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Guardian's2  作者: Radical
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No.3-金欠状態を乗り越えろ!-

「こいつは酷い………」


なんだこの銃は。

ベーゼで演習用のモンスターと戦ってたらよ、

今まで苦戦していたモンスターを数発で消しちまった。

禍々しいほどの威力です。


「さて、切り上げるかな。もうそろ飯食わなきゃ死ぬべ。」


今日の飯は何にしようか。

ベーゼでうってる適当な飯でもいいが、外食したい気分だ。

え?お前金無いだろって?

そう言えばそうだな。うん。

じゃあ、今日はベーゼの飯で我慢するかな。


……モグモグ

………クチャクチャ

……ガリガリ


まずいなぁ相変わらず。

本当に安く、しかも大量生産品のオンパレード。

一〇〇メローニで食べられるのはうれしいが。


うーん。

やっぱり物足りない。

ちょっと散歩がてら、コンビニ(的なもの)にでも行くか。


………寒い。

ベーゼから出た瞬間そう思った。


「なんか着てくればよかったな……まだ秋が始まったばっかりなのによ。」


哀愁漂う夜風を浴びつつ、我らがコンビニ『ガーディアンネット』に到着。


とりあえず何買うか。

サンドイッチ喰いたくなってきた。

でもまて、焼きそばパンも捨てがたい。

いやいやいや、お総菜に手を出すのもアリじゃないか?

そんなことはない。ここはメロンパンとかデニッシュとかで糖分を補給するべきでは?

ならばプリンやら洋菓子にすればいいだろう?

お前ら、スナック菓子という選択肢はないのか?


迷った末、全部買うことにした。

あー、金が無いよおおおお!

よしわかった。明日は任務に出よう。そうしよう。

金を集めよう。そうしよう。


ガーディアンネットを透明な自動ドアをくぐると、向こうの方が騒がしいことに気付いた。

どうやら天使間の争いみたいだ。

………触らぬ神に祟りなし。

気にしないで行こう。

もしここで選択肢を間違えてもどうとでもなるさ。

セーブはできないけど。


気にせずベーゼに帰ってきて

部屋にて菓子やらを貪る。

うめぇ。

やっぱ一〇〇メローニの飯じゃ駄目だな。


そんなことを思っていると窓の向こうでドンッ!という爆音が響いた。

ガーディアンネットの方だ。

どうやらさっきの奴らがまだやってるみたい。

あー………明日調査だな………

ダルいよ………

抜け出そうかな。


さて、食ったし。

風呂入って寝よう。

んで明日サボるんだ。

うほ。

俺も金欠。

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