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怒号  作者: 木枯らし太郎
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優等生がキレる時

今回は短編集を作りたいと思います。出来るだけ不気味な世界観を出したいと思っています。

 とある事象だけを切り取って見てみると、何であの人がと皆が口を揃えて言う。TV画面、モザイク越しのクラスのいけ好かないアイツが「クラスの中でも成績も良くてスポーツも出来て、明るくて、活発で…」と此処ぞとばかりにあの子を利用して自分をappealする。言葉の端々にあの子は特殊な人間なのだ、自分のような普通な人間は決してあんな事はしないと権化に匂わすのだ。アイツはそう匂わす事で、学業もスポーツも更にはlooksさえも、普段は背伸びをしたって叶いっこないあの子を卑下する事が出来る。世界中の何処に行っても存在する子供特有の残酷な縦社会。だが、あいつは全くの出鱈目を述べた理由でもなかった。多少大袈裟な表現はあれど、あの子は実際に頭が良くてスポーツも出来た。だが、それはあいつの言ういわゆる優等生とは若干ニュアンスが異なる。何も特別ではないのだ。クラスの中で成績が優秀でも、スポーツが出来ても、looksが良くても、あの子は普通に笑うし、普通に怒るし、他人の悪口だって言う。欠点だってある普通の子。だからこそ、あの子がキレたあの瞬間、私の背筋は一瞬にして凍りついた。あの瞬間に私のあの子への印象は180度回転し、そして私の脳味噌の海馬に深く焼き付いたのだ。それはあの時から10年の月日が過ぎても薄れる事のないTraumaとなっている。私は、今現在もPTSDで神原メンタルクリニックへ通っている。











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