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ゾンビの恋人  作者: 鳥原 麻生
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誉め言葉

 公演の翌日。

 優介と佳治は登校すると、すぐに体育館裏で漫才の練習をした。


 三十分もやっていると、沙織が顔を出した。

 優介と留奈を祝福する気持ちになったことで嫉妬や優介の執拗な幻影から解放さ

れ、今までに無い晴れやかな気分になっていた。そのせいで、もうタコとは言えな

いぐらいきれいな女の子に変わっていた。


「もう新ネタやってるの? すごいね」

 沙織が指を差してからかうと、優介は照れたようにうなじに手をやり、

「だって、佳治が台本を送ってくるから」


「お前が面白いから、ネタがどんどん湧いてくるんだ」

「いや、俺なんかどうって事ない」


「優君、知らないの? 昨日の漫才でインサイドのファンが激増したんだよ」

「えっ、そうなの」

「校庭にいっぱい集まってるよ。みんなの前でやってよ」

「マジか」


 優介と佳治が校庭に出ると、女子達が百人以上も集まっており、二人に向かって

一斉に拍手した。

「キャーッ、優介君!」

 相方に向けられる黄色い歓声にムカつきながらも、佳治はうれしそうに言った。

「こりゃいいや。路上ライブの予行演習だ」


「俺は本番のつもりで全力投球するぞ」

「優君のそういう真面目なところが好き」

「照れるじゃないか、タ……沙織ちゃん」


 ファンの女子達はサッカーボールを気にしながらも、熱心に聞いてくれた。その

中には留奈の姿もあった。

 控えめな留奈は笑い声も上品だが、沙織は相変わらず二人のしゃべりをかき消す

ような大声で笑う。ただし、以前のような励ましの言葉は掛けなかった。


 ゾンビとなった優介のしゃべりは、既にそれを必要としないほど完成されていた

からだ。

(なんてうまくなったんだろう)

 爆笑の中で漫才が終わると、沙織は校庭に響き渡るような声で優介を誉めた。

「いよっ、ゾンビ、サイコー!」

「笑える小説」を目指しているので、ノーベル文学賞を目指すといった野心は

持っておりません。

 記憶力に自信が無いので、連載にして書いていくと必ず前に書いた設定と矛

盾することを書くと自信を持っているため、全部書き終わり推敲を済ませた作

品しかお見せできません。

 それでもどこか変なところがある可能性があるかもしれないと思わないでも

ないのですが、その場合は申し訳ございませんでした(この文章が変だろう)。

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