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恋愛シェアハウス【一時休載】  作者: 鏡水 風火
雪姫の人見知り改善計画
5/15

第五話 神域昼食

修正点

 第一話に登場人物紹介の(ルール)を表記

 第二話の登場人物紹介を一部追加

 第四話の登場人物紹介を一部表記改変

 炊飯器の音が聞こえ、お米が炊けたことを知らせます。


「羽依さん、お米が炊けたので皆さんの事を呼んできてください」

「了解!」


 そう言ってキッチンから出て人を呼びに行きます。

 全員が集まるまでに五分ほどかかりましたが、リアがご飯をよそい全てをダイニングに持っていくまでの時間と同じぐらいなので問題はありません。


「呼んできたよ~」

「ありがとうございます」


 基本的に食事中の席は男女でわかれますが、場所自体は毎回その場で適当に決めます。

 今回、リアは雪姫の隣で羽依はリアの隣に着いてその他も思い思いの場所に座ります。


「あれ?リアちゃん、その髪どうしたの?イメチェンかな?」


 烱至さんはいつもストレートロングの髪型であるリアがいきなりロングツインテールにしたことに対して疑問を浮かべ、質問します。


「羽依さんに結ばれました。…やっぱり変ですかね?」


 リアは普段発しない不安という感情が感じ取れるほど、あからさまに表情を変えていました。


「そんなことないよ。すっげー可愛い。だろ?」


 烱至はこの流れを保ったまま悠希に話を振ります。

 悠希は少し戸惑いますが、先ほどした会話の内容がフラッシュバックします。


「は、ハイ。にあってる、と思い、マス」


 片言ですが一応話せたことに悠希は安堵し、その反応を見てリアは察しました。


「ありがとうございます」


 理解したからこそなるばく威圧感を感じさせないように微笑みながら感謝を伝えます。

 ですが、悠希は目を伏せてしまいます。


「とりあえず、いただきます。しよっ!」


 約半数がお通夜みたいな雰囲気になってしまったとこっろを管理人である鴉里沙ありさがまとめます。

 その言葉を受け皆が手と言葉を合わせます。


「いただきます」


 そして、食べ始めます。


「これ、すっごくおいしい!このシェアハウスで一番おいしんじゃない!?」


 口に運ぶとすぐに最年少の花子(はなこ)が騒ぎます。

 ですが、誰も咎めることはせずにリア以外の全員が同意します。


「これはいいお嫁さんになりそうだねぇ~。

 …炊き込みご飯だけでここまでとは…」

「炊事要因が一人増える…!」

「くやしいけど、これは確実に私よりもうまい…!

 雪姫ちゃんの次にはリアちゃんかぁ~。三位になっちゃったよ~」


 世間一般的に料理が得意と言うレベルを遥かに超える烱至・雪姫・鴉里沙には炊き込みご飯という簡単料理だけで料理スキルが判別できるのです。


「すいません。手抜きの料理で…。次はしっかりと本気の料理を作るので…」

「これで手抜きなの?(だぁ?)」


 烱至・雪姫・鴉里沙の三人は同じ言葉を漏らしました。語尾に多少の違いがあっただけです。


「はい。すいません」


 それを怒られたと解釈したのか、リアは縮こまってしまいます。

 ですが、その言葉に三人は呆気にとられ、箸が進みません。

 羽依と瑠愛も一口一口かみしめています。

 普通に食べ続けているのはあまり理解していない花子と当人のリアだけです。

 その状態をどう思ったのかリアは三人に注意します。


「速く食べないと冷めてしまいますよ」

「あ、ああ。そうだね」


 烱至が反応したのを合図にして三人も食べ始めます。

 ですが、八人が無言で炊き込みご飯に時間をかけて食べるという非常にシュールな後継となってしまいました。


「御馳走様でした」


 リア以外の全員(七人)がそう言うとリアもお約束のようにあの言葉を言います。


「お粗末様でした」


 ですが全員の心境は統一されており、「全然、粗末じゃない…」でした。


「今度は、皆さんの料理を食べてみたいです」

「おう!任せときな!」


 烱至と鴉里沙が大きな声で言い、雪姫は少し言葉を変えて重ねて言いました。


「?三人以外の方は料理できないのですか?」

「そうなんだよねー」

「こいつは簡単なものならできないこともないんだけどな…」


 烱至は悠希を指しながら姫にかぶせて言います」


「他の子たちは全然できないんだよね…。というか食べ物とは呼べないものができあがるんだよ。食べた後、三日は寝込んだし…」


 鴉里沙は言っている内に表情がだんだん暗くなっていき、声も小さくなっていきます。


「そんなになんですか…?」

「そんなになんだよね。まさしくダークマター」


 それには烱至が応えます。

 まだ鴉里沙が復活していないがゆえに。

 それを聞いただけでリアはどのような物ができあがるのか察したのかひどい表情になってしまいます。

 …元の造形がいいためそこまで醜悪にはなりませんが。


「烱至さん!そこまで言わなくたっていいじゃないですか!」


 瑠愛は必死に抗議します。


「でも、本当の事だしね…。ここの料理できる人は教えるのに向いてないから全然出来るようにならないし…仕方ないよね!」


 ですが、もう一人の料理できない人である羽依は完全に諦めて開き直ってしまっています。


「羽依さん、そのままではお嫁には行けませんよ?」

「それでもいいも~ん。最終的にはリアちゃんにご飯作ってもらうし」


 その言葉にリアは心底不満だとでも言うような表情を浮かべます。


「え~。嫌ですよ」

「ぐはっ!」


 羽依は傷付いたことを表す擬音を言葉で綺麗に発音します。


「とりあえず解散しよっか?」


 昼食自体は終わり、ほとんど雑談と化してしまっている状態のため鴉里沙はお開き宣言をする。


「はい」


 それに皆が応じ、リビングに向かうものと自室に戻る者がわかれます。

登場人物

白雪(しらゆき) 鴉里沙(ありさ)

  性別…女

  髪型…安定しない

  年齢…不明

  身長…162

  体重…不明

  性格…明るく恋バナ好き

  備考…職業不詳

     お金持ち

     コスプレ好き

     その他は不明

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