表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Guardian's2  作者: Radical
11/48

No.10-そうだ、コンビニ行こう-

「しまった…………寝すぎた!!」


起きた時には時すでに遅し。

夜の九時を回っていた。

この時間帯になると食堂の飯が無くなる。


あぁ………!なんで俺こんなに寝てるんだよ!


というわけでガーディアンネット。

もちろん紅葉も一緒だ。


「………純哉って馬鹿ね。なんであんなに寝てるんだか。」


「すまん………」


謝りつつ店内に。

何買おうか………

む?も、もうあんな衝動買いはしないぞ!

という事で安価なお弁当を購入。


「さて、行こう……っ!?」


店を出ようとした時立ち尽くしてしまった。


かなり大きな魔力。前方の暗闇から一人の少年が姿を現した。


灰と黒のチェックのカーディガン、

紫と黒のパンツ。

サロン系、とでも言うのだろうか。

落ち着いたイメージの服装に身を包んでいた。

髪の色は黒で、一部毛先のが白くなっている。

眼は蒼と紅のオッドアイ。


「どけよ………」


「あぁ、すいません………」


通り過ぎようとした瞬間、少年に呼び止められた。


「あァ……?ソイツ………オイ!貴様ァ!その女………」


驚き、戸惑いつつ少年に聞いてみた。


「ふぇ?し、知り合い?」


「………知らない。」


どうやら紅葉は知らないようだが、

その問いに対し、少年は声を荒げた。


「そいつは大狗紅葉だなァ!?」


「え、えぇ。」


「フ……フフフフ……ギャハハハハハハハ!!なんつーラッキーデイだ!神様よォ!目的のブツに出会えるとはァ!」


え?え?え?何?

どういう事!?


「戸惑ってるようだなァ!探してたんだよォ!その女をォ!」


「えっと………どういう事ですか………?」


「大狗紅葉は天使の中でも珍しいポテンシャルを持つ。テレパシーだ。人語を持たない魔物とも話せるって噂だぜェ!

んで、俺はそいつの能力がほしくてよォ!まァ、もっと別のところに利用するんだがァ!」


「えっと、つまりこいつをさらって、いいように使うってか?」


「どうでもいいだろォ!とりあえず、寄こせェ!!」


誰がやるかよ!

ぶっ飛ばす!こいつワケわからん。


と思う俺もわけわからんか。

でも、渡せねぇ。


「テメェ……それが人をさらう理由か?」


「理由なんざねェ!強くなるにはそいつが必要。それだけだァ!!」


あー。めんどくせぇ。

やるしかねぇみたいだな。


「力ずくでも奪うぜェ!!!オラァ!!」


そう言いながら、近くにあったパイプを超高速で蹴り飛ばしてきた。

間一髪のところで避けられた。

パイプは壁に当たり、粉々になって吹き飛んだ。


「うぉぉおお!?なんだなんだ!あぶねぇ!」


「まだまだァ!!今度はこうだァ!」


次は地面を殴り、地面の砕けた破片を飛ばしてきた。

避けようが………上かッ!

またまた間一髪のところで上に飛び上がり避けることができた。


「ほう………どうやら貴様………なかなかやれるみたいだなァ!」


「いまさら気づいたか!もう諦めろ!」


「無理だぜェ!ヒャハハハハハ!」


「仕方ないね。なら俺も……ハイドラ!」


直撃ッ!!

けどおかしいな。

傷一つ付いていない。

寧ろはじかれたような鈍い金属音………?


「少し驚いたが、効かねェ!」


何……だと……!?


少年二度目の登場。

ベクトルっぽいなぁww


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ