完結
以前、レビューを書いたことのある連載作品が完結した。
最終話まで読んで、改めて素敵な作品だなと思った。
趣味で書いている方なのかもしれないけれど、この作者の作品がいつか紙の本になり、書店に並ぶ日が来たら、私は迷わず購入して何度も読み返すに違いない。
そんな気持ちを伝えたくなったものの、見ず知らずの人からこんな感想が届いたらドン引きされてしまいそうなので、ここに記すだけに留めておこうと思う。
いつかまた、他の作品を読める日がくることを、楽しみに待ちたい。
どうしてここまでこの作品に惹かれるのか、自分でも不思議に思って少し考えてみた。
……しばらく考えたけれど、よく分からなかった。
ただ、もし私の好きな作家の方々に共通しているものがあるとするならば、それは人々や物事に対する温かな眼差しなのではないかな、と思っている。
変わり者やはぐれ者、ちょっと普通の人々とは違う感覚や価値観を持つ者。あるいは、異形の者達や忌み嫌われる者達。もしくは、誰にも顧みられないような存在。
そういう存在に対しても、分け隔てない慈しみが感じられる作品に、とても心惹かれる。……ような気がする。
作者の方々は、全然そんなことは考えずに書いているのかもしれないけれど、私は勝手にそう感じて、温かな心を分け与えてもらっているような気持ちになるのだ。




