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不思議詩集13  作者: 仲仁へび
4/5

第4話 くだらない



くだらない


くだらない


心底くだらない


底にあるくらい


くだらない


すてておけ


ひろうなよ


持とうとするなよ


 「そてに価値なんてない」


嵐が来る


特大だ


 ならば見捨てる


 一人になろう


 ぬれた雑誌が


 道に捨ててあると


「何とも言えない気持ちになる」


 くだらないものは


「すぐ朽ちる」


「笑ってやる!」


 こだましている


「笑い飛ばせ」


 意識が飛んでいく


 突風になった


 もう来るぞ


 嵐が ここに


 この世界のすべてが


 どうでもいいものに


 見えてくる


  無価値で



「ただ 捨てられる」



ごみのように


 ぐしゃぐしゃにされて



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