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反射神経

 「何してるの?」


「ゲーム」


「何の?」


「レース」


「で、何してるの?」


俺はさっきゲームって言ったのにも関わらず、同じ事を聞いてくる姉がバカに思えた。


「だから、ゲーム」


「見たらわかる」


『じゃあ何で聞くんだよ!!』


俺はうんざりした顔になった。


「アネキは何が言いたいの!?」


「いや、何してるのかなぁ? って思って」


「バカか? アネキ。さっきゲームって言ったろ!!」


「バカとは何よ!! バカとは!!」


「だってバカじゃねぇか!! 同じ事ばかり聞きやがって!」








「だってアンタ、さっきから体が左右に動いて揺れてるじゃん」


「え?」


俺は姉の顔を見た。




「アンタ、ゲームでカーブを曲がる度に体動いてるよ」


「……」


「だから、何してるのかなぁって思ってさ」


と言うと部屋から出て行った。




『無意識の反射神経って……。なんか、俺がバカみたいだな……』




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