、海を朱に染める夕暮れ時にエミリアが歌えるよう、スケジュールが組まれていた。
上がる舞台も役どころも最上級。一座にとってこれまでで一番の大仕事である。
そう気合を入れる一座の仲間と共に、エミリアはいつも通りに、ただ己の全力を尽くして歌う――――
「――――ありがとうございました」
万雷の拍手を受けながら、真っ赤な夕日を背景にしたエミリアは静々としたお辞儀で締めた。
一座にとっての大舞台も、エミリアにはこの規模の講演さえも慣れたもの。気負いも緊張もなく、完璧なパフォーマンスをやり切ったエミリアは、当然の結果として大観衆からの賞賛を浴びていた。
「欲しい!」
いつも通りの大成功で終わるはずだった舞台はしかし、広大なホールに大きく響き渡るその叫びによって遮られる。
笑顔は崩さぬまま、エミリアは声の出所に視線を向ける。観客席の中央付近。大柄な男が、周囲を圧倒する声量で叫んでいるのを確認。
しかしエミリアとて百戦錬磨のトップアイドル。過激なファンが暴走というトラブルなんかも日常茶飯事である。
これほどの大舞台であっても、このテの輩は現れるものだ、と内心溜息を吐いてしまう。
「なんと素晴らしい歌声。欲しい、欲しいぞ、エミリア!」
本来ならば、警備員なりが興奮で暴走する客を取り押さえて退場させる流れだ。街を代表する大劇場なだけあって、そうした警備体制も万全……のはずだが、どうにも様子がおかしい。
すっ飛んでくるはずの警備員はその場から動かず、周囲の観客は迷惑客に怪訝な視線を向けることも無い。
そして、誰かが最初に跪いた。
すると、その動きが連鎖するように、次々と叫ぶ男に向かって人々が平伏してゆく。
「お前が欲しい! エミリアよ、我がロンバルトの歌姫となれ!!」
「……あの、もしかして」
まさか、と思いつつも、誰もがひれ伏した大ホールの中でエミリアはマイクで問うた。
待ってましたとばかりに、男は堂々と腕を組み答えた。
「がぁーっはっはっは! 西方大帝ザメク・ヴィ・ロンバルトとは、余のことよ!!」
2025年8月1日
まずは、ロンバルトがポっと出の大国になってしまったことを、まずはお詫び致します。
元々、ロンバルトという西の大国があり、パンドラの覇を競う一角となる、という設定はかなり初期の頃から存在していました。どれくらい初期かというと、グリードゴア登場時点で、元々の生息地である大地竜渓谷の存在が語られていた頃には、ここのさらに西にテーヴェ大砂漠があり、その先にロンバルトがある・・・という地理関係は決まっていました。
ただ、当時はまだ全く絡みが無い、というかエルロード帝国がある程度大きくなってから相手をすることになる国なので、ずーっと伏せ続けた結果、今に至るという。
オルテンシアは曲がりなりにも、国名と北の果てにある大国、という設定こそ出せていましたが、ロンバルトは全く匂わせることもさせてこなかったことを、いざ登場させる今になって後悔しております。
というワケで、久しぶりに登場した歌姫エミリアのその後を描くと同時に、ロンバルトに対する説明回となりました。
そしてこれで、おおよそパンドラ大陸の全体が明らかになりました。
北はオルテンシア、南はパンデモニウム、東はファーレン、そして西はロンバルト。それぞれ大陸の東西南北で一番端に領土を持つ国(都市)になります。
かねてより、パンドラ大陸の地図を・・・とのお声があるのですが、用意できずに申し訳ありません。ようやく西のロンバルトまで出揃ったところで、何か簡単なものでもいいので用意できればいいなと思うのですが・・・地図まで手を出すのは、なかなか難しいですね。
それでは、次回もお楽しみに!