表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/75

桃食べに行こう





ま、爺さんの酒のことをぶつくさ言っても日が暮れちまうだけだからな……



「さぁ、今日は桃を拾ってきたんだ!!

切って食べるとするかの」


サッとちゃぶ台の上にちゃぶ台よりも一回り大きかった桃を置く!!



みりみりみりっっ!!!!!



ちゃぶ台の足と天板が悲鳴を上げている……………




「ば、婆さんや、この桃?は、一体!??」


「なぁに、さっきの、村の若い衆と川で洗濯をしておったらの、

どんぶらこ〜どんぶらこ〜 と、流れてきての

若い衆に後れを取ることなく 

全員を引っ剥がして奪ってきてやったわい!!!!かんら!かんら!!」



「な……、なに、若い衆はもとより、カッパどもとは、どう対峙してきおったのか!?」


「かんら、かんら!!

奴らも たいしたことなくてのぅ………

爺さんがいつも 持って行けと持たせてくれる弁当のおかげで楽勝だったぞい!!」


「おぉ…!!あのきゅうりが効果絶大だったとは!!

伝説は本当であったか!!」


「そうさの…………

 カッパのきゅうりへの飛びつき様は

伝説のクリ〇ピーチャムばりであったぞい!!」


「なに!!

かの、伝説のクリ〇ピーチャム!!

ううむ…………わしも、入手してあれやこれや活用してみたいものだ!!」


「じいさん、一体何に使うつもりなんだい!?」


「ふぉっふぉっふぉっ!!!

それは、ひ、み、つ、…。ってものだよ!!」


人差し指を立てて横に振り 更にウィンクされた……………


若い娘がやるのなら 可愛らしい仕草だが

じいさま………………!!


うん…………見なかったことに……………………………!!











くすん………

わし、かわいいじぃさん 目指しとるのじゃ


なんてったって 

ニックネーム モモジ じゃし!!

アイドル級のかわいさじゃいっ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ